投稿者:まよせんさん
実現しなかった「専門家会議」再編
前政権の提案見送りの舞台裏
https://mainichi.jp/articles/20211207/k00/00m/040/063000c
有料記事ですが、抜粋しますと
・前政権幹部は「専門家は対策として人流(人出)の抑制ばかりを主張し、科学的な根拠に基づいた判断をしているとは思えなかった」と明かす。
・省庁幹部の一人は「感染症対策を厳しく主張する専門家を外せることで経済活動が再開しやすくなるメリットがある。その一方で、『感染症対策を緩めているのではないか』と世論の批判を浴びるデメリットがあった」
・内閣官房幹部は「コロナの感染者が増えれば支持率が下がるという菅前政権の反省を生かしているようだ。同じ轍(てつ)を踏まないよう、コロナ対策を厳しめにやっている。感染状況が悪化し、政府が設けた病床などの基準を超えれば緊急事態宣言を素早く打つなど、これからも迅速に対応するだろう」との見方を示す。
菅前首相の胆力が足りなかったのか、再編されなかったのがつくづく残念です。
岸田首相はまたすぐ緊急事態宣言発令などする可能性があるということですね。
(モコチのコメント)
結局この構図の根底にあるのは愚衆政治そのものの末路と言えるでしょう。
菅野首相にしろ岸田首相にしろ感染が拡がれば支持率が低下します。
しかし、感染が抑えられなくても鎖国人流抑制やワクチン接種加速などの「やってる感」を出せば支持率は上がります。
それなら感染が収まっている今、様々な感染対策を講じていれば、支持率は上がり続けることになります。例え意味がなくても。
そうした時、政権が最も恐れるのは専門家集団分科会からのダメ出しです。
しかもそれは感染が拡大した時に言われる訳で、平時ならなんの政治的権限のない感染症の専門家が突然首相の肝っ玉を握った訳です。
これは恐ろしいことです。
今、トンチンカンな事を言う専門家を縛る法整備がありません、同じ事を繰り返さないための施策が必要ですね。
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勤務医一筋 (水曜日, 22 12月 2021 23:47)
モコチさん、その通りです。とにかく、なんとか3回目接種と、子共たちへの接種を阻止せねばなりません。