投稿者:パワーホールさん
批判覚悟の論考:人間もウイルスになったほうがいいのでは
変異株の名称からν・Ξが除外されましたが、このアルファベットを見るとガンダムを連想する人が多いのではないでしょうか。νガンダムが登場する逆襲のシャアのシャアという作品で、シャアは全人類を宇宙に移民させるために地球に小惑星を落としましたし、Ξガンダムが登場する閃光のハサウェイでは主人公のハサウェイがシャアの思想に共感するという内容でした。
なぜ、私がこんな話をするのかと言えば、私もコロナ騒ぎで似たようなことを考えずにはいられないからです。それは、感染症が嫌なら人間もゲノムを書き換えてウイルスになった方がいいのではというものです。ウイルスになれば、感染症にかかることもないし、以下のような利点も考えられるからです。
・感染症だけでなく、細胞を持たないため生活習慣病等の疾患にならない。
・結婚しなくても子供を産め、家族を持てる。1つのウイルスとそのウイルスからから生まれる多くのウ
イルスは親子であり、また多くの子ウイルスは兄弟なので明らかに家族と呼んでも過言ではない。
・性別もなく、細胞も持たないため性差別や身体による差別を解消できる。
・人間以外の生物の進化にも貢献できる。
・戦争もせずにすむし、災害も気にする必要がないので人間でいるよりも平和に暮らせる。
・格差や貧困・物も食べないので食糧問題・さらには環境問題も一気に解決できる。。
以上が利点ですが、もちろんデメリットもあります。
考えられるのは、
・生物の体内に入らなければ生存を維持できない。
・よしんば入れたとしても、生物の保有する免疫機構から攻撃される。
・生物に対する病原性を獲得してしまう。
私はワクチン推進派みたいに嫌がおうにもウイルスになれとは言いたくありませんし、科学を過信した設計主義的な物言いでもあります。しかし、現在の状況を見ると目には目を歯には歯をではないですが、そういう気持ちにならざるを得ませんし、私たち人間もウイルスになれれば、ウイルス側の事情を知ることもできます。なおかつ、今の姿に執着して争いや分断にさいなまれるよりウイルスとなり、他の生物を宿主とし、ひっそりと穏やかに地球上で暮らしていくという選択肢があってもいいんじゃないでしょうか。
以上、批判覚悟で書かせていただきました。私も戦々恐々です。
(管理人カレーせんべいのコメント)
正直、こうして取り上げるのも、ましてやコメントをすることなど、まったく気が進まなかったのですが・・・それでも「批判覚悟」という言葉を軽く扱えなかったので、恐れながら申し上げます。
「感染症が嫌なら人間もゲノムを書き換えてウイルスになった方がいい」という意見は、私にはよく分かりませんでした。というか違和感だらけです。
そもそもそんなことできるわけがないですよね?
となると、何かの比喩として考察すればいいのでしょうか?
それとも哲学や思想、宗教やオカルト、SFやサブカル的な意味合いとして受け取ればいいのかな?
いずれにせよ、あまりにも日常性からかけ離れた言説だと感じました。
そもそも、そのご意見を自分の身の周りの人に言った時、皆さんはどういう反応だったでしょうか?
おそらく、それが「答え」だと思います。
自分の身の周りの人々に、一度でも「浮世離れし過ぎている」と思われたら、他の正しい意見も、信頼性を失う危険性があると私個人的には思います。
これは「正論」であっても、あり得ることです。
だからこそ「人を説得する」ということは恐ろしく難しいことだと感じております。
私の考えについては、以前、申し上げた通りです。
◆11月21日:《思想》ウィルスとナショナリズム
ねこだるま (木曜日, 30 12月 2021 13:26)
そもそも今は「進化」って言葉が軽々しく使われすぎなんですよねぇ。
「進化」って変革的でカッコいいし、生命の起源みたいな太古につながるロマンもある。
だからカッコつけ用のファッションアイテムや商品の宣伝文句に使われやすい。
EXILE のDNAを受け継いだ E-girls とかね。(Dream Ami 好きだけど)
そもそも遺伝子に変異などの変化がなければ進化はできない。遺伝子をいぢくることが簡単にできない以上、進化もコントロールできる形では簡単にはいかないですよね。
現在の「進化大安売り」の状況を真面目に進化を研究している学者先生は「進化ってのはそんな簡単なもんじゃねぇ」って苦々しく思ってないかな。私は学者でないけど苦々しい。「進化」って言葉が安売りされるようになったのは80年代の「新人類」の台頭と同時期だったと記憶しております。
「進化」って言葉を詩情のある「たとえ」として使うのはアリなんだけど、受け取り手が小中学生だったりアスペルガーだったりすると本気にしちゃう可能性がありますねぇ。
ウイルスに感染したり、ワクチン打ったりで遺伝子が変わる可能性もありますが、せいぜいある種の免疫ができたぐらいに考えておいた方がいい。小林氏もウイルスで進化した「超人」のマンガ描いてた記憶がありますが、カッコつけの宣伝です。
もちろんウイルス感染の悪すぎるイメージを改変したいという意図は解りますが、あまり本気にすると危険です。
蛇足ですが、「ヒカルの碁」と「ワンピース」のせいで「神」って言葉も安くなっちゃいましたねぇ。歴史や文化に詳しい知り合いにそのことをボヤいてみたんですが、「いや、日本の神はもともと安かったんだ」とのこと(笑)。
たしかにねぇ、日本人の神に対するイメージなんて、「千と千尋の神隠し」に出てくる神サマと言ったところでしょう。愛嬌たっぷりで人間臭い、しかもイタズラ好きで水木しげるが描く妖怪と大差ない(笑)。
こんなこと言っても日本の神サマは怒りないですよね。バチ当たりませんように。
ねこだるま (木曜日, 30 12月 2021 12:42)
パワーホールさん:
考えがまとまるのに時間がかかったため、遅レスご容赦ください。
もって回った言い方になりますが、皇統維持問題から話させていただきます。
私は日本語や日本食などの日本文化を守りたい。そのために日本文化の求心力となりえる天皇や皇室は維持したい、維持したほうがよいと考えています。「維持するべきだ」「しなければならない」というきつい表現は私はできず、「した方がよい」という穏やかで無難な言い方になりますが。
天皇や皇室は国家神道の担い手であり、「生きた神話」であるととらえております。
ユングの主張する「神話は人間に必要である。自分がどこから来てどこへ行くのかという根源的な問いに答えるために」という説が正しいかどうかは私には解りませんが、いまのところ「神話はあった方がよい」くらいに考えています。
神話や神道は超自然的なものや現象の存在を認める「神秘主義」の中にいます。天皇や皇室、皇族は神秘主義の担い手であり、神秘主義者でもあるのです。(もちろん近代教育を受けているわけですから、近代合理主義も持っています)
現代は合理主義が圧倒的に優勢であり、神秘主義者は「弱者」となります。
言ってしまいますが、「皇室」は弱者なのです。合理主義の立場から論理で持って皇室の行っていることを非難していたらたまったもんじゃない。弱いものいじめになります。私だって三種の神器が日本の国体である、なんて説にはホントかねぇ?と言いたい気持ちはありますが、実存かけて神秘主義を体現している、または信奉している人に失礼になるからです。
友人が「墓参りに行って、死んだ親父と話してくる」と言ったとして「死んだ人と話なんかできないよ」と言わないのと同じです。
現代の仏教者は葬式という制度の中でのみ、神道者は祭祈の中でのみ神秘主義を発揮し、自分たちの神秘主義の行いが外の合理的世界に目立った影響を与えないことを自覚しています。(心情的な影響は別)
私は現代の仏教者や神道者が行っている「神秘主義の棲み分け」ということをしないと皇室の維持は難しいと考えてます。神秘主義者が行うことに口出ししない、ということですが。
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ようやくパワーホールさんの「人間はウイルスに進化できる」の話になりますが、これは超自然的現象の存在を認める神秘主義になると思います。
現代において神秘主義者という弱者が人を説得することは絶望的に難しい。言葉や論理による説得が不可能だからです。現実に超自然現象を見せる能力がないと厳しいでしょうね。
皇室や仏教者、神道者なども神秘主義の及ぶ範囲、TPOを自覚し、外の合理的世界に漏れ出さないように注意してると思います。外の世界が神秘主義を認めてしまうと因果関係がめちゃくちゃになり、人のした行為に責任を取らせる法律が機能しなくなってしまうからです。
以上、神秘主義と合理主義という観点からお話させていただきました。
タイ象 (水曜日, 08 12月 2021 23:52)
パワーホールさん
こんにちは。
なかなか反応が難しいテーマですねえ。
考えをまとめようとしたのですが、
A4 3ページになってしまい、
ここに載せるには、不適切でした、
パワーホールさんは、自由です。
が、
他者を変えるのは難しいてす、
他者の思考や行動を変えさせるには、
洗脳か独裁者になるしかありません。
とかなんとか
この手のテーマを
文章てやりとりするのは大変ですね。
ウィルスになる事は難しいですが、パワーホールさんが思うところのウィルスのように生き抜こうとすることは、不可能ではないはずです。
あくまでもご自分の事です。
お父上やご友人とは関係ありません。
その自由はあるのだと思います。
パワーホールさんの意思を貫くという行動も、ありなのかな、とも思います。
しかし、
一つ懸念を私が感じるのは、
ウィルスに(ように)
なれば、いろんなものが解決できるという人間の価値観、思想の延長には、人間をやめるという決着が見え隠れしちゃうのです。(あくまでも私自身がそう感じるんです。)
宇宙からみたら、人間は、もはやウィルスにしか見えないのかな?とか
おもっあみたり。
失礼しました
こうして、思考の空間を飛ばしまくるのは、なかなか難儀ですよね。
ひとかけら (水曜日, 08 12月 2021 18:44)
こんばんわパワーホールさん。お言葉を聞いて映画のマトリックスを思い出しました。人類は哺乳類ではなく病原体であると。生物は無意識のうちに周囲の環境とバランスをとって生きている。しかし人類やウイルスは違う、資源を使い切るまで生き延び生息域を広げようとする。だからこそAIで管理しなければならない。そのようなセリフがありました。とはいえ私は大人しく管理されるつもりはありません。ワクチンの子供への接種は反対です。
パワーホール (月曜日, 06 12月 2021 21:28)
カレーせんべいさん、気が進まないながらも私のとりとめもない意見を取り上げてくださりありがとうございます。昨日、父親と口論しウイルスも生き延びたいと言ったら父親からお前の命を捧げろとか戦えさらには注射にビビっていると心無い言葉を浴びせられ、カレーせんべいさんをはじめとしてこのサイトに集まる方々のように私の言葉に全く耳を貸してくれませんし、母親も父の非人間的な言動に追随しています。カレーせんべいさんのおっしゃる通り人を説得するのは恐ろしく難しい。なぜ父はそこまでしてウイルスを嫌悪するのでしょうか。ウイルスにはたちが悪い、意思なんかないし、生きてもいないとウイルスに対し暴言を吐いています。これを言うとまたお叱りを受けるかもしれませんが、父は人間ではなくウイルスとしてこの世に生を受けるべきだった。ここに集う皆さんもそうですが、悔しくて悲しくて腹立たしいです。助けてくださいと言いたくなる。父にもウイルスに対して敵意や嫌悪を抱くのをやめてほしい。人間だってもともとはウイルスだったかもしれないのに。明らかに間違っている。
それでもモコチさんの言う通り私もできることをやっていきたいです。モコチさんもありがとうございます。
モコチ (月曜日, 06 12月 2021 07:16)
ウイルスには意識が存在せずただのシステムでプログラムされた固定の挙動に則っているだけ。
これは既知の科学が規定しているウイルスの捉え方ですね。
しかし100年後、200年後、1000年後…
この様な考え方は様々な事象が解明されていくにつれ変わっていく可能性もありますね。
そういう未来の世界を想像するのは非常にロマンがある事です。
大真面目にパワーホールさんとそういう話もしてみたいですね。
しかし先ずは10年後20年後の未来を健やかに迎える為にも我々が「今」何をすべきか
この数ヶ月はやるべきことがあります。
パワーホールさんも共にご尽力頂ければと思います。