ゴー宣読者のニッチ日常
ゴー宣読者のニッチな日常を紹介するコーナー
第3弾
デスノート
投稿者:カレーせんべい
撮影日:2021年1月23日
私は、スキマ時間があれば、喫茶店で本を読みます。
数年に一度読み返すのが『デスノート』という作品です。
”このノートに名前を書かれた者は死ぬ”という死神のノートを巡り、犯罪者が存在しない理想の世界を作ろうとする主人公・夜神月(ライト)と、世界一の名探偵L(エル)の頭脳戦を描いた作品。
「そもそも、悪人を殺すことは罪なのか?」
私が学生時代に読んで感銘を受けたドストエフスキーの『罪と罰』を彷彿とさせる名作です。
デスノートをまだ読んだことが無い人は、是非とも読んでみてください。
全12巻ですが、読み応えがあります。
・・・
スターバックスでは、カフェラテとブルーベリーロールを注文しました。
私はスターバックスの珈琲はちょっと苦く感じるのですが、カフェラテならOKです。
カレーせんべい (土曜日, 20 2月 2021 01:23)
>>3 和ナビィさん
なんと!なんと!!
【デスノート】は私の大好きな作品なので、読んで頂けたことがすごく嬉しいです♪♪
作品は高度なサスペンスなので、エンターテイメントとして純粋に楽しめるのですが、読み終えた後には、
『キラ(夜神月)は悪なのか、善なのか?』という問い掛けが残ります。
私は夜神月がキラになった動機は正義感からであると疑ってはおりません。私利私欲でデスノートを使ったとも思いません。
しかし最終巻で見せた彼の醜態、そしてデスノートを拾う前との「顔つきの違い」に衝撃を受けました。
この結末を見ると『神が善悪を独裁し、天から”悪”を排除する世界はディストピアである』と思いました。
ところが作品の最終は、キラによって救われた善なる者が、キラに祈りを捧げるという「美しい絵」で締めくくられます。
これを見ると『弱者のために死神の力を使うことが悪ならば、いっそ悪にでもなってやろうじゃないか!』という気持ちが湧いてきます。
このような矛盾した葛藤は【銀河英雄伝説】という作品の「ラインハルト」と「ヤンウェンリー」という2人の生き様にも感じました。
ラインハルトは独裁による善政を敷き、私利私欲の無い政治を行うも、内面の激情が溢れやすく、主に人事面での失政がたびたびあり、不要な犠牲者を出しました。
ヤンウェンリーは民主主義を信奉し、共和制の国家体制の枠組みの中で理想を追い求めましたが、「衆愚」によって自身の才能を利用され、最終的には立場すら奪われることになります。
どちらの生き方が「善」なのか結論は出ませんが、私はヤンウェンリーに強く感情移入をしました。
【デスノート】や【銀河英雄伝説】のように、
漫画やアニメも名作の域に達すると、思想的に学ぶところが多いです。
小林よしのり先生の【卑怯者の島】もそうですが、数年ごとに見てみたくなる作品です♪♪
和ナビィ (火曜日, 16 2月 2021 17:14)
>私がものすごく好きなセリフは、
『もし神がいて、神の教示(ことば)があったとしても、私は一考し、それが正しいか正しくないかは、自分で決めます』
これこそ、「思想をすることの大切さ」を表した言葉だと思います。
「受け売り」「あやかり」を拒否する姿勢ですね。そして「自らに由る・自分に由来する≪自由≫」を手放さないで考え続ける、その結果変わることを恐れず果敢に進む、と。
このセリフがストーリーのどういう状況で出てくるのか是非知りたくなりました。ずっしり箱のような黒い本・・・うわぁぁ;;出てきたのはラストじゃーないですか~~。
しかし・・・凄いマンガですね、参ったー。息子夫婦は知っていて映画でも観たそうです。
カレーせんべい (土曜日, 06 2月 2021 17:41)
⋙1 和ナビィさん
気づきませんでした!!
ブルーベリーロールが絶妙に「死神」に見えますね(笑)
今、ちょうどデスノートを全て読み終えました。
私がものすごく好きなセリフは、
『もし神がいて、神の教示(ことば)があったとしても、私は一考し、それが正しいか正しくないかは、自分で決めます』
これこそ、「思想をすることの大切さ」を表した言葉だと思います。
それに対してデスノートを使って世の中を変えようとした主人公は、
『言っても分からぬ馬鹿ばかり』
と返します。
これこそ、真の傲慢というものです。
「結論」だけを押し付ける世界こそがデストピアだと思いました。
和ナビィ (木曜日, 04 2月 2021 10:41)
「デスノート」の色合いとブルーベリーロールが似ていて、パンが怖~い顔に見えませんか?;
半開きの口、つり上がった目がじーっと貴方を見つめている・・・「オレを食うのか?」って
これがもしカレーパンだったら((^ρ^))♪なトレイ