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FLASH10月22・29日特大合併号 説法三十四 「泣き面に反日」

泣き面に反日


 

タッチ&ゴー

FLASH10月22・29日特大合併号

『よしりん辻説法』説法三十四

 

泣き面に反日

 

カ : 今回は『よしりん辻説法』説法三十四「泣き面に反日」ですが、いかがでしたか?

 

た :「よしりん先生が小さくなって小声で意見を言うコマ」が面白かったです(笑)

 

カ : あれ、かわいかったですよねー。

 

た : 僕は電子書籍の「dマガジン」で読んでますから、小さくて小さくて、拡大しないと見えなかったです(笑)

 

カ : りか坊さんの顔が相対的に大きくて、その表情が面白かったです(笑)

 

た : それにしても「嫌い」という意見を言っただけで、「ヘイト」とレッテル貼りされたら、たまったもんじゃないですよね。

 

カ : しかもよしりんは「反日だから嫌い」と理由も添えて言っているわけです。

 

た : 「反日に対して批判」をしているだけですよね。

 

カ : ヘイトと言うけど、そこに「憎悪」なんてないですよ。

 

た : 今回の作品では「韓国のサブカルチャーが好きだ」って告白までしてますもんね(笑)

 

◆◆◆

 

た : 「よしりん先生、知英(ジヨン)が好きですよね」と言われて、ビクってなるコマがあるじゃないですか?

 

カ : これは「ネトウヨに攻撃されるからのビクっ」ではなくて「図星のビクっ」ですよね(笑)

 

た : こういうの描くのは、余裕があるということだと僕は感じました。

 

カ : 「余裕がある」とは、どういうことですか?

 

た : 嫌韓をヘイトだと批判する左派にしても、朝鮮人、朝鮮人と連呼する右派にしても「言葉や態度に余裕がない」といつも感じています。

 

カ : ほう。

 

た : それに比べて、よしりん先生は、こんな表情を入れてきたり、ちょっと笑かしにかかったり。

 

カ : なるほど。

 

た : 全力で「自分の意見が絶対に正しい!」と言ってくる人とは、違うと感じました。

 

カ : つまり、ユーモアを交えることができるほどの客観性に「余裕」を感じるのかもしれませんね。

 

◆◆◆

 

た : 小林よしのり先生は、最近、日韓関係の問題で、色々と発言されているじゃないです。

 

カ : そうですね。

 

た : SPAでも、ライジングでも、ブログでも、公開生放送でも。そして今回はFLASHに掲載されることを意識して、こういう表現をされたのだと思いました。

 

カ : 確かに「SPAに描くときは硬派に・FLASHに描くときはポップに」という描き分けはありますよね。

 

た : 媒体によって描き分けはしているけど、小林よしのり先生が伝えようとしていることは首尾一貫していると思うんです。

 

カ : その一貫しているモノとはなんですか?

 

た : 『韓国が国際条約を無視して、国際法を破壊する振る舞いは、放置してはいけない』と『世界から戦争をなくすには、国際法・国際条約を発展させるしかない』の点だと思います。

 

カ : なるほど!まったくその通りですね。

 

た : また「昔の国際法では韓国併合は合法だった」というのは歴史の事実についてもきちんと触れられています。

 

カ : 歴史的事実、過去の状況を正しく把握しておくことが大切ですよね。

 

た : 小林よしのり先生は色んな媒体で、色んな表現方法を駆使しながら、意見や主張を伝えようとされていて、僕らはこうやって、何度も何度も読んでいるからこそ理解できているというのはあると思うんです。

 

◆◆◆

 

カ : そういえば、最後のページの欄外に「これが、赤ちゃんでもわかる日韓関係の基礎だ!(byよしりん)」って描いてありましたね。

 

た : 「字が読める赤ちゃん」なら、きっと分かると思います(笑)

 

◆◆◆

 

カ : 私は今回の作品では『人間の人格には「私」の部分と、「公」の部分がある』について色々と考えさせられました。

 

た : 「民間交流さえしておけば大丈夫」という識者の意見がありますけど、それは人間の一表面に過ぎないですよね。

 

カ : 民間交流はおおいにやればいいと思います。しかし、それと「公」は全然違いますよね。

 

た : 僕らだって、韓国の文化である料理は好きだし、韓国の一個人に対して何の批判も無いです。

 

カ : 韓国は反日を「教育」でやっている。そして社会に出た時の言葉や態度もそう。【反日が公】なんだと思います。

 

た : どうやらそうみたいですね。

 

カ : 私は、以前、ゴー宣読者さん達と議論になったのですが、私は『「公」というのは幼き頃からの「教育」によって学ぶので、国によって公が異なる』と言ったら、反発まじりに反論されました。

 

た : そうなんですか。

 

カ :「自分は学校もそんなに行ってなかった。そんな自分には公がないのか?」という思いを抱かせたのかもしれない。

 

た : へぇーーー。

 

カ : もちろん「学校教育」だけが教育ではないですよ。私が言いたかったのは、「公」というのは、社会と接する時の言葉や態度を、親、先生、先輩、友人、上司、そして他人から感じながら形成していくことだと考えるわけです。

 

た : なるほど。

 

カ : だから「他人を思いやる気持ち」とか「民間交流」とかはヒューマニズムの領域であって、「公」とは違うと、私は考えています。

 

◆◆◆

 

た : だけど、韓国の一部の学者が反日を見直そうとして、その本がベストセラーになるなどしているんですよね?

 

カ : それはすごい勇気があることだと思いますけどね。

 

た : もしこの動きが、この先どんどん広がって行けば、日韓関係も変わると思います。

 

カ : 日本でたとえたら「20年前の戦争論」みたいなインパクトがあれば、確かに変わるでしょう。

 

◆◆◆

 

カ : もしも私が韓国の若者だったとしたら、国際情勢は相当真剣に考えると思うんです。

 

た : 韓国には徴兵制がありますもんね。

 

カ : そうです!「韓国にとって利益の無い反日」や「政権の支持率上昇を狙っただけの反日」には、私が韓国人の若者だったら猛反発すると思うんです。

 

た : なるほど。

 

カ : 「理にかなわない反日は国益を害する」と言って、国家権力に反逆すると思うんです。「俺たちの命をなんだと思っているのだー!」とデモを起こすかもしれない。

 

た : まさに「GSOMIAの破棄」は、反日が原因で、韓国の安全保障を傷つけましたよね。

 

カ : 私が疑問に感じたのは、井上達夫や三浦瑠璃は「徴兵制を導入した方が、国民は血のコストを払うので、戦争を抑制する」とか言ってましたが・・・

 

た : その考えは正しいとは思います。

 

カ : だったら、どうして、韓国国民はそうはならないのでしょうか?

 

た : それは『世界から戦争をなくすには、国際法・国際条約を発展させるしかない』というのを韓国民が理解していないからだと思います。

 

カ : 韓国の立場から、真剣に、リアルに考えたら「日本が侵略することは無い」じゃないですか。それより危険なのは、北朝鮮との関係で新しい冷戦の最前線に立たされることですよ。

 

た : うーーーん。そういう理性よりも、「恨の国民性」が勝ってしまうのかもしれないですね。

 

カ : 自分の命がかかっていても、その感情の方を優先するわけかー。

 

た : 韓国もリアルに北朝鮮と対峙するとなったらコロっと変わるとは思うんですけどね。

 

カ : 「反日でたわむれている場合ではない!」と韓国人が思う日が来るまで、待たないといけないのでしょうかね。

 

◆◆◆

 

カ : ところで、今回、私がピタっと止まってしまったのが、りか坊さんの《担当はみだし辻説法》です。

 

た : なにかありましたっけ?

 

カ : 「韓国の美容技術には興味が湧いてなりません。乳首の色まで思いどおりにできるという噂です。気になる・・・」

 

た : え?そんなん書いてましたか!あ、ホンマや、書いてる!!

 

カ : こういうのはザワザワってしますね、僕らは!

 

た : りか坊さんはどういう気持ちで、これを書いたのでしょうね?

 

カ : 「乳首の色」をどうしたいのか?まずはそこから議論が必要になります。

 

た : うーーーむ。

 

カ : それは「自分のため」なのか、あるいは「自分ではない誰かのため」なのか。休憩をはさんで第二部からは、そこの議論が必要になります!

 

た : カレーさん。カレーさん。これも「男女のメンタリティーの違い」で、僕らが思っているような理由ではないかもしれないと思われます!!

 

カ : また私、女性から「男性はそんな風に思うんですね・・・。それがショックでした・・・。」と言われちゃうやんか!(笑)

 

た : カレーさん、そんなこと言われたんですか(笑)

 

カ : そうよー。先週の「タッチ&ゴー宣」の感想を個人的に送ってくれた女性から言われちゃったんだから、大変ですよー(笑)

 

た : まぁまぁ。「表現の自由」と「抗議の自由」はセットで健全ということで、ここはひとつ(笑)

 

◆◆◆

 

た : そして今回の作品では『創作茶魔語』が使われてましたね!!

 

カ : これは本当に驚きました!光栄です!メチャクチャ嬉しかったです!!!!

 

た : えみりんさんとカレーせんべいさんの《イカんに思いましゅ!》と、こぴゃるさんの《写楽せーー》の2つも掲載されましたね!

 

カ : まさか「創作茶魔語」を、「よしりん辻説法」で使ってくださるなんて、夢にも思いませんでした!

 

た : これからは「よしりん辻説法でも使ってもらえるかもしれない」と思って、創作茶魔語の応募が殺到するかもしれませんね。

 

カ : それは夢のようです!今でも「言葉だけの茶魔語」を投稿してくれる人や、それにイラストを描いてくれる人の応募が次々に届いてます。

 

た : 創作茶魔語、盛り上がってきましたね!僕も考えて、投稿しますね。

 

カ : はい、是非お願いします!「カワウソーニ」を超えるギャグを読者から発案してみたいですね。

 

◆◆◆

 

カ : 実は今回、私は「よしりん企画は大人げないなぁー」と思ったことが1つあります。

 

た : もしかして「マイク」のことじゃないですか?(笑)

 

カ : 大正解!よく分かりましたね!

 

た : やっぱり(笑)

 

カ : 《イカんに思いましゅ》のマイクは「リアル過ぎて逆に不自然」だと思いました(笑)

 

た : 9月8日「オドレら正気か?公開生放送in大阪」で、小林よしのり先生は、えみりんさんが描いたイラストを指しながら「このマイクがリアルですごいね。この絵はよしりん企画でも通用するよ」と褒めてくださってましたよね。

 

カ : たぶん、それを見ていたよしりん企画のスタッフさんが「シロートとプロの違いを見せてやる!!」と思いながら描いたのが今回のマイクだと、私は瞬時に推察しました(笑)

 

た : もしそれが本当なら、大人げないじゃないっすか(笑)

 

カ : しかもよく見ると「最新型・ワイヤレスマイク」を描いているわけです!ますます大人げない!!

 

た : カレーさん。こんなこと言ってて大丈夫なんですか?

 

カ : 大丈夫です!・・・ここの部分は不掲載にしますから(笑)



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