· 

「小林よしのりの言葉」を語る~令和2年度ライジング流行語大賞①~

カレー氏の部屋

 

カレー氏の部屋

 

カレーせんべいが

ゴー宣読者をゲストに招き

小林よしのりの魅力を語り合う

対談企画

 

第2回

ゲスト:えみりん

 

「小林よしのりの言葉」を語る

~令和2年度ライジング流行語大賞①~

 収録日:2020年12月26日

 

-小林よしのりの人格と感性-

 

 

 

カレーせんべい:小林よしのりライジング年末恒例行事「ライジング版流行語大賞」について語り合いましょう。

 

 

えみりん:「ライジング版流行語大賞」という企画は、カレーせんべいさんが考案されたんですか?

 

 

一応そうなりますが、もう8年前のことです。「ゴー宣読者が印象に残った言葉を小林よしのり先生にお届けしたい」という気持ちと「ライジングコメント欄を常連さんだけでなく新規の人にも、ゴー宣読者ならば誰でも平等に気兼ねなく参加して頂きたい」という気持ちで企画しました。

 

 

え:8年も続いている企画ってすごいですね。

 

 

お忙しい中、投票してくださるゴー宣読者さんのあたたかさと、ノリの良さのおかげです。

 

 

え:令和2年の流行語大賞は【ケツドウ一直線】でしたね。

 

 

この結果を見ると、令和2年は「もくれんさんの1年」と言っても過言じゃないですね。

 

 

え:新型コロナに関する報道の欺瞞を、ケツドウをあげて暴いていましたからね(笑)

 

 

そんな令和2年の流行語大賞ですが、えみりんさんが投稿された流行語は、上位20位にも入らなかった言葉ばかりだったんですよね?

 

 

え:実はそうなんです。私の「心に刺さった言葉」は、人とは違うのかもしれませんね。

 

 

誰でも「自分には強く響いた言葉」があると思うんです。なぜなら、歩んできた人生がそれぞれ異なるわけですから。だから今日は、えみりんさんにとって印象に残った言葉とその理由について詳しくお話を伺うことで、ゴー宣や小林よしのりの魅力を明らかにしたいと思っています!

 

 

え:はい、分かりました。よろしくお願いします。

 

◆◆◆

 

えみりんさんが選んだ流行語の内、私が選んだ流行語と共通しているのが2つありました。

 

 

え:ふむふむ、それはなんでしょう?

 

 

まず一つ目が【子供や若者に申し訳ない  (7/17 よしりんブログ)】です。えみりんさんがこの言葉を選んだ理由は何ですか?

 

 

え:「これぞ、小林よしのり先生が戦っている理由を表している言葉だな」と思ったからです。

 

 

なるほど~~。

 

 

え:もちろん小林先生は「公のために戦っている」という言い方もできるのでしょうけど、その公というのも「子供や若者のため」という意味だと思うんです。

 

 

わーー。それは私も同感です。

 

 

え:これからの人たち、未来の人たちに向かって行動することが公だと私は思うんです。

 

 

よく分かります。

 

 

え:『脱正義論』でも書かれていた薬害エイズ事件の運動に、小林先生が参加されたのも、「子供や若者に申し訳ない」という気持ちからだと思うんです。

 

 

そうですよね。子供達に「支える会の代表」をお願いされたこともありますが、エイズ入りの血液製剤で子供や若者がバタバタと倒れていったのを、見て見ぬふりができなかったわけですね。

 

 

え:コロナ禍で小林先生が言った【子供や若者に申し訳ない 】は、すごく重たい言葉だと感じました。

 

 

小林よしのり先生の人格を表した言葉かもしれませんね。

 

 

え:そもそも今の大人の中で、子供や若者のために行動している人って、どれくらい居てるのでしょうか?

 

 

改めてそう問われると・・・、ほとんど居ないのかもしれないです。

 

 

え:もちろん、今の厳しい世の中では、大人も自分のことで精一杯という事もあるだろうけど、自分の利益のためが第一になっている人が多いんじゃないかなって思います。

 

 

経団連のトップが「終身雇用はもうできない」などと言うじゃないですか? それって要するに会社の利益、自分たちの利益のことしか考えてなくて、これから就職する若者のことを考えていないんですよ!

 

 

え:今のこの瞬間のことしか考えていない。

 

 

雇用環境を不安定にするということは、これからの若者が結婚したり、子供産んで子育てしたりする、その基盤を与えないということですよ!!

 

 

え:今の大人が人生を乗り越えられたとしても、次の若者が一体どうなるのかって考えられないのでしょうか?

 

 

だから、あとに続く人のことを考えられない時点で強者じゃないわけです。こういうインチキ強者には虫唾が走ります。

 

 

え:常に子供や若者のことを考えている小林先生は、本当の強者ですね。

 

 

「公」というものの源泉は、子供だと思うんです。だから「公=子供」と断言してもいいと思っています。その子供っていうのは、これから生まれてくるまだ見ぬ子供っていう意味でもある。

 

 

え:子孫ですね。

 

 

そう。だから私も【子供や若者に申し訳ない 】を流行語に選んだ理由は、「小林よしのりらしい言葉だから」ということなんです。

 

 

え:私も同じ思いです。「すごい優しい言葉やな」って思いました。

 

 

なるほど、「優しい」ですか。

 

 

え:すごく思いやりのある言葉だと思いました。

 

◆◆◆

 

そんな「優しい」と評されたよしりんですが、次にえみりんさんと私が選んだ流行語は【人類はそろそろ滅ぼしてもいいかなと思っていたが、池江が頑張るなら、もう少し人類に猶予をくれてやろう。  (10/3 よしりんブログ)】ですよ(爆笑)

 

 

え:あははははは。

 

 

これは今、僕らが語り合ったよしりん像を全て否定する言葉ですよ!!(笑)

 

 

え:この言葉をブログで読んだ時、めっちゃ笑った!

 

 

めっちゃ面白かった!

 

 

え:よしりんも人間やのに「人類」って言ってる。

 

 

もはや「悪魔目線」か「恐怖の大王目線」ですよね(笑)

 

 

え:「人以外の生物の発言」ですね。

 

 

そうよ、そうよ。さっきえみりんさんが言った「優しさ」とは程遠いし、もはや公もへったくれもない!(笑)

 

 

え:人類をそろそろ滅ぼすつもりだったんですね(笑)

 

 

まぁ、まぁ、今言ったことはもちろん冗談です。本当は、この言葉もすごく「優しい」ですよね。

 

 

え:うん。うん。

 

 

それは池江さんに対する最大限の賛辞であり、敬意なんですよね。

 

 

え:池江さんに対する思いやりですよね。

 

 

そうですね。

 

 

え:池江さんが大変な状況でも頑張っている姿に、小林先生も励みになっていると思うんです。

 

 

そうかもしれませんね。

 

 

え:池江さんから元気や、やる気をもらっていると思うんです。

 

 

戦う気持ちもね。

 

 

え:池江さんも20歳の若者ですけど、小林先生は若者からも刺激を受ける人なんやなって思いました。

 

 

確かにそうですね。

 

 

え:普通、年を取ると、同世代から刺激を受けることはあっても若者から刺激を受けることは少ない気がします。

 

 

確かに、一般的にはそうかもしれません。

 

 

え:小林先生は、孫でもおかしくない年齢の人からも刺激や影響を受けることができるのが、すごいと思います。

 

 

それも、あれだけ社会的な地位とキャリアを積み上げた人なのにね。

 

 

え:それだけ小林よしのり先生には「柔軟性がある」ということだと思います。

 

 

なるほど。

 

 

え:私がこの言葉を選んだのは、笑った、面白かったということもあるけど、そういう小林よしのり先生の感性が魅力的だと感じたからです。

 

 

小林よしのりは、あれだけ芯がある人なのに、誰からも影響を受けることができる。そこがスゴイ!

 

 

え:もう70歳やのにすごいことよね!

 

 

いや違いますよ。 67歳です。

 

 

え:もうええやんか70で!

 

 

あはははは、ダメです、ダメです(笑)

 

 

続きは後日配信

 



コメント: 1
  • #1

    チャチャ (水曜日, 03 2月 2021 19:40)

    『こどもと若者のために』先生が意識して描いてるのはすごく伝わってきてます!!
    でもそれだけで終わらない人間臭さ兼ね備えてるところがオモロイんですよねえo(^o^)o