投稿者:匿名さん
先日、気管支喘息治療に用いられる吸入ステロイド薬ブデソニドの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する新たなエビデンスが示されました。
英・University of OxfordのLy-Mee Yu氏らは多施設非盲検ランダム化比較試験PRINCIPLEで、COVID-19患者を対象に標準治療へのブデソニド上乗せの有効性を検討。
標準治療群と比べブデソニド群では罹病期間が約3日短縮したと、Lancet(2021年8月10日オンライン版)に報告。
シクレソニドの有効性は、日本国内での検討で示されませんでしたが、吸入ステロイドはやはり効果があるかもしれません。
また、風邪コロナウイルス(HCOV-229E)においてですが(病原性が新型コロナとは異なりますが)、東北大学が2020年3月27日にブデソニド/ホルモテロール/グリコピロニウムという気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患で用いられる吸入薬の成分が、ウイルスの増殖・放出を減少させ、炎症誘導物質の放出を抑制する効果があると報告しています。
不確かなワクチンではなく、治療薬としてこれらを検討、使用した方が有益性が高いと考えますが、いかがでしょうか。
※上記に係る関連記事
https://medical.jiji.com/news/46274
(管理人カレーせんべいのコメント)
1年以上前に、小林よしのり先生のブログで「喘息の吸入タイプの薬をコロナウィルス感染患者に投与すると、陽性が陰性に転じて治るという。ほんとかしら?」とおっしゃっていましたね。
ブログ「喘息患者こそが安全な人」
https://www.gosen-dojo.com/blog/25671/
正直、今の時点でどう判断して良いものか、私は分かりません。
ただ、「不確かなワクチンではなく、治療薬としてこれらを検討、使用した方が有益性が高い」とおっしゃられたのは、まさにその通りだと思いました!!
将来「コロナの治療薬」として有効な薬が現れたら、今のコロナ狂騒という社会的病理まで鎮める効果があるのではないかと期待を持ちました。