韓流ドラマの「執着心」～欲を持って欲を制す～

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説法54 韓流ドラマの「執着心」～欲を持って欲を制す～

タッチ＆ゴー宣

《収録参加》

皿：皿うどん

え：えみりん

カ：カレーせんべい

《収録日》

2021年8月4日

《司会・編集》

皿うどん

ＦＬＡＳＨ7月28日・8月4日合併号

よしりん辻説法説法５６

「痴話げんか」のススメ

～夫婦万事塞翁がシマウマ～

（前半戦）

カ：「痴話げんかは恋愛の最高のスパイスだ」という説法は、目から鱗でした！

え：普通「痴話げんか」って、悪いイメージがありますよね。

カ：それこそカップルが別れるキッカケになったり、あるいは客観性も論理性も無い「精神の乱れ」みたいなものでね(笑)　人生にとって何らプラスになるものではないという思い込みがあったので、今回の漫画で「痴話げんかが収束すると愛が深まる」という言葉には考えさせられました。

え：よしりん先生の経験談なんでしょうね。

皿：最後まで読んでいくと、お互いが内にため込んでしまって、爆発するようになるまで言わないままでいるのが良くない、という描き方でした。つまり、軽い痴話げんかみたいなものは適度にあった方がいいということでしょうね。

え：なるほど、そういうことですか。

カ：最後のページの欄外に編集者のコメントで「スパイスはかけすぎ注意！」と書いてありましたが、ここまで含めて面白いです(笑)　確かに、言いたいことを言えずにため込むのは良くないですね。「定期的に風邪をひいておいた方がいざという時に対応できる体になる」という理屈と一緒です。

皿：最後の「逆に意味無し芳一」のところで描いてますよね。

カ：ただ、痴話げんかに巻き込まれた場合は最悪でしたよ！！

皿：カレーさんは、巻き込まれたんですか？（笑）

カ：はい。台風に巻き込まれた感覚でした。なぜなら「理屈じゃない」し、「勝手にストーリーを作る」しで、仲裁に入るほうは本当にどうにもならんのです。りか坊さんのケースみたいに「おはぎを食っただの、食わないだの」で喧嘩している分には、当事者である男女二人の話だから害はないですけどね。

え：些細なことも大喧嘩の原因になることがあります。

漫画の中で小林よしのり先生は「愛が深まる」と描いてあるけど、りか坊さんの「おはぎ」の話は、先生が途中から「彼氏が実は大福を買ってたよ」みたいな感じに話を創作していましたが、確かにそれだったら愛は深まるかもしれない。

だけど、りか坊さんのリアルな話では、その後もっと彼の嫌な言動があって、おはぎの件とセットになって結局別れてしまったわけです。

つまり、痴話げんかにも、愛が深まる場合と深まらない場合があるのかなって思いました。

カ：なるほど、それはその通りだと思います。

◆◆◆

え：よしりんが奥さんに風邪をうつして、奥さんがご飯を作ることができないからって、ホテルに行ったというエピソードを読んで「よしりん、ひどいなあ」と思いました（笑）

皿：無茶苦茶ですよね（笑）

カ：よしりんはヒトデナシでしょう（笑）このご飯食べながら咳き込んでいるコマがおもろい！　味噌汁をこぼしかけてまで咳き込むんだから、これは嫌がらせ以外の何物でもない！「DV」やなと思った（笑）　だからアレですよ、もし将来、よしりんがオリンピックの開会式演出の依頼が来ても、この漫画のせいで降ろされると思うね（笑）

一同：あはははは（笑）

カ：しかも宿泊先のホテルに愛人を呼んで、その女の人に風邪うつしとるんやもんな～。

皿：「他のコロナ男とやったんじゃないか？」って・・・

カ：いやいやいやいや自分だって「コロナ男」やったやんけ！！

一同：（笑）

皿：こりゃもう、この話を聞いてたら、りか坊さんの顔みたいに、みんななりますよ（笑）

え：りか坊さんの顔、引き攣りがすごいですね（笑）

カ：いや～、面白かった！私もよしりんみたいにここまでやりたい放題やっても「痴話げんか」にできるような男になりたいと思うけど、普通は喧嘩になるのが怖くてできないですよね。

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