『大吉原展』炎上とキャンセルカルチャー

 

投稿者:まいこさん

  

「キャンセルカルチャー」という言葉がタイトルに入った記事が、ニューズウィーク日本版に掲載されました。

 

ニューズウィーク日本版 『大吉原展』炎上とキャンセルカルチャー

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/04/post-104239.php

 

 

ヤフーニュース SNSで起きた『大吉原展』炎上、当事者の東京芸大美術館は本当に無自覚だったのか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/00987db74f5d86762b8f5747675841cace44f59f?page=1

 

 

吉原の遊郭を描いた江戸期浮世絵を中心に「吉原文化」を正面から題材としたわが国初の大規模展示会である(東京新聞・テレビ朝日と共催)。構想・準備期間は5年。

 

しかし前日の記者会見では、「吉原における売買春」に質問が集中した。

 

著名な脳科学者の茂木健一郎氏や漫画家の瀧波ユカリ氏の指摘を受けて、「遊女の性的搾取」という負の側面を芸大が軽視しているのではないかという批判がSNS上で湧き起こっていた。

 

黒川廣子館長が会見で「開催までこんなにハラハラした展示会はない」と吐露し、薄氷を踏む対応を余儀なくされた。展示作品に実質的な変更はなかったが、展示説明には負の側面への言及が慎重に加えられた。

 

美術館に向かう道中で目にしたポスターは、当初のショッキングピンクからグレー基調の地味な色彩に置き換えられ、寂しく雨に打たれていた。

 

中略

 

ポスターのピンク色は性産業と無関係

福田美蘭『大吉原展』(作家蔵)

美術展の学術顧問を務めた田中優子前法政大学総長も2021年に公刊した『遊廓と日本人』(講談社現代新書)で、遊郭の人権侵害を踏まえて「現代で吉原を論じることの問題」を詳細に検討している。

 

今回のPR会社は、20年に国立歴史民俗博物館で展示され高い評価を得た『性差(ジェンダー)の日本史』を手がけた会社だ。

 

つまり主催者の問題意識は実は明確で、吉原における人権侵害という負の側面は当然に踏まえるべき前提であり、むしろ吉原を江戸の視点で「そのままに捉え直す」こと、「遊女」に差別的な視線を向けない姿勢に十分な配慮が払われていた。

 

すなわち性的搾取があった事実を前提として、その先を見据えた企画だったのだ。

 

ポスターのピンク色は性産業とは関係なく、遊郭で演出された舞台装置としての「桜」を表象するものだった。

 

にもかかわらず「芸大が人権感覚の欠如した美術展を打ち出した」と決め付ける評価が伝播して「炎上」したのは、1つにはそうした前提の共有可能性が現代の日本社会で揺らいでいるからだろう。

 

SNS時代、特にコロナ禍以降の言説は誇張と刺激を追い求め、共通了解を支える土台は脆弱化している。

 

もう1つにはキャンセルカルチャーの台頭がある。「特定の人物・団体の言動を問題視し、集中的な批判を浴びせて表舞台から排除しようとする動き」を指すが、狭義には「現代の基準から不適切だと思われる功績を過去にさかのぼって否定する」風潮をいう。

 

これが過剰になると、過去の作品あるいは作品の展示自体に現在の価値観を投影して断罪することになりかねない。いわば後出しジャンケンで、美術史の積み重ねの中で定まるべき芸術作品の客観的評価が損なわれる可能性がある。

 

後略

 

***

 

「大吉原展」のHPを見たところ、ポスターはグレーの文字だけのものになっていました。

https://daiyoshiwara2024.jp/

 

 

「炎上」の理由の1つとされた「共通了解を支える土台は脆弱化」とは「日本人が日本人のことを知らなさ過ぎる」ということでもあり、

 

もう1つの理由の「キャンセルカルチャーの台頭」は、「美術史の積み重ね」から為る「文化」よりも「人権」の方が上というイデオロギーで、いずれも無知の無自覚になるように思います。

 

 

「日本人論」で克明に描かれたキャンセルカルチャーを米国の雑誌が取り上げたことと、「芸能の長い長い助走」を小林先生が身をもって伝えられたことの巡り合わせに感じ入りました。

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント) 

 

 

「文化」よりも「人権」が上位。

 

それがついに遊郭まで「なかったこと」にキャンセルされるわけですね。

 

イデオロギーに狂ってますね。

 

 

 

↓当初のポップなピンク色を基調とする公式サイト↓

 

↓批判された後の灰色の公式サイト↓


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コメント: 22
  • #22

    希蝶 (日曜日, 21 4月 2024 14:30)

    …お詫びです。
    さきに投稿した最後の一行は、下書きの消えのこりです。
    すみませんでした。

  • #21

    イシスケ (土曜日, 20 4月 2024 00:23)

    すみません。途中で送信ボタンを間違えて押してしまいました。

    但し書きをしないといけないのでは?と思いました。合戦ものを観て、人を殺したくなる人なんていないでしょうが…。
    キャンセルカルチャー、現在の価値観・正義感で過去を断罪する危うさを再認識しました。

  • #20

    イシスケ (土曜日, 20 4月 2024 00:15)

    先日、この大吉原展に行ってきました。
    展示の最初の方で「女性への人権侵害は決して許されるものではありません」
    「性的搾取を肯定するものではありません」
    といったような趣旨の文言がたくさんあり、そのような文言を入れないと開催できない美術館側の悲哀を感じると共に、単純に「アホらし!!」と思いました。
    吉原の展示会を観て、「よっしゃ!女は虐げていいんだ!」「遊郭を復活させたい!」なんて思う人がいるのでしょうか?いないでしょう。
    展示内容もとてもアカデミックで、まさに文化としての吉原を紹介している感じでした。
    このような常識的な内容でも但し書きをしないといけないのなら、戦国時代の合戦を紹介したり描く時には「戦争を美化するものではありません」とか「人殺しを肯定するものではありません」とかただしがきを

  • #19

    通りすがり (土曜日, 20 4月 2024 00:03)

    現代の風俗産業でも、ブログで文章力があったりして教養を感じられると指名が多く取れたり、AV女優が自己のホームページを開設し、料理等の特技や格調の高い趣味を紹介すると人気が上がるのは、この伝統を引き継いでいるのかな?
    無下に人権侵害の一刀両断でポイ捨てはないです。

  • #18

    ポコ太郎 (木曜日, 18 4月 2024 22:39)

    今回の論点とかなり違う視点の話です。
    元々大阪生まれで大阪育ちのボクが、三年前に名古屋に単身赴任(単身避妊?)したのですが
    独り暮らしの寂しさを紛らわすために、週末ぶらりと一人で名駅付近や金山等に飲みに行くんです。
    そこでたまたま隣のカップルとか若いグループに絡んで、おもろい話(ほとんど下ネタ)をしたら、
    大ウケで、ただ酒、ただ飲みが何回もありました。そこで感じたのは、今の若い人は飲んだ席での
    えげつない下ネタの免疫がないので、ボクの爽やか(?)な下ネタにでも多感に感じまくることかなと。
    いわゆる「不適切にもほどがある」の昭和のおっさんギャグの連打なのですが、今の若者には逆に
    メディアでも見たこと聞いたことがなく新鮮なのかなと感じた次第です。やっぱり免疫獲得!
    会社組織で同様のことをすれば間違いなくセクハラになる言行でも、飲み屋では上司や部下の関係
    では全くないので、今まで誰からもご指摘やご批判を受けず。
    しかし、一旦メディアにこの言動が乗ってしまえば、袋叩きになるのでしょうね。
    若者よ「書を捨てよ街にでよう」と寺山修司ばりに世界の中心の少し外れで叫びたくなりますね。
    エロいアホな話もして、少し落ち着いたらまじめな話もできるし、人生を語ることもできる世界が
    ここにあります。吉原の世界も同じで、エロい世界や悲しい女性の歴史はあれど、生きていく術を
    求めるサクセスストーリとも取れるし、文化の一つでもあるし、男と女の生物学的な考えも産まれる
    非常にすそ野の広い見地の可能性があるのに、中身のない「人権」の一言でぶった切るなんて、
    もったいないです。
    視野が狭いですよね。
    ただし、書は捨てても世界のゴー宣ファンサイトは捨てないようにね�

  • #17

    希蝶 (木曜日, 18 4月 2024 20:25)

    …思うのですが、あの色は「ピンク」なのか、「桃色」なのか、「櫻色」なのか、それともそれぞれ別々の色なのか…、そんな「つまらない」ことを考えてしまいました…。
    色の呼び名で変な意識誘導をする、色の効果をそのまま感じ取る能力を失わせている、という見方は…ちょっと視点がずれてしまっているのでしょうか?
    さらに言えば…ピンクとは「撫子」という意味でもあります…。

    話題をもどすと、主催者の展覧会開催の意図は納得のゆくものだと思います。杓子定規に「性風俗だからいかん」とかいう視点から…拔け出すことはできないのでしょうか。
    その時代のその環境の中で、自分を生かすとか輝かすとかいう話で歴史を見て欲しい、と。
    だったら、TBSのドラマの「仁」とかはどうなるんだ、と。

    「不適切にも程がある」のラストでやっていましたが、今の基準だって、遠い未来にはタブーにされる危険性もあるのでは、と思います。勿論、その逆の可能性も。
    事象をどう感じ取るのかはその人の自由ですが、一方的な意見や思想の押しつけはよくない。集団で意見の排除を行うのは無礼千万だ。そのことをこそ、学んで欲しい、と願います。
    いう以前に「実際にあった出来事・文化」という

  • #16

    田舎のおっちゃん (水曜日, 17 4月 2024 22:22)

    #13 タロー.Gさん

    ご指摘の件は私も最近感じていました。
    若者向けのエンタメが過去ばかりを舞台にするようになって来ていますね(または異世界に転生してしまうか)。
    架空にアレンジされた大正時代とか、昭和とか。
    私が子供〜少年期のフィクションは、何かと云うと「西暦20XX年、人類はどーたらこーたらで…」のナレーションも高らかに、未来ばかり描いていたもんです。
    どうやらもう、現代の若者たちにとって未来はあまりセクシーなものでは無くなってしまったように見えます。
    ひたすら環境と人権に気を遣い、時代が下るほどに我慢と禁止の「校則」ばかりが累積されていく、人権老人たちの冷え冷えとしたユートピアしか想像出来なくなってしまっているのではないでしょうか(たまたまそういった作品が重なっただけであって、たんなる気のせいなら良いのですが)。

  • #15

    パワーホール (水曜日, 17 4月 2024 21:30)

    吉原は来年の大河「べらぼう」ともゆかりのある場所です。今回の事件が影響しないか心配です。

  • #14

    和ナビィ (水曜日, 17 4月 2024 16:10)

    最初と変更後のポスターを見てうんざりのため息が出ます。ピンクとグレーという色は元々とても合う取り合わせです。ピンクがあってのグレー、グレーあってのピンク。
     気持ち悪く賢しら気のキャンセルカルチャーの風に吹かれたら、げっそり色あせたポスター。何の面白さも趣向も無くなってしまいます。ポスターの作者にもなんと失礼なことでしょう。
     「人権VS文化 ならわしは文化をとる」の深さ、過去への洞察と敬意の眼差しを想います。キャンセルカルチャー・コンプラにビクビクして文化を味わう豊かさまで正義面して色褪せさせてしまうのは横暴。最大の野暮。
     「野暮天」は一番嫌われたんですって。それは今でも同じこと。

  • #13

    タロー.G (水曜日, 17 4月 2024 11:44)

    最近昭和時代が若者に人気と言われてますが、令和のキャンカルやコンプラが吹き荒れているこの息苦しさから逃れたいと思っている人たちが大勢いるからじゃないかと思いますね。東京新聞の望月記者にしろ、茂木健一郎氏にしろ、自分達は散々昭和の文化を味わったくせに、次世代に灰色の寒しい文化?しか残さない連中には反吐が出ます。

  • #12

    枯れ尾花 (水曜日, 17 4月 2024 10:36)

    同じ時代、ヨーロッパ近世の頃の売春宿なんかが映画に出てくるが( 例えば「切り裂きジャック」)、とにかく暗いしジメジメしていて正に場末の街並で、そこで働く女性達は明日の希望など持てない可哀想な人として描かれていることが多いと記憶しています。方や、江戸時代の吉原などの遊郭のなんと華やかなことか。当然、そこには暗く過酷な運命を背負った女性達が沢山働かれていたことは分かっていますが、そのような環境においても芸術的な文化が花開くという当時の日本の文明の奥深さや裾野の広さ、寛容さを感じずにはいられません。
    花魁といった上級クラスの遊女が街中を大勢の者達を従えて闊歩する様は、正に優雅そのもの。そして、彼女達は年季奉公を終えれば晴れていいとこに嫁入りすることも稀ではなかったとのことで、当時日本を訪れていた欧米人達には理解不能だったそうですよ。

  • #11

    新米派 (水曜日, 17 4月 2024 03:23)

    表現者が、創作物において現代の価値観に抵触する内容を挿入する時、「当事の社会情勢に鑑みて云々」という脚注を予め併記しておくべきだと思います。その一方で文化事業者が過去の文化・事績を展覧会などで紹介するだけの場合、そうした脚注を併記する道徳的義務はないと考えます。
    文化事業者が自身の思想・信条を投影しているわけでないことが明らかなのに、ほとんど誰も読まない脚注を言い訳のためだけに示しておかなければならないとは思えません。
    だからと言って、読解力がない者又はキャンセルカルチャーに熱心な者による「お前は旧時代の価値観を肯定するのか」という難癖に応答する義務を免れるものではありません。そのため、そうした難癖を予防するために文化事業者が上記の如き下らない脚注を併記しておくことが効率的である場合もあるでしょう。

    吉原文化に対して多くの人間が寛容的なのは、まず売買春そのものは現代も事実上黙認されているから、及び当事者である遊女達にも文化の担い手といて主体性があったかのように認識されているから――すなわち全否定するべき史実だとは思われていないからでしょう。とは言え人身売買的な事例も珍しくなく、したがって遊女達に主体性があったという説も若干の疑わしさがある以上、特定のイデオロギー集団が「吉原文化の闇も直視せよ」と部分否定を迫るのは理解できなくもありません。
    一方で被差別部落や隠れキリシタンなど、現代的価値観ではほぼ全否定するほかないけれどもそうした制度や施策が図らずも独自の文化や社会意識を形成していた場合、現代に生きる我々はどのような態度で向き合うべきでしょうか。「差別や弾圧は現代では許されないことだけれども、そのことによって注目するべき文化的価値も生じた」などというあの凡庸な物言いをなぞらざるを得ないのではないでしょうか。

    冒頭に記述した自分の原則的な考え方を修正する必要は感じていませんが、取り扱う事柄や反論者の言い方によっては、単に「キャンセルカルチャーを志向する者とまともに議論する必要はない」と言って済ませられない場合もあるのでしょう。

  • #10

    千本通り (水曜日, 17 4月 2024 01:22)

    その時代の価値観を後の世の人がその時代の価値観で糾弾する。江戸時代は一度明治時代に否定されたが、また150年後に否定するのかね? どうせまた何年後かに再評価されるだろうが。

  • #9

    あるでぃー (水曜日, 17 4月 2024 00:52)

    「キャンセルカルチャー」という言葉が、ニューズウィークの記事で使われたというのはいい兆しですね。どんどん巷に普及していって「キャンセルカルチャー」に疑問を持つ人が増えていって欲しいです。
    当初、茂木健一郎は「大幅な企画の変更ないし中止は不可避」とか言ってキャンセル運動を仕掛けようとしていたようですが、展示作品に実質的な変更はなかったというのは少し救いなのかな。ピンクのポスターの方が全然いいけれども。
    しかし、茂木健一郎はジャニーズ問題の時も手のひら返しして、「ジャニーズに騙される人は芸術の教養が根本的にかけている」とか言ってましたよね。今回のケチのつけぶりを見ると、芸術の教養が欠けているのはどっちの方じゃっ?!と思います。「人権」を振りかざすことよって、今現在、己れが文化芸術を萎縮させている張本人だってことがわからんのかの〜(脳)。

  • #8

    リカオン (水曜日, 17 4月 2024 00:33)

    そういえば東京新聞共催なら、イソコさんはこれはOKなのかな。

  • #7

    リカオン (水曜日, 17 4月 2024 00:29)

    鬼滅の刃遊郭編もガヤがうるさかったが、放映された。そういう時代があって、今も似たような生業があるというのは日本人なら知っておいていいと思うが、子どもも視聴するアニメだから問題になったのか?

    また、吉原の芸妓さんは芸事を極め、音楽や踊り、和歌など文化の担い手だった。和歌のコンテストでも堂々と名前が出るくらいだったとの事。

    隠さなくともよいのでは。

  • #6

    ねこ派 (水曜日, 17 4月 2024 00:19)

    「大吉原展」これ、目を付けている展覧会です。
    美術鑑賞が好きで、開催期間中に、東京に行って、足を運びたいな、と思っている。
    しかるに、こんなことになっていたのですね。
    やむを得ず、ポスターのピンク色は性産業とは無関係、って弁明したように見受けられますが、別に、関係しているように思われたって、いいじゃないですか。
    大体、吉原は、今も、現役です。
    東京芸大のある上野から、さして遠くはない街中の地域が吉原で(町名としては消えましたが、今なお、吉原、と呼ばれている)、そこは、言わずと知れた日本最大の風俗街・ソープランド街です。
    日本最大の遊郭だったのを、引き継いでいる。
    「大吉原展」に対し、キャンセルカルチャー的な批判をした連中は、現在の吉原の真ん中で、同じようなことを言ってみてはどうか?
    冷笑されるだけだろうに。
    「芸大が人権感覚の欠如した美術展を打ち出した」との批判には、鼻で笑いたくなる。
    芸大に、人権感覚を持つように、などと求める気は、全く、起こらない。
    芸術家には、人権などさして気にすることなく、芸術活動に励み、素晴らしい作品を世に送り出し、人々に、多種多様な感動と喜びと幸せを与えてくれることを、期待します。

  • #5

    通りすがり (火曜日, 16 4月 2024 23:35)

    著名な脳科学者の茂木健一郎氏ではあるが、班ワクチンの人間をを十把一絡げに陰謀論者扱いをした単純脳の人物です。

  • #4

    あしたのジョージ (火曜日, 16 4月 2024 23:14)

    吉原炎上という映画が昔ありましたが、それとは関係ないのですね?•́⁠ ⁠ ⁠‿⁠ ⁠,⁠•̀

  • #3

    パワーホール (火曜日, 16 4月 2024 23:12)

    やり過ぎとしか言いようがない。このままでは江戸時代以前の文化や伝統まで否定されかねない。

  • #2

    田舎のおっちゃん (火曜日, 16 4月 2024 23:12)

    歌舞伎や落語にバンバン出て来る吉原の話はどうするんですかね。「本作には不適切な部分があります」とポスターの片隅に注意喚起するんですかね。
    最近あちこちで話題の日本刀展なんか、封建支配層の殺傷用具ですけどね。
    キモノでの「美しい所作」なんか、「女らしさ」「奥ゆかしさ」を強調させるものばかりですけど、もう我々はエイヤッと和服文化なんか棄てちゃうんですかね。

  • #1

    さとがえる (火曜日, 16 4月 2024 22:54)

    言葉狩りだけでなく色合いまでキャンセルするとは…
    ある種敏感過ぎて、びっくりします。
    そのうち漢字の凸も、使う場面によってはキャンセルするのでしょうか…