ゴー宣ファンのゴー戦歴 ④

  

しおちゃん (日曜日, 28 11月 2021 21:39)

 

ゴー宣との邂逅は、高一の倫理の授業で先生が部落問題の章(旧1巻)をコピーして配布した時です。

 

貧ぼっちゃま風の絵もあったので、すぐにおぼっちゃまくんの作者と分かりました。

社会問題を作者独自の目線で切り込むスタイルに興味を持ち、すぐに単行本を手に入れたいと思いました。

 

数日後、新聞を読んでいると8巻発売の広告が載っているのを発見し、すぐに本屋に買いに行きました。

ちょうどオウムの暗殺計画が発覚して話題性があると共に、独自の切り口にとても興奮し何より面白い!と、以後単行本を事あるごとに購入しました。

 

 

連載ではSPAを離れたあたりだったと思います。

当時の自分の情報力ではどの雑誌で連載が読めるのかわからなかったのですが、ある日教室でSAPIOの新ゴー宣(7か8章くらいだったかなぁ)を読んでいる奴がいて、速攻雑誌名をチェックし本屋に向かい、それ以降何十年間の雑誌発売日の立ち読み生活が始まりました。

 

もちろん単行本、スペシャル本、わしズム等は全て初版で手に入れました。

 

2003年、社会人になっても立ち読み生活はしていましたが、イラク戦争の論争あたりでちょっと難解になり、単行本を購入するものの100%理解出来ていたか疑問に思います(汗)。

 

しかし震災以降あたりから、よしりんが世の中をどのように考えているのか気になり、共感し再び熱心に読み始め、AKB関連でのメディア出演や文春との戦いあたりからは、ブログも頻繁にチェックし始め、ゴー宣物語を楽しみながら今に至ります。

 

ただ、自分のファン歴での懺悔があり、2008年に引っ越しする際に、保管場所の問題などもあり、これまでの単行本等を全て処理してしまった事です。(申し訳ないです、今となってはマジ後悔)

以後の単行本の保管場所は職場のロッカー等で頑張っています。

 

結婚して子供が出来ると、いつの日か子供達がゴー宣に触れて、そこで何か本人なりに影響を受けてほしいと思い、コロナ論シリーズと戦争論1を再購入し、狭いスペースですが自宅の本棚に置き、ちょっとずつよしりん本を増やしていく計画を企んでいます。

 

 

ゴー宣の魅力の一つとして、かつての論敵や意外な方との「共闘」「対談」があると思います。

コロナ禍で、失望した著名人も数多く批判もあると思いますが、学生の頃からの個人的な夢である北野武.松本人志.太田光あたりとのプロ論やお笑い論の対談を是非見てみたい!

 

関わる人物の接点が非常に多く類似している、水道橋博士と対談も見たいし、博士の書く小林よしのり像も読みたい!

 

かつての盟友格闘技界のカリスマ前田日明とのコラボも見たい!

 

以上はよしりん十番勝負で一つでも実現したら幸いですね。

 

 

あと2つだけ書かせて下さい。

かつて薬害エイズ問題でよしりんと共闘していた全ての方々(かつて漫画に描かれていたあの人達)、このコロナ禍で一体何してるの?って気になりませんか?

 

皆さんの影響を受けた、印象に残っている、1番好きな歴代の「ゴーマンかましてよかですか?」の絵やコメントって気になりますね。

 

長文.駄文で申し訳ないですが、折角の機会なので簡潔なゴー宣歴や好き勝手な希望をコメントさせて頂きました。


しおちゃん提案企画

 

皆さんの影響を受けた、印象に残っている、「ゴーマンかましてよかですか?」

 

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コメント: 4
  • #4

    しおちゃん (火曜日, 28 6月 2022 10:00)

    よしりん先生のブログで、水道橋博士の対談番組に出演することがわかった。
    インタビュアーとしても才能豊かな博士は一体どんな話をよしりん先生から引き出すのか、興味はある。ただ、博士は現在コロナ脳なのが気にかかるところ。

    博士は今回の選挙にれいわ新選組から出馬するんだよなぁ。維新とは訴訟問題等色々な確執
    がある事は芸人春秋シリーズで記載されていたが、個人的には芸人のポジションでいてもらいたかった。

    しかし、とても知的で笑いのある対談になる事は間違いないだろう。

  • #3

    しおちゃん (水曜日, 01 12月 2021 01:27)

    たけしさんの意見広告の斬り込み隊長っぷりに1日感激した日でした!

    手元にある2010年に発売された修身論にも収録されているのですが、新ゴー宣86章「ピュアな携帯関係に期待はしない」
    は当時受験浪人で社会に出てバイトもしたこともなく、社会の流行についてもいけず、自分の将来像が見えない時期に心の支えになった章でした。今では携帯なんて当たり前の時代ですが、当時は携帯を持つ持たないの賛否があったくらいでしたね。

    ラストの「マスコミが注目しない少年・少女・若者たち... 彼らにわしは注目している」もいいですし、
    3つまえのコマの「孤独に自分を縛ってたやつが社会を牽引する力を持つということを」も堪らないですね。
    今読んでもちょっとウルっときちゃいます。

    たけしさんやカレーさん,ここに集う方々は、かつてのマスコミが注目しない孤独に耐えられる若者だったのかもしれませんね。
    今の若者が読んでも充分に感銘を受けるであろう名作です! 機会があれば是非読んで欲しいです。

    他にも戦争論の最後のコマや、わしがプロの凄みを見せつけてやる!などのコマも好きなのですが、
    書いていて思いました。 
    あれもこれもで全然絞れねーっす(笑)!

  • #2

    はりぽちゃ (月曜日, 29 11月 2021 20:16)

    高校生の頃、親戚の家で偶然手に取った戦争論に衝撃を受けました。
    それまでは日本悪玉理論しか聞いたことがなかったため、新鮮な驚きと共に読み進めた記憶があります。
    大学生の頃には過去のゴー宣を読み漁り、リアルタイムでは知らなかった薬害エイズやオウム真理教との戦争を、壮大な物語のような感覚で楽しみました。
    しおちゃんさんと同じように就職してから暫くはゴー宣から離れていましたが、原発事故をきっかけによしりんの考え方が気になり再び読者になりました。
    印象に残っているゴー宣のシーンは、9.11の時に、その手があったか~!!とはしゃいでいる描写です。戦争論2のオープニングでしたでしょうか?私も口には出せなくても、心の奥底では少なからずそのように感じていたので。
    また、薬害エイズの運動にハマった学生達に、日常に戻ってプロになれ、プロになり内部から厚労省を変えるてみろ、と諭していたシーンがあったように記憶しています。大学生の頃に読んだ時はさほど強い印象はありませんでしたが、ワクチン禍の今、変わっていなかった厚労省を見ると、様々な感情と共に思い出しました。

  • #1

    デー丸 (月曜日, 29 11月 2021 00:33)

    『昭和天皇論』P88~91に描かれた日本兵の姿から連なるP92の日本兵が憑依したよしりん兵。日本兵たちの漲る殺気を静かな殺気に換えて、読者をも射抜くように見据えて放つ【ごーまんかましてよかですか?】の決めゼリフに収斂させてゆく構成にシビれる。これぞ絵の力でありマンガの力!テクニックはもとより、読者の勇気を沸騰させる情念が込められた5ページだ。