投稿者:中野義雄さん
第5回期日の報告会を視聴しました。
結局、小池都知事や尾身会長らの証人申請は、被告の都側が期限ギリギリに出した「証人不要」の意見書が通った形となり、法廷に呼ぶことは叶いませんでした。
被告の当事者の口から決定プロセスや裏付けとなるエビデンスについて直接お話しいただくのが最善のはずですが、都は自らそれを放棄しました。
都は真実を明らかにすることよりも、当事者を隠すことを優先しました。
次回期日の証人は、原告側からの長谷川耕造社長と藤井聡教授のお二人。
これで結審となります。
原告が勝ち、もし都が控訴するということになれば、被告はなぜ証人申請を断って直接の弁明機会を放棄したのかという話になります。
報告会で水野弁護士がお話しされたように、裁判官の判断は、本人の証言抜きでも真相に迫れるということなのでしょう。
冷静にみれば原告の勝訴、控訴は非合理ということになります。
倉持弁護士が当初から明言していた「蟻の一穴」は、アバランチを引き起こすでしょうか。注目です。
(管理人カレーせんべいのコメント)
グローバル・ダイニング vs 東京都『コロナ特措法違憲訴訟』。
小池百合子、尾身茂ら被告側証人は全員不採用されず!!
ただ、これによって必ずしも裁判に不利になったということでもないんですね。
裁判所は「不採用の理由」を丁寧に説明されていたようですし、今まで出ている書証によって客観的判断で結論が出せるというのが裁判所の判断なのでしょう。
正直に言えば、相当悔しかったでしょうが、これを楽観的に報告しながら自らを奮い立たせる倉持倫太郎弁護士は、 自分のプロフェッショナルの分野で、コロナ禍に立ち向かっているのがすばらしいです!
その一方、この裁判を全く報道しないマスコミのプロフェッショナルを疑います!
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