投稿者:たっけさん
11月3日北海道新聞朝刊から
ウクライナ戦争についてエマニュエル・トッドにインタビューしています。
この戦争はロシアとアメリカの大国同士の争いだとして、ロシアの国際法違反については一切触れていません。
以前に文藝春秋でも同様の事を話していました。
最後は「西側社会内部の病が、この戦争に関与する動機の一つとなっている。極めて危険だと思う。」と結んでいます。
このように理屈をこねてどっちもどっち論を振りかざす言説がまかり通ってはいけません。
しっかりとロシアの悪を断罪しなければ。
(管理人カレーせんべいのコメント)
「どっちもどっち」と言っておけば、自分は戦わずに済む。
そういう意味では、このフランス人学者のインタビューを載せた北海道新聞にとって「利害が一致している」ように思います。
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アイヒマン (火曜日, 08 11月 2022 14:38)
どっちもどっち?
トッドはアメリカが欧州を戦争に巻き込んだ、完全にアメリカの責任だと断言している。
もともとウクをロシアから引き離すのはアメリカの戦略であり欧州が決めた事ではないから迷惑なのは当然だ。親米グローバリストが選挙で負ければウクを助ける国など一つもない。
ドネツク、ルガンスクの2国は数年前に独立してロシアが承認している。
つまりロシアの作戦は集団自衛権の行使であり国際法では合法になる。
未承認国家に自衛権を認めなければ台湾に対しても集団的自衛権を行使できない。
この戦争はウクライナを中国、ドンバスを台湾、ロシアを日米という立場で理解すると日本のやるべき事がわかる。
よっしぃ (日曜日, 06 11月 2022 18:59)
習近平は大清帝国のかつての版図を現代の中国で再現しようとし、プーチンは現代のロシアでソ連時代の領土を目指しているように思える。
私の中ではプーチンのウクライナ侵攻は、旧ソ連時代の版図復活というイデオロギーに因るものだという認識ですが、エマニュエル・トッド氏にとっては一種のロシアの防衛戦争だという認識のようです。このような捉え方は大国が自国の影響力を守る為に他国に攻め入る事が当たり前のように起きていた帝国主義の時代から刷新されておらず、今は国際法がそれを許さない時代に変わろうとしている事を氏は無視している気がします。
あしたのジョージ (日曜日, 06 11月 2022 11:00)
エマニュエル・トッド氏が今日、日曜報道THE PRIMEに出演していました。色んな番組などに出演されるのでしょうか?本は読んだ事がないのでわかりませんが、小林先生やグレンコ・アンドリー 氏と対談して欲しいなぁと個人的に思っています。
リカオン (日曜日, 06 11月 2022 10:28)
トッドによれば中国は出生率が1.1代なので少子化となり、老人に若い世代は押し潰されるので恐れる存在ではないとか言うけど、日本としては中国が台湾や尖閣を狙っているのを手をこまねいて見ている訳には行かない。
欧米の凋落は私も認める。ロシアについて彼の分析通りかどうかはわからない。確かに欧と露は互いに依存している同士で争って綱渡りのような状況にあってハラハラする。
トッドにとっては国と国との争いにどのような要因が働いて、どこに向かうか、どこに落ち着くかについて関心があるので、ロシアが国際法違反の侵攻をした等の過程は論じないし議論の対象外なのだ。
その予測やその根拠を保守もリベラルも自分の主張に都合の良いところを切り取って、「ソ連崩壊を予測した知の巨人がこう言っておられるぞー」と使っている。
トッドがロシアについて語るとフランス国内では反発をかうので、郊外で大人しくしている。日本はトッドの意見や分析に興味があるので、日本でだけ発表しているといったことが最近の彼の著書の前書きに書いてあった。
「世界が注目している知の巨人」と銘打ってマスコミがトッドを取り上げるが、今現在は日本だけで発表している様だよと心の中で但し書きをしている。ただ、彼の分析にも一理ある面もあるので、ロシアや中国の国勢を確認する時は彼の見解を比較項目の一つにしています。
sparky (土曜日, 05 11月 2022 14:49)
ロシアの侵攻への批判も擁護すらもない。各国の振る舞いについて善悪ではなく賢愚でのみ語っている。「どっちもどっち」というより「このままだとどうなるか」を、希望を入れずに客観的に描いたものだと感じた。
「どうなるか」のみを語って「どうするべきか」は語っていないのでそもそも対抗のしようもないが、ロシアの好きにさせてしまえば(ウクライナの全域あるいは東部の併呑で終戦)、各地で「武力による現状変更」が起こる流れになり、恐らく日本周辺でも発生すると考えれば、ロシアの侵攻には反対し抵抗する以外にはないでしょう。
「あれだけエネルギーをロシアに依存しといて今更禁輸とか馬鹿過ぎるだろ」とは同意するしかないが、トッド氏も「だから大人しく言いなりになっとけ」と言いたい訳ではないだろう。
古也 (土曜日, 05 11月 2022 03:01)
あれれ、パワーホールさんが仰っていたように、以前は割とまともなことを言ってたよう方だと思いましたが…。あらら。
物部守屋 (土曜日, 05 11月 2022 01:15)
どうしてこれが「どっちもどっち」論として読めるのか、わかりやすく教えてもらいたいですね。
北海道新聞と「利害が一致している」というのも、なんだか。
おぼめかした言い方は、陰謀論めいているのでやめた方がいいと思いますね。
実は、トッドの論にだれも正面から対抗できないというのが実際なんじゃないですか。
リカオン (土曜日, 05 11月 2022 01:13)
エマニュエル・トッドは理解できないなりに読んでみるのですが、結局地政学に落とし込んで国際政治を解釈しているのかなぁ。でも地政学って、過去のパワーバランスを不動のものとして解釈しているような気がして、それは国際法は考慮しない考えなのか。それでいいのかと疑問に思う。
あしたのジョージ (土曜日, 05 11月 2022 00:20)
さっきはふざけて書いてしまいましたが、この人を信じてしまう人達は、権威主義の人達だと思います。あのエマニュエル・トッド氏が言うんだから間違いないと思ってしまう人達だと思います。人は間違うと思います。その時に間違ってますよと言える人が、本物だと思いますが、違いますかね。私も自信がありませんが。
パワーホール (金曜日, 04 11月 2022 23:24)
この人、以前は割とまともなこと言っていたんだけどね。
くぁん (金曜日, 04 11月 2022 16:03)
以前、この人の「グローバリズム以後」という著書を読んだ記憶があるが、トランプ当選や、世界はナショナリズム回帰に向かう、というのは確かに当たってたとは思うが、今はこんな事言ってるんですね。結局、プーチンを刺激した奴が悪い!と言ってるのか?アホらし!
グッビオのオオカミ (金曜日, 04 11月 2022 13:36)
エマニュエル・トッド氏は日本の保守層に大人気ですからね。
表現者クライテリオン辺りは彼の持論を非常によく読んでいると思います。と、言うのは私は若い頃西部邁氏が存命時代に「表現者」をよく読んでいたからです。2000年代当時から大人気の知識人でしたよ。アメリカのグローバリズム批判の文脈でよく引用されていた様に記憶しています。
今回のエマニュエル・トッド氏に欠けるのはプーチンへの危機意識と、プーチンの論理の理解です。
実際にウクライナが占領されたらそこで何が起こるか、では次にロシアがし始める事は何か、中国は何をし始めるか。そうなれば国際社会はどうなるか…。
実はエマニュエル・トッド氏は日本は今後、中国に対抗するために「アメリカだけではなく、ロシアとも関係性を築くべき」と持論を展開していた事を、私は知っています。
エマニュエル・トッド氏、少なくとも今のウクライナ情勢を見て、何からどうなればこんな結論になったのだろうか?
リアル雪男 (金曜日, 04 11月 2022 13:33)
EUのフォンデアライエン委員長は、ロシアのプーチン大統領を裁きにかけると述べたが、ロシアを戦争継続に追い込むような発言だ。指導者に和平を困難にさせる言動が目立つ。
プーチンにどんな言動、態度をとったとしても、ウクライナを完全掌握するまで、戦争は継続するし和平なんかするわけない。
そもそも無法に制裁を加えなければ、世界中のならず者国家が戦争起こしまくって、それこそ世界大戦になってしまうでしょう。
冗談は顔だけにしとけよ、エマニュエル坊や。
佐々木 (金曜日, 04 11月 2022 12:31)
エマニュエル・トッド氏は国際法なんかどうでもいいと
思ってるんでしょうか。
国際法が破綻したら、それこそ氏の批判した
弱肉強食主義が幅を利かせてしまうと思うんですが。
あしたのジョージ (金曜日, 04 11月 2022 12:25)
エマニュエルなら、私にとっては夫人か坊やのどっちかですが、夫人の方が好きですかね。