つながりあういのち 生き物博士 千石センセイ最後のメッセージ
発売日:2012年4月10日
著者:千石 正一
※(はじめにより)
俺は、自分がガンで死ぬのはどうってことないと思っている。
それは個体としての死なのだから、「しょうがねぇなぁ」と言う気がしているんだ。
でも、他の生き物が絶滅してしまったり、人間のエゴで環境が破壊されたり、地球そのものが死んでしまうような事態には、がまんがならないんだ。
もっとみんな「いのちについて」考えるべきなんだ。
この本では、俺がこれまで生き物のいのちについて考えてきたこと、自分の死を見つめて新たに考え始めたことについて話してみた。
この本が、ひとりでも多くの人に、いのちについて、地球について考えるべきなんだきっかけになれば、俺は本当にうれしいんだ。
【ハックスレーさんの推薦文】
あえて言えば小林よしのりよりも、私に影響を与えたのが、千石正一氏だと言っておきます。
千石氏の影響を受けて、同氏が講師をしていた東京の某専門学校に入学しました。
初めて対面したのは、2012年に千葉県松戸市で行われた葬儀の時でした。
会う予定を立てていた最中の出来事で、亡くなったニュースが流れると、気持ちが激しく動転したのを覚えています。
葬儀の際、千石氏と生前に親交のあった某女性と知り合い、その方から頂いたものは、私の宝物となってます。
これがきっかけで、千石氏が立ち上げた爬虫両生類情報交換会に入会、日本爬虫両生類学会に入会、今の私のコミュニティの一つになってます。
2012年は思うところがたくさんあり、千石氏が記事を寄稿していた某鑑賞魚雑誌に、私のコメントが数度採用されたこともありました。
その某雑誌、創刊号は1979年なんですが、千石氏は創刊号から記事を寄稿していたので、創刊号から最後の記事に至るまで、全てをコピー&スクラップして読破、内容の殆どが頭にインプットされてます、笑。
本に関しては「読んでください」としか言えぬ程、生き物に対する知識と愛情がぎっしり詰まっています。
ゴー宣ファンのオススメの本を教えてください。
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