第109章「わしもプッツンした話」
話の中に登場する「絶対弱者ポカQ」
という短編漫画が強く印象に残った。
『結果平等でなく機会平等の社会でビリになる者』である絶対弱者は、
自分のアイデンティティーを回復させる最後の手段として「差別」を選択するという。
この作品から10年の時を経て、
ヘイトスピーチに代表される排外主義的なデモや、
ネトウヨが登場したことを見ても
小林よしのりの論理が正しかったことは明らか。
この章では朝日新聞記者が
「金儲けをするための差別する論」
を展開していたが、
それがいかに浅い論理であったかも分かった。
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