超過死亡数はアルゴリズムを用いて計算され、コンセンサスは得られていない

 

投稿者:トマトさん

  

カレーさんへ

 

分かります!!超過死亡、難しいですよね。

私も以前、母に「超過死亡が増えている。大変な事態なんだよ」と伝えたら、「高齢化がすすんでいるから、亡くなる人が多くなるのは当然では?」というような事を言われました。

 

その時は、あちこちのサイトでつまみ読みしたなんとなくの知識で、「そういった高齢化とかも踏まえて予測した死亡者数の上限を、さらに超えて人が亡くなっているんだよ!!」と伝えておきました。

 

超過死亡を取り上げているサイトも難しいものが多くて、読んでも理解しきれず頭がフリーズする事も多いのですが、分かり易く説明してくれているサイトを見つけたので、URLを貼っておきます。

 

鈴村泰(医学博士、第一種情報処理技術者等)という方のnoteです。

 

2022年3月2日

超過死亡の概念は、正しく理解されていない場合が多い

https://note.com/info_ysp/n/nb0ffcb66dbfd

 

 

それによると、超過死亡数の計算式は二つ存在していて、超過死亡をどのように定義するのかについて、専門家の間でコンセンサスが得られていないようです。

 

それから、予測死亡数は、過去の単純平均だと少子高齢化による自然増の死亡者数が超過死亡数に含まれてしまうので、アルゴリズムを用いて計算されているとの事です。

 

そして国によって使用するアルゴリズムが違う、との事。

 

本当に頭が混乱しますよね(T_T)

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

私は今まで「完全に知ったかぶり」で、超過死亡という言葉を使っていました(;^ω^)

 

てっきり、公式で算出した数値だと思い込んでいましたが、実は違ったのですね。

 

「アルゴリズム」は、要するに「ブラックボックス」ということですからね。

 

「超過死亡の増加の分析」は仮説(算出方法が異なり数値に開きがある)をベースとした仮説となるわけですね。

 

まずそこは基本としておさえておくことにします。

 

・・・ 

 

超過死亡について、私が思いつく仮説は

 

(A) 2020年の超過死亡が減少に転じたのは、ウィルス干渉によってインフルエンザなどの感染症で死亡した人が減少したから。そしてコロナ直接死は少ない。(←ロジックが通るので私が納得している仮説)

 

 

(B-①) 2021年の超過死亡が増加に転じたのは、ワクチン接種開始時期と重なる。だからワクチンによって死亡している人は発表されているよりも膨大にいる。

 

(B-➁)2021年の超過死亡が増加に転じたのは、本来2020年に死亡するはずだった老人が、この年に死んだからだ。超過死亡の”アルゴリズム”がそれに対応していないのではないか?

 

※B-①と➁は、両方考えられるので、私は結論が出せていないです。

 

 

(C-①)2022年の超過死亡が増加にしているのは、ワクチン接種を繰り返し、そのリスクが増大しているからだ。

 

(C-➁)2022年の超過死亡が増加にしているのは、長いコロナ感染対策により医療機能の低下、および人間の免疫力の低下による。また超過死亡の”アルゴリズム”が正確なのだろうか?

 

・・・

 

こうして挙げてみると(A)は割と自信を持っている仮説なのですが、それ以外は全てあり得る気がしています。

 

私の感覚としては「ワクチン接種によって発表されていない死亡者が膨大にいる」と思っています。

 

なぜならワクチンの後遺症や、アナフィラキシー反応が強烈だからです。

 

 

だからこそ、「超過死亡とワクチン接種との因果関係」をきちんと客観的なロジックで説明できるようになりたいです。


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コメント: 15
  • #15

    もこ (月曜日, 21 11月 2022 17:57)

    失礼しました#14は鈴木さんではなく鈴村さんですね

  • #14

    もこ (月曜日, 21 11月 2022 17:49)

    今更かも知れませんが整理の為にもひとつ

    国立感染研究所の発表する超過死亡数に幅があるのは、「予測値に幅がある」からというより「2つの数を用いた区間で提示している」から
    何故かと言うと、予測値に「閾値(幅)を設ける計算式」と「閾値を設けない計算式」のどちらを超過死亡の定義とするかのコンセンサスが専門家の間で得られていない為
    つまり発表される超過死亡数に於いて、少ない方の数が「観測死亡数-予測死亡数の閾値上限」で多い方が「観測死亡数-予測死亡数」
    「真の超過死亡数は、その区間内に存在する」と

    鈴木さんの解説を見ての僕の理解にズレがあるかの様な意見が散見されるので書いてみましたがどうなのでしょう

  • #13

    グッビオのオオカミ (月曜日, 21 11月 2022 01:47)

    すいません。超過死亡に関する記事を投稿したのですが、言われてみると分かった様な分からん様な…。
    対前年比は分かりやすいですね。
    超過死亡数はウィキペディアの意味合いで解釈していました。
    鈴村泰氏の様に基準にコンセンサスがないとは、はじめて知りました。
    日本は、 高齢化の影響で例年約2万人程度総死亡者数は上がるので、プラス2万人位に考えていました。
    その予測値から超えた分を超過死亡というのかと思っていました。

  • #12

    戦争論からのファン (日曜日, 20 11月 2022 01:18)

    カレーせんべい様
    私もYouTube拝見させていただきました。

    アルゴリズムは全く分かりませんが、
    最初の時点でコロナ禍やワクチンは何だかおかしいという常識時な肌感覚で言えば、Yahooニュースになる芸能関係の方の突然死や、周でも若くして亡くなる方が多いように思います。
    小林先生もこの感覚は大事とおっしゃっていました。

    超過死亡、これは年代別に分けて高齢化で本来死亡する方がいるなら、80代、90代を除外し、それ以外の年代と死因を比べるのが分かりやすいのかと。

    難しい計算の話を蔑ろにして申し訳ないですが、
    最終的には亡くなられた方全員を解剖して、因果関係を探らないと分からないと思いますので、
    常識的な肌感覚で明らかに若い方の突然死が増えているのであればヤバいなと思います。

  • #11

    ポコ太郎 (日曜日, 20 11月 2022 00:09)

    カレーせんべいさん、今夜のYouTube拝見しました。
    超過死亡の皆さんのコメントを拝読すると、特に匿名希望様のコメントを2度読みすると、何かヒタヒタと不気味なものが後ろから押し寄せてきているような、読後感に舌がざらつく気持ちの悪さを感じました。あと数年で、ぼんやりした相関関係が、明確な因果関係に見える化されるのでしょうね。
    ボクは今年の5月に脳梗塞発症し、その時の主治医から「どこも悪くない、何で罹患したのでしょうね」と言われ、ワクチンが原因で血栓ができやすくなる仮説を話すと、主治医は「最近よく聞きますね」と仰っていました。
    ホラー映画なら杞憂ですが、現実に起こっていることが仮説通りなら、恐ろしい未来が待ち受けることになりますね。

  • #10

    匿名希望 (土曜日, 19 11月 2022 23:50)

    年間4000件程の火葬を行ってる公営火葬場の運営管理の仕事をしております。
    超過死亡の定義は私もよくわからないままでしたが、実際のところ、平成25年に出されたこの地域の火葬需要予測値(火葬場新設のために地域の人口と年齢分布をもとに算出したもの)通りに、平成30年度まで前年度より年70~80件増で推移してたものが令和元年~3年度はほぼ横ばいでした。
    そして今年令和4年度は前年度より300~400件増になりそうな勢いです。
    これを超過死亡と捉えることもできるでしょうが、単に令和元年~3年度に亡くなるはずだった人がズレて4年度に亡くなってるだけなら超過死亡というほど増えてる訳でもなし。
    という現場の実感です。ワクチン接種が普及した3年度も横ばいだったんですよねここの地域。ロットによって安全性が違うという話ありましたよね……
    ただ、数字は押さえてないですが、感覚としてこの2年ほどは40~60歳代の方が多くなった気はします。あと突然死の方は本当に増えてます。

  • #9

    ねこだるま (土曜日, 19 11月 2022 22:19)

    ライブの最中ですが、超過死亡アルゴリズムの本質と思われる数式発見したので紹介。
    トマトさん紹介の鈴村泰のページから飛べました。

    https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/493-guidelines/9748-excess-mortality-20jul.html
    >>>
    3.2 Farringtonアルゴリズム(CDC)

      log(E(Yt)) = ‪α‬ + βt + F(t)γf(t)

    ただし、
    E( ) は期待値演算、
    Yt はある時点(週)tにおける死亡者数、
    α, βは回帰パラメータ(スカラー)、
    ft は季節性を表す項でウィンドウ期間外の時点を等分割(本研究では9分割)しダミー化したベクトル、
    ganma はダミー変数に対応する回帰パラメータ(ベクトル)である。

    本研究においては、5年前までの前後3週間をデータとして用いて推定を行う(Rコード内の補足資料1ではそれぞれb=5、w=3を設定)。感度分析としてこのウィンドウ期間を変化させその結果の頑健性を確認する(b=3,4およびw=2,4を検討)。
    <<<

    だそうです。

    解かる~?
    log は高校で教わったけど。
    国立理系出てないとキツそう。

  • #8

    もこ (土曜日, 19 11月 2022 21:08)

    すみません当方全くの素人なんですが例の鈴村さんのサイトを見た僕の理解と皆さんの話が乖離しているようで
    アルゴリズムとはあくまで計算手続きのことで、国立感染研究所は「Farrington」というアルゴリズムを使って予測死亡数を計算しているということですよね?
    それに95%という数字が出てきますがそれは統計学における予測区間というものについての数字ですよね?
    予測死亡数×±95%だのアルゴリズムの範囲内だの何を言っているのかよく分かりません

  • #7

    tkclub (土曜日, 19 11月 2022 20:51)

    過去20年ぐらいのデータを比較するといいかもしれません。(俺がやれよ)
    例‥過去20年の間、予測死亡者数と観測死亡者数の誤差は1%だった。(±99%)
    アルゴリズムはあってる。
    しかし東日本大震災のときだけ予測死亡者数より観測死亡者数は5%増えた。
    アルゴリズムの範囲内。(±95%範囲内)
    となるので、アルゴリズムはあってるが、
    東日本大震災並みの状況が現在現れている。のは枠珍?ということになるかな?と
    思います。予測死亡者数がアルゴリズムである以上絶対値もありますが、率で比較してみるのもありかと。2022は枠珍を踏まえて率が1・xx倍増えるアルゴリズムになるかもしれないし・・・(これは陰謀論かも)

  • #6

    ひらたまさき (土曜日, 19 11月 2022 20:23)

    超過死亡『率』=今年観測された死亡数ー予測死亡者数
    超過死亡『数』=今年観測された死亡数ー去年観測された死亡数
    我々が知りたいのは後者の数の内訳と原因では?

  • #5

    tkclub (土曜日, 19 11月 2022 20:12)


    ①予測死亡者数=アルゴリズムですね。
    死亡超過数は
    ①ー観測死亡者数【a】と
    ①✕±95%ー観測死亡者数【b】
    の2種類あると理解しました。
    観測死亡者数は絶対値です。
    2019、2020、2021、2022の
    【a】【b】の両方を比較すれば明らかに
    傾向はわかると思います。
    アルゴリズムはブラックボックスですが、
    高齢化は当然考慮されているハズなので。
    間違っててズレズレだったらすいません。



  • #4

    トマト (土曜日, 19 11月 2022 18:24)

    カレーせんべいさん、お返事ありがとうございます!

    #2の件、そう言われてみればそうですね!
    >「超過死亡数はアルゴリズムを用いて計算され、コンセンサスは得られていない」
    については、なるほど!と納得できました。

    でも、どうしても、鈴村さんのnoteの文脈だと、国立感染研究所が使用しているアルゴリズムにコンセンサスが得られていない訳ではなくて、超過死亡を計算するのに、「閾値」を用いて、幅をもたせるかどうかのコンセンサスが得られていない、と読めたので。

    なので、現在トップページに表示されている
    「コンセンサスが得られていないアルゴリズム」にだけ違和感が残ります。
    細かくてすみません⤵⤵

    私も頭がこんがらがってきて、自分の理解に自信がなくなってきました(^^;)

    他の方のコメントを読みながら、理解を深めていきたいと思います!
    私もこの「超過死亡」について、理解が追いつかず、かなり逃げ腰だったので、今回、カレーせんべいさんがこのテーマを取り上げてくれてありがたいです。

    一緒に勉強していきたいです!

  • #3

    リアル雪男 (土曜日, 19 11月 2022 18:18)

    私も超過死亡は、ただどれだけの人が死んだのかを伝えてるぐらいのものだと、テキトーに考えてました。こんなに複雑なものだったとは…。
    2020年は過度の感染対策でそもそも風邪ウイルス全般に触れる機会が極端に少なくなったため、風邪で死ぬ老人が減り死者数は減少に転じた。
    そして2021年以降は長引く過度の感染対策で人々の自然免疫力が下がりきってしまって、本来少し先の未来で死ぬはずだった老人が前倒しに死んでしまった結果、前年の留保されていた死者と合わさって死者数が急激に増加したのではないか、というのが今の私の考えです。
    もちろんmRNAワクチンが関係している死亡例も多数あるとは思います。私も職場で80才のおじいちゃんがワクチンをうった後、苛烈な副反応に耐えきれず一週間後に死んでしまった話を聞きました。
    でもじゃあだからといって、死者数の増加を全てmRNAワクチンのせいにできるのかと言われれば、それもどうかと思うのです。実感がわかない。
    難しい数字の話は私にはよくわからないけれど、冷静に色んな要因を考えていかなければ、河野太郎や媚びナビのような奴らから「反ワクの陰謀論者がまた変なこと言ってる」と揚げ足をとられることになるのではないでしょうか。

  • #2

    カレーせんべい (土曜日, 19 11月 2022 17:51)

    >>2
    >「超過死亡数」と「予測死亡数」は違います。

    ◆超過死亡:死者数が例年の水準に基づく予測値に比べてどれだけ上回っているかを示す

    「例年の水準に基づく予測値」が「予測死亡数」であり、
    それは「超過死亡数を算出する上での途中計算式」と言えませんか?

    超過死亡と予測死亡は違うのは分かりますが、超過死亡を出すには予測死亡を出さないといけないので、一体だと思うのですが?

  • #1

    トマト (土曜日, 19 11月 2022 17:30)

    カレーさんへ
    とり急ぎの書き込みです。

    >「超過死亡数はアルゴリズムを用いて計算され、コンセンサスは得られていない」
    >「コンセンサスが得られていないアルゴリズム」

    ↑私の理解と違います。

    鈴村泰さんのnoteによると、
    ★アルゴリズムを用いて計算されているのは「予測死亡数」です。
    ★コンセンサスが得られていないのは、「超過死亡数の計算式」です。

    「超過死亡数」と「予測死亡数」は違います。

    鈴村泰さんのnote 2022年3月2日
    超過死亡の概念は、正しく理解されていない場合が多い
    https://note.com/info_ysp/n/nb0ffcb66dbfd