本当に怖い統一教会の実態 〜ラテンアメリカでの暗躍

 

投稿者:大須賀淳さん

  

 

もはや霊感商法の被害にとどまらず、政界への根深い浸透や、男系男子固執の論陣にまで深く影響していることがわかった統一協会。

 

日本での霊感商法で得た資金を持ちに、南米に「地上天国を築く」プロジェクトが進行している詳細が、

ラテンアメリカと日本を拠点に活動する音楽家・作家である八木啓代さんのblogにまとめられていました。

 

 

八木啓代のひとりごと 本当に怖い統一教会の実態 〜 ラテンアメリカでの暗躍

http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-803.html

 

終始、衝撃的な内容が続きますが、特に後半の

 

>統一教会が、中南米でも極右と結びつき、日本の霊感商法で得た莫大な富を背景にメディアを利用し、政治に影響を及ぼしてきた経緯

 

こちらがよくわかる、ウルグアイの新聞「ラ・ディアリア」の翻訳が特に興味深く、保守系・右派の政治家やメディア、ジャーナリスト等を取り込んで行くのが常套手段であるのがわかります。

 

かつてオウムは毒ガスやロシアからの兵器輸入で日本転覆を試みましたが、地下鉄サリン事件等で多くの犠牲者を出しながらも、まだ「犯罪の摘発」レベルで一応の抑え込みを行うことができました。

 

統一協会に関しては、既にオウムより「はるかに深刻な事態」になっているのでは、と暗澹たる気持ちになります。

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

私は「情報元が個人ブログやTwitter」の投稿は、ファクトかどうかの判断が非常に困難で、ホームページには取り上げない傾向があるのですが・・・、

 

このブログについては、新聞記事の引用がメインなので取り上げたいと思います!!

 

このブログで引用された記事が以下の3つ

 

・・・

 

2007年5月2日(水)「しんぶん赤旗」

統一協会 中南米 土地買い占め <上> 霊感商法も資金源に

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-02/2007050214_01_0.html

 

2007年5月3日(木)「しんぶん赤旗」

統一協会 中南米 土地買い占め <下> 信者・幹部次つぎと

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-03/2007050314_01_0.html

 

ウルグアイの新聞「ラ・ディアリア」の2020年11月14日の記事

https://ladiaria.com.uy/politica/articulo/2020/11/el-reverendo-moon-y-su-apoyo-transnacional-al-anticomunismo/

 

・・・

 

ウルグアイの新聞にも、統一教会が世界各国の権力に近づいたり、メディアを利用している様子が報じられています。

 

国際的にも「質の悪い団体」が、あろうことか「反日団体」。

一昔前なら「反共」にも意味があったのかもしれませんが、今やそれも薄い。

それでも統一協会と繋がる政治家や知識人は、「売国奴」となじられて然るべきです。

 

 

それにしても、売国奴は『保守政治家』や『保守知識人』に多かったというのは皮肉の極みですね。

 


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コメント: 4
  • #4

    Dr.U うさぎ (木曜日, 25 8月 2022 15:12)

    社会的・経済的格差の大きいラテンアメリカでは、社会改革(急進化すると革命)を目指す左派グループが台頭すると、利権を失うことを恐れるアメリカ政府とCIAの露骨な支援を受けた現地の右派グループが、実力行使でその台頭を抑え込む(時に軍事政権の確立)というパターンが続いてきました。
     長い間、欧米資本と結託した現地の富裕層・支配層が、資本主義の論理を最優先し、社会構造の是正に無関心であり続けたことが、問題の根源にあります。富める右派と貧しい左派のあいだの大きな緊張関係、そこに、統一教会が現地の右派グループにとりいって勢力を拡大する余地がありました。
     今後、新自由主義経済の拡大によって、日本国内の社会的格差がますます拡大していくことが予想されます。富める者による、貧しき者の切り捨ての社会。そう考えると、異なった社会的境遇にある人々を精神的に一つのものに束ねるという仕事――もはやラテンアメリカのカトリックには手に余るものとなっている仕事――を、今現在も成し遂げている日本の天皇・皇室の重要性が、改めて認識されます。天皇の慈しみのまなざしのもと、互いの苦労を思いやる国民性、それがまだ日本にはあります。
     逆に言うと、日本社会の格差や分断はむしろ望ましいことと考える者たち――竹中平蔵とか文鮮明とかの顔が思い浮かびます――にとっては、日本の皇室は目障りでしょうがないものということになるのでしょう。
      

  • #3

    リカオン (水曜日, 24 8月 2022 23:25)

    なんかデジャビュ‥
    北朝鮮への帰還事業も"地上の楽園"て言葉を使ってなかったっけ?!

  • #2

    大須賀淳 (水曜日, 24 8月 2022 22:47)

    掲載ありがとうございます!

    こうなってくると、霊感商法ですら危険さのほんの一端でしかないと思えてきますね。

    また、意外な所では

    東洋経済オンライン
    統一教会」が米国に寿司を広めた知られざる経緯
    https://toyokeizai.net/articles/-/604521

    >多くのアメリカの都市で、中・高級の寿司屋向け販売の7〜8割を同社が占めており、同グループの年間売上高は通常5億ドルを超える

    アメリカの寿司市場で大きなシェアと莫大な売り上げを持っているなど、色々な場所での「浸透」ぶりに驚かされるばかりです。

  • #1

    グッビオのオオカミ (水曜日, 24 8月 2022 20:51)

    ちぇぶさんのブログにも、アストラゼネカワクチンの開発者が統一協会で講演してる様子がありました。
    一般人を破滅させ、巻き上げた資金でやはりこういう事をしてるのですね。
    コロナ禍の医学界と政治と「グローバル製薬会社」…あの構図に少し似てるのかも知れません。
    皇統を守る"論破祭り"、手を緩める訳にはいかない様ですね。