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小林よしのり 作者が語る『ゴー宣論』【切り抜き】

 

YouTubeゴー宣ファンサイト  

 

(9分14秒)

https://www.youtube.com/watch?v=C-l51BY0nQw

 

≪動画解説文≫

  

井上正康さんが『コロナ論6を描かなければ、このままでは「私小説」になる』とディスってくるのよ。

 

でも、わしはコロナの『医療解説漫画』を描いたつもりはない。

 

わしの漫画を読み慣れていない人は、もっと分かり易く図解をしてくれる漫画の方が良いと思っている。

 

 

それでは「絵解きのビラ」になってしまう。

 

つまり、わしは「エッセイ」として描き始めている。

自分の視点が読者の視点になるように描いている。

わしに感情移入をするように描いている。

だから読者は興味を持ってくれるわけだ。

 

 

読者と同じ視点のところから始める。

わしは専門家でもなんでもないけど、

「何か変じゃないですか?」と誰でも気づくところから始めている。

そうすると「専門家って何か変だ」と気づくわけだ。

 

 

「そもそもコロナとは何なのか?」と興味を持てば、ウィルス自体の勉強を始める。

泉美木蘭さんと一緒に、ウィルス学者の本を、ガンガン読み漁るわけだ。

ウィルスのことを勉強したら、ウィルスのおかげで「胎盤」ができて「哺乳類」が生まれたと知る。

 

 

ウィルスのおかげで我々は進化できたのだと、三浦瑠璃や東浩紀に言ったら

「進化という言葉は使ってはいけません。差別用語になっている」などと言う。

本当に、学歴秀才はわけが分からないと思った。

 

 

わしは「みんなの代わりに勉強している」。

一般の人は勉強をするための時間がない。

わしにはその時間がある。

みんなと違う点はそれだけだ。

 

 

その成果をどんどん漫画の中に描いていくことで、

「まったく無知の状態」から「成長」を見せることができる。

 

それが1巻2巻3巻4巻5巻と、1つ1つ知っていく過程が描かれているわけだ。

 

 

それは、いきなり学説が出てきて、それを頭の中に叩き込むよりもいいことだ。

たとえば大学生あたりが1巻から読み始めた時に「あぁ、そうなのか」と気づくだろう。

そこにはデータも載せているし、哲学も盛り込んでいる。

 

 

それが5巻まで到達したときに「あぁ、とうとうここまで来たか」って思うようになる。

それが、わしの「コロナ論」なのだ。

 

 

コロナ論は、学説解説漫画ではない。

素人がコロナの謎を解いていくうちに、

「生きるとはなにか?」「働くこととは何だ?」「経済ってなんなんだ?」

とさらなる謎を解き明かしていく漫画なんだ。

 

 

そして、この時代そのものを封じ込めることできる。

 

 

「この時代の中では、日本人は、こんなにも愚かでした」

と全部暴かれて描かれてしまっている。

 

 

10年後の人が見たら

「こんな変なことを言ってる専門家がいたの!?」

「こんなにもマスコミってバカだったの?」

と思ってしまうだろう。

 

 

時代そのものを記録してしまっているわけだから。


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コメント: 12
  • #12

    パワーホール (火曜日, 23 8月 2022 22:24)

    コロナ論6に期待するだけでなく、コロナ専門家論破祭りをやりませんか。皆様も奴らに対するうっぷんがたまっていると思われるので。

  • #11

    和ナビィ (火曜日, 23 8月 2022 15:25)

    【作者が分析 ゴー宣という漫画表現の秘密】---この切り取り動画の題名がいいっ!です。
     二十数年前ゴー宣に出会い、その言葉に・語り口に目を見張り、たちまち遡って先生の作品を読み漁ったこと、以来ゴー宣を欠かさず読み続けてきてしまった?!こと、改めて胸に落ちます。気付かされ揺さぶられ・考えざるを得ない所に追い込まれ?!・入り込み・言葉に表したくなる---それを繰り返して今に至っています。

     【ゴー宣ネット道場】での先生のブログの名はご存じのように「あのな、教えたろか」ですが、すでに出来上がった教条を上から読者に教え込むというのでなく、いつも「わしはこう気付いた、君達、考えてみろ」という生き生き動く揺さぶりを感じます。その言葉の正確で鋭いこと!。

    >わしは「みんなの代わりに勉強している」。一般の人は勉強をするための時間がない。わしにはその時間がある。みんなと違う点はそれだけだ。(動画より)

    何とありがたいことか。ただし「みんなと違う点はそれだけ」などではなく、その問題に関して何をどう調べ勉強するか、それを読者に正確に伝えるにはどう表現するかは追随許さぬもの。(どんなに時間があったとしても普通の者σ(^へ^)には無理~;)

    >成果をどんどん漫画の中に描いていくことで、「まったく無知の状態」から「成長」を見せることができる。(動画より)

    「ゴー宣」はいつだってとどまっていない、動的に平衡をとりつつ進んでいる、だから面白くて仕方ない!。

  • #10

    かずず (火曜日, 23 8月 2022 11:41)

    だから、ゴー宣にハマるのかと納得しました。
    今初期のゴー宣を読んでいるのですが、やはり面白い。そして、激しい。

  • #9

    茨cサブカル型 (火曜日, 23 8月 2022 11:22)

    コロナ論6に関しては現状必要ないかなと。5までに粗方書き終えたので、今の状況で6を書く必要性があるかというと…。
    書くとしたら完全な総括版として書く位ですが、文庫版で追記するみたいですし優先順位としては下の方でしょう。後はもうコロナ脳というカルトとの戦いなので。

  • #8

    グッビオのオオカミ (火曜日, 23 8月 2022 11:15)

    ゴー宣はエッセイ漫画という視点から、読み手をドンドン引き込んでしまう。
    反対論者がゴー宣を恐れるのはある意味、的を射ているのでしょう。
    「コロナ論6」…うーん、どうでしょう?
    社会問題としての「コロナ禍」の仕組みは大体5巻までで解るし。それが残る事で「復讐」の材料はそろっている訳で。
    臆病国家・日本と日本人。これなら皇統問題にも外交問題にも通じますので、意味はありますね。
    そうなると、一種「戦争論」の続編めいても来ますね。

  • #7

    田舎のおっちゃん (火曜日, 23 8月 2022 00:33)

    コロナ論6は書いて欲しい気がする

    だって「天罰」なんて実のところ此の世には無いから

    ワクチン接種は、
    今のような緊急事案ではなく恒例化し、簡便に接種歴を照会利用する方向に動いてるとしか思えないから

    と言っても、他にも緊急を要する問題が有り過ぎる
    仕方がないのかもしれません・・・

  • #6

    パワーホール (月曜日, 22 8月 2022 23:37)

    コロナ論6は書いてほしい気がする。もちろん表紙はコロナ君コスのえなこで。

  • #5

    殉教@中立派 (月曜日, 22 8月 2022 23:18)

    まずは、読者と同じ目線に「思索のスタート地点」がある。先生は昔から「読者参加企画」を何度も出していたけど、その精神が「作品の流儀」として、ペンに宿っている。
     (本人も言っていたが)先生の漫画は入り口、本格的な勉強は別の本で行う。それぞれの本が持つ役割を、見極めてから読みたい。本の中には、歳をとってからじゃないと、理解できないものもあるので。
     井上正康先生?そうだな・・・彼には「ゴーマニズム戦歴」を読んでもらうと、小林先生の「戦闘範囲の幅広さ」が分かると思う。「コロナ論」は(深い内容であるが)全体から見るとワンオブゼムに過ぎない。井上達夫氏も、最初はこの本から読んだそうな。

  • #4

    くぁん (月曜日, 22 8月 2022 21:41)

    50を過ぎて、これだけ自分の「知りたい欲求」を刺激してくれる、影響を与えてくれる人はいません。それを「一般の人は勉強する時間がないから、代わりにわしが勉強して、それを漫画にしてる」なんて♪そんな風にして作品、言論、思想を届けてくれる人なんて、ホントに世界を見回してもいないですよ。

  • #3

    やなちゃん (月曜日, 22 8月 2022 20:46)

    聞いていて「成る程なぁ」としみじみ納得しました。一つの事柄から様々な方向に繋がり思考が深まっていくのが、ゴー宣の醍醐味・面白さなんでしょうね。ゴー宣読んでいなかったら、今以上に浅い思考でストップしていたかもしれないです。

    ゆるく周りに流されるのも一つの生き方ですが、知識を得ながら思考を深め自分なりの正義感価値観を構築しながら生きる事に憧れています。そんな理想を、無意識にゴー宣から見いだしていた気がします。
    感謝が深まりますし、まだまだたくさん勉強して高みを目指したくもなります。
    よしりん先生ありがとうございます!

  • #2

    the_k (月曜日, 22 8月 2022 20:44)

    > 井上正康さんが『コロナ論6を描かなければ、このままでは「私小説」になる』とディスってくるのよ。

    ワハハ、井上先生らしいなw
    あの人はまさにコロナ問題に骨を埋める覚悟で、どんな事でもやるつもりで来てますからね。
    そこへ来て小林先生のあの影響力を目の当たりにして、言い方は悪いけど味を占めはったんでしょう。

    でも、小林先生が付けた反攻の種火は既に大きく燃え盛って、パンピーですら自己免疫疾患を語れるくらいになりました。
    後は僕らパンピーの戦いでしょう。
    あるいは媚びナビなんかじゃない本物の専門家が機序をドンドン解き明かしていくような戦い、そしてそんな専門家の言葉がしょーもない圧力に遮られることがないように、僕らパンピーが大声を上げていく、そう言う戦いに移行してると思いますわ。

  • #1

    ねこだるま (月曜日, 22 8月 2022 19:22)

    リンク違ってまっせ

    https://www.youtube.com/watch?v=C-l51BY0nQw
    こっち