現役新聞社員の裏情報「新聞社に感想を伝えて、30日で世論を変える方法」

現役新聞社員の裏情報

 

「新聞社に感想を伝えて、30日で世論を変える方法」

 

限られた時間の中で、新聞社の論調に影響与え世論を変える。

そのために誰もができる最も効果的な方法を公開します。

 

 

◆新聞社に「感想」を伝える理由

 

民放テレビ局にとってのお客様は広告主ですが、新聞社にとっての一番のお客様は、毎月安定的な売り上げをもたらしてくる定期購読の読者です。

定期読者からの売り上げは、新聞社の売り上げ6割前後を占めます。

だから新聞社は読者に嫌われたくありません。

 

仮に、ある記事を掲載することでクレームや抗議が殺到し、「もう定期購読を止める」と言い出す読者が続出した場合、新聞社はその論調を維持することができなくなります。

コロナ・ワクチン騒動でも、最初は科学的なことを書いていた新聞社が、読者からのクレームや抗議、定期購読の解約の増加により、論調を変えざるを得なかった例もあります。

つまり、新聞社も読者から嫌われないように、大多数の読者の意見や感覚に論調を合わせなければならない一面があるのです。

 

そして読者の意見や感覚を知ることができる一つの場が「新聞社の読者センター」です。

「読者センター」とは、紙面に掲載された広告や記事に対して、読者の意見を受け付ける部署のことで、どこの新聞社にもあります。

多くの新聞社では、「読者センター」に届けられた内容はレポートにまとめられ、翌日には全社員が閲覧することができます。

届けられた総件数と、電話かメールかなどの内訳、肯定的意見と否定的意見のそれぞれの件数、内容も紹介されます。

「読者センター」に対し意見や感想を伝えることは、一般の方が考えている以上に効果があることです。

私は新聞社内の人間なので知っています。

 

重要となるのは、感想の「質と量」です。

質が高い感想とは、「運動家やサクラ」ではなく、「一般読者」が寄せた声ということです。

 

読者センターに、一般読者からの感想が「大量」に集まった場合、新聞社の論調に影響を及ぼす可能性は高いと言えます。

 

編集部の雰囲気に変化が生じ、その影響が報道姿勢に顕れることは、十分に考えられます。

もちろん新聞社にも記者としてのプライドがありますので、その変化は少しずつです。

 

そして新聞社の論調が変われば、テレビの報道も変わる可能性が高まります。

なぜならテレビの報道は新聞記事の内容をもとにしているケースが多いからです。

 

これは人員配置の問題で、テレビ局では取材を担当する人数が新聞社には遠く及びません。

テレビが情報源にしている新聞社の論調が変わることで、テレビの報道にも影響を与え、世論が変わっていく可能性は十分にあります。

 

5~11 歳の子供に必要のないワクチン接種をさせようとしている空気に覆われた日本の現状を変えるべく「怒り」と「要望」を、常識ある態度で新聞社に届けることで世論を変えていければと思います。

 

 

 

◆意見広告の時に新聞社に送る、「感想の書き方と届け方」

 

 

(書き方)

① 新聞社は「運動家の感想」ではなく、「一般読者の感想」に興味がある。

 

② 運動の動員でありがちな「コピー&ペーストの借り物の言葉」ではなく、「素朴でも、庶民感覚による自分の言葉」「自分自身の中から紡いだ言葉」で書く。

 

「意見広告に対する感想」と、それを掲載した「新聞社への思い・今後の要望」を中心に書く。

 

④ 「こんな情報知っていますか?」というような新聞社に対する情報提供は必要ない。

 

⑤ 意見広告の内容が変わらないのであれば、感想文自体は新聞各社毎回「同じもの」で構わない。

 

⑥ あまりに長すぎるメールは社内閲覧されない。

 

 

(届け方)

① 多くの感想が届けられる上に、読者センターの人員が限られるため、感想は電話よりもメールの方が望ましい。

 

感想は「鮮度」が大切なので、理想は当日できれば3 日以内、遅くとも1週間以内に送る。それ以降に送ると不自然。

 

「発行エリア内」からの感想の方が重視される。

 

エリア外から感想を送る場合は、知った理由(例「SNS 等で知ったこと」など)を伝えた上で

感想を伝える。

 

メールを送る場合、1アカウントから複数を装うことはしない。

 

⑥ 全国紙に送る場合は、それぞれ発行拠点となっている地域の支社に送る。

 

 

 

◆ダメな記事を見付けた時に新聞社に送る、「感想の書き方と届け方」

 

 

地元の新聞の「総合面・社説・読者の声・社会面」。

この4つを毎日チェックして、感想を新聞社に伝える。

これだけのことを多くの人が実践してくれるだけで、論調は確実に変わります。

 

新聞社は、意見広告掲載直後にはあまりワクチンに関する記事を掲載しようとしません。

なぜならしばらくの間、意見広告に対する読者の反応を見たいからです。新聞社にはすでに意見広告に好意的な「感想」が多数届けられていますが、だからと言っていきなり論調が変わることは稀です。

これまでの新聞社の動きを見ていると、数日後にまず「様子見のための両論併記の記事を掲載することが多

いようです。

 

実は、この時に新聞社に届ける感想こそが最も大切なのです。

 

なぜなら、この時に誰も「記事に対する感想」を届けなければ、また元の論調に戻ってしまうからです。

もしワクチン接種に前のめりな記事が出た時に、多くの読者がそれに対する意見を届ければ、論調に及ぼす影響は決して小さくありません。

 

大切なことは、地元の新聞社の記事をチェックし続け、良い記事であれば褒め、悪い記事であれば意見を送ることです。

その際の重要なポイントは、先ほどお話しした「感想の書き方と届け方」と基本的には変わりませんが、「ダメな記事」の場合は、次の点にも注意しましょう。

 

 

 

◆ダメ記事に対する感想の書き方・届け方

 

① ワクチン推進の記事に対しては、「ワクチン反対」ではなく、新聞社が本来果たすべき「両論併記」の報道をするよう要望を伝える。

 

② 意見広告の内容は厚労省HP の情報を元にしているため、記事をその「意見広告」(まだ掲載されていない場合は、厚労省HPの情報)と比較しながら意見を伝える。

 

③ ワクチン被害を報道した他媒体の事例を紹介し、新聞社にも取り上げてくれるように要望する。

 

④ 電話の場合は、メールでは伝わらない本人の熱量を伝えることができるが、自分の名を名乗り丁寧に話すこと。決して問い詰めるようなことはしない。話す内容は②がベストで、それに対する新聞社の見解を質問する。新聞社は質問に対してどのように回答したかを社内閲覧の場で公開する場合があるため効果的である。

 

 

 

◆記事の内容にかかわらず、新聞社に要望を伝える。

 

① 記事として取り上げて欲しい内容を具体例を挙げて継続的に伝えていく。以下は参考例です。

・国内でのワクチン被接種後に後遺症で苦しむ人の実態。

・イスラエルや韓国、フランスなどワクチン接種が進んだ国で感染状況はどうなっているのか、ワクチンは本当に効果があるのか。

・感染者数だけの報道の在り方について疑問を投げかける。

第6波と言われているオミクロン株と今までの株との重症者・死者の比較はしないのか。

 

② 読者の声を新聞紙面で記事として紹介する「投稿欄」に、メールを送る手法もあります。

基本的に400 字前後で掲載されています。

 

 

◆コロナ・ワクチン禍において、新聞社が偏った論調に陥ってしまった理由とは?

 

① 一般大衆と同様に、コロナを本気で恐れていることとワクチンに効果があると信じているから。

 

② 問題提起をして社内外で揉めたくない、損をしたくない「事なかれ主義」の社員や記者が多く、彼らにとっては、国や自治体の情報を正しいものとして垂れ流すことが最も安全だから。

 

 

2022.1.20

ペンネーム:新聞社勤務。


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コメント: 21
  • #21

    えっこ (土曜日, 05 2月 2022 14:58)

    科学的な記事に、抗議する読者は、現実逃避したいんですかね?DS かもしれませんね❗

  • #20

    ジュンちゃんのドロップキック (水曜日, 26 1月 2022 11:00)

    新聞者勤務さんありがとうございます。

    >新聞社は「運動家の感想」ではなく、
    >「一般読者の感想」に興味がある。

    「一般読者の感想」
    ゴー宣読者にとっては難題ですね。

    一般読者ならば、かの意見広告を見て
    ワクチンはどうなってんだ!
    知りたい!
    知りたい!!
    もっと知りたい!!!
    感情をスレートに自分の言葉で
    表現すればいいですけど、
    ゴー宣読者はもうその段階ではないだな。
    どこに属しているかといえば
    社員さんが仰るところの「運動家」。
    一端、自身を一般読者に心身ともなり
    そして書く、、、
    よほど文章力に長けた人ではないかぎり
    運動家のような、カクカクした文章に
    なってしまうんじゃないかな。

    難しいですね。

  • #19

    (月曜日, 24 1月 2022 02:16)

    とても丁寧なご説明をして頂き、本当にありがとうございます。

    一人一人の声は小さくとも、スイミーの様に一丸となって立ち向かえば 必ず良い方向へ、子供達の命を守る事に繋がるのだと思います。

  • #18

    綿菓子 (日曜日, 23 1月 2022 04:08)

    あ〜〜〜〜!!新聞も人間が書いているんだ。会社の意見だけかと思ったら、個人の意見も通るのね。

  • #17

    トマト (土曜日, 22 1月 2022 15:38)

    新聞社勤務さんへ

    貴重な情報をありがとうございました。
    いろいろ失敗していた事に気付きました。助言に従ってメールの書き方を変えました。今後に生かします!

  • #16

    サトル (金曜日, 21 1月 2022 21:17)

    〉#14
    トロツキスト?さん

    ありがとうございます。

    早速、質問してまいりました。

  • #15

    枯れ尾花 (金曜日, 21 1月 2022 20:04)

    新聞者勤務さんの貴重な情報、とても役立ちます。ありがとうございます。

    [自分自身の中から紡いだ言葉 ]
    確かに相手に伝わる言葉って、そう
    ですよね。


  • #14

    トロツキスト? (金曜日, 21 1月 2022 19:14)

    >>#13 サトルさん
    質問が生じた際には、

    別記事:
    ◇『私たちは戦える』
    の文章の中に、
    ◇【質問の受付】 新聞社勤務さんが回答してくださるので、質問があれば「秘密の部屋」の掲示板に投稿して欲しい。

    ・・・と有るので、そちらで質問されると良いと思います。
    「青い字」を目指して下さい。

  • #13

    サトル (金曜日, 21 1月 2022 17:09)

    情報ありがとうございます。

    先週より「東京新聞定期購読」にしました。方向性は間違ってないと、安堵しました。

    4つの紙面チェックポイントも、とても参考になりました。

    これは「安定的皇位継承」にも、有効な視点ですね。

    また、テレビの報道のチェックポイントとしても、有効と再認識致しました。新聞社の系列局にも有効であると。また、テレビ報道にどの新聞社のニュースをベース、多く取り上げてるかもチェック必要ですね。

    新聞社とテレビ局の「微妙な関係、意地の張り合い」も、考慮したいかと思いましたが、控えた方が良さそうですかね?

    新聞社の「プライド」にかけてみようかと思ったのですが。

  • #12

    Richard Tiger (金曜日, 21 1月 2022 13:05)

    面白いです!
    昔から、読書感想文など、感想文自体を書くことが物凄く苦手でした。
    だから、今回の意見広告への感想を新聞社に送るのも、二の足を踏んでたのですが、

    この記事を参考に、実践したいと思います!

  • #11

    チコリ (金曜日, 21 1月 2022 12:45)

    素晴らしいです!感動しました。
    とても重要な事ですね。ありがとうございます!
    不自由な組織の中でも、いま自分は何ができるか?を、諦めず真剣に考えていけば、
    必ず道があるのだと確信したし、おしえて頂きました。その意味でも勇気付けられました。

    この発信が、大きな推進力になり、怒涛の進軍となるでしょう。

  • #10

    かずず (金曜日, 21 1月 2022 12:16)

    新聞社がこれほどまで、読者の投稿を大事にしているとは、思ってもみなかったです。
    良いことを教えていただきまして、ありがとうございます!
    うちは、道新ですが、益々読んで、投稿を送りたいと思います。

  • #9

    大平原インデアン (金曜日, 21 1月 2022 10:44)

    新聞社勤務様
    現役新聞社員ならではの裏情報ありがとうございました。

    >④ 「こんな情報知っていますか?」というような新聞社に対する情報提供は必要ない。
    >⑥ あまりに長すぎるメールは社内閲覧されない。

    過去の投稿で、やらかしちゃったことがあるかも(反省)
    ついつい熱くなっちゃうと、そうなっちゃうんですよね。
    新聞社勤務様のアドバイスを心して、新聞社に感想を送りたいと思います。

  • #8

    和ナビィ (金曜日, 21 1月 2022)

    詳しいご教示をどうもありがとうございます。
    一つ一つ胸に落ちる内容で、どういう仕組みで「世論」が出来ていくのか伝わります。
    読んで感じたことを素直に言葉にしてタイミングを逸せず伝える、---【反応】がどんなに大きな「糧」となり「武器」となることでしょう。それもお互いに。

    ≪弾≫を込めます、≪魂≫込めてこの方法をとります。

  • #7

    猫娘と猫息子の母 (金曜日, 21 1月 2022 02:16)

    いつも大変貴重なお話をありがとうございます!
    私はいつも書くときに「自分ごと」としてちょっと想像してみます。
    もし自分に小さな孫がいて「婆ちゃんのためにワクチンするね」などとくそ生意気に言った日にゃどつき散らし全力でやめさせるだろう…とか。もし若かったら、この「特例スピード承認ワクチン」が、これから先日本の未来に「前例」として定着してしまったなら、何が起きるだろうかとか…。

    新聞は、長年毎朝自分の日常生活に普通にあり、影響力のある、身近で大きな存在であると改めて思います。自分の言葉を伝える事で、その大きなものが変わるかもしれない。イコール自分の今を変える可能性です。
    「言霊」コトダマとして、まっすぐ伝えてみたいと思います。

    極力感情を抑えて書きます(笑)。この騒動で(自分ごとですが)猫娘が大学クローズを食らい少しばかり躓き、家族に見取られず病院で独り亡くなった身内や、仲良しだった友が店を畳み町を去る等々、私怨は燃え盛るのですが。

  • #6

    ただし (金曜日, 21 1月 2022 00:13)

    新聞社勤務さん、とてもご丁寧な文章を、どうも、ありがとうございます。
    m(_ _)m

    参考にさせて頂きます。

  • #5

    パヤパヤ (木曜日, 20 1月 2022 23:43)

    すごく丁寧で、分かりやすい内容です。ありがとうございました。

  • #4

    高橋克服 (木曜日, 20 1月 2022 23:05)

    御意

  • #3

    uki (木曜日, 20 1月 2022 22:49)

    たいへん参考になりました.
    闘います!

  • #2

    ねこだるま (木曜日, 20 1月 2022 22:26)

    こっちにも来れたー。
    早速DL。

  • #1

    わさび (木曜日, 20 1月 2022 22:09)

    あざっす!DLもしました!