投稿者:槇野 宏さん
訪問看護ステーションに勤務する理学療法士(リハビリテーションの専門職)です。
職場では看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が勤務しています。
現在はワクチン接種は任意であり、従業員の接種状況は一部の管理職のみが管理し、従業員間では共有されておりません。
しかし一部の老人ホーム等では出入りする訪問看護職にワクチン接種を条件とし、接種済みの人間以外は訪問できないようにルール化されてきています。
今後ワクチン接種が踏み絵のように運用されていく風潮が加速すると、医療介護領域の職員にとっては実質強制と同じような意味になりますし、仕事が出来なくなるならとワクチン接種を受け入れる人数も増えていくと危惧しています。
医療介護職は安心を提供することも業務の1つだと思いますが「ワクチン接種済みなので安心して下さいね」と伝える事が大事なのか、それとも「コロナはインフルエンザ並みですので正しく怖れましょうね」と伝える事が正しいのか、難しい場面も多々あります。
圧倒的にテレビの力に強く影響を受けやすい世代の方が多いので、本当に何とかしたい気持ちでいっぱいです。
(管理人カレーせんべいのコメント)
訪問看護ステーションの現場の実情と葛藤を教えてくださり、どうもありがとうございます!
出入りする訪問看護職にワクチン接種を条件とするルール化が進んでしまうと「仕事のためにワクチンを接種しなければならない」となるので、実質強制と同じですね。
「仕事のためにワクチン接種」は私のようなサラリーマンも危惧するところです。
あるゆる分野において、ワクチン接種をルール化する動きがあれば、警戒心を持たなければならないですね。
>医療介護職は安心を提供することも業務の1つだと思いますが「ワクチン接種済みなので安心して下さいね」と伝える事が大事なのか、それとも「コロナはインフルエンザ並みですので正しく怖れましょうね」と伝える事が正しいのか、難しい場面も多々あります。
それは本当に悩ましいことだとお察し申し上げます。
実は私の知り合いに障害者をサポートする仕事をしている人がいるのですが、「利用者さんに安心してもらうために」という動機で明日ワクチンを接種します。
私は説得を試みたのですが、「自分のためではなく、誰かのためにワクチンを接種する」と決意する人もいて、考えを変えることはかないませんでした。力及ばす・・・。