投稿者:たけし社長
先日、福岡県教育庁の方から「黙食」を解除した福岡市の担当課長さんを紹介してもらえたため、同志の地元のユーチューバー野中しんすけさんと一緒に話を聞いてきました。
福岡市は、文科省と九州大学病院グローバル感染症センターの見解を根拠に、黙食を解除したとのことでした。
1.「黙食解除」の通知を出した当初は、約8割の学校が黙食を解除、2割の学校が黙食を継続していた。現状は、よく把握できていない。
2.黙食を解除した当初、保護者から解除に反対する意見もあったが、圧倒的に解除に賛成する意見が多かった。
3.黙食を解除した当初は、2年間、子ども達が会話から遠ざかっていたため、会話が無かったが、次第に笑顔で話すようになった。
4.ちょうど第7波の頃に調査したところ、黙食解除した8割の学校と、解除していない2割の学校との間で「差異」はなく、また、陽性になった子どもの席の近くの子どもが陽性になりやすい、という現象も見られなかったため、黙食の解除により感染が広がったという現象は、その時点においては、なかったと推測できる。
5.そもそも、「食事中の会話」を「する」ように強制できないのと同様に、「しない」ように強制できるものではない。福岡市は文科省の指針とおりのことを行っているだけ。
6.給食の時間は平均で15~20分程度であり、15分間話し続けるわけではなく、また、一方向を向いた状態であり、大声での会話ではないことから濃厚接触には該当しない。
7.「濃厚接触者定義」対策のために、学校やクラスによっては、給食時間中に「会話ができる時間(14分以内)」と、「もぐもぐタイム(会話せずに食事に集中する時間)」を組み合わせているところもある。
このあたりの話も含めて、野中さんが「黙食」について動画にしてくれています。
とても分かりやすくまとめあり、私自身とても勉強になりましたし、ご興味のある方は観てみてください。
【完全に間違えてた】子供たちの黙食に関して驚きのデータをいただきました。。これは凄い!
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グッビオのオオカミ (木曜日, 24 11月 2022 01:21)
みなさんのコメントと、野中しんすけ氏の動画を拝見しました。
私が勤務している高齢者向けデイサービスは、医療法人の中の在宅部扱いになります。
クラスターも最近何回か発生はしています。しかし、動画にある様に
①感染するからやる。
②濃厚接触者に該当するからやる。
は全く意味が違います。
実際には、濃厚接触者や無症状の検査が、話をこじらせ、実害が発生します。
小林よしのり先生や泉美木蘭先生が言う様に、感染症法の分類を下げ、コロナの特別扱いを止めない限り、施設の職員が何を言おうとラチが開かない所はあります。
また、組織の幹部の傾向もあり、幹部がコロナ禍をどう理解しているかで、組織の方針がかなり変わります。
現場の職員としては、本当に難しい所です。
和ナビィ (火曜日, 22 11月 2022 22:32)
≪児童へのマスク&黙食をやめさせる行動≫---刻々とあがる実践のご報告に目を見張ります。県の教育庁の要職、政治家との会談、そしてそこからさらに「黙食」を解除した福岡市の担当者さんとの面談、その周到な手順、展開を伺って驚きます。【何かを実現していく】ということは、本気の熱とともに冷静に考え抜かれた戦略、そして面談する双方の正確な言葉とによって成されるのだ、と感じ入りました。
マスク、黙食、誤りに満ちた感染対策、そして無理くりのワクチン誘導が、この期に及んでも公報・メディアで流し続けられている、----このサイトに次々挙げられている通り、腹が煮えくり返る事態が続いています。憤慨し嘆き、怒りを感ずるままに口にすることと、≪実際に構造を観察し策を以て一歩づつ事態を打開すること≫とは違うと改めて気付かされました。
また、
>2.黙食を解除した当初、保護者から解除に反対する意見もあったが、圧倒的に解除に賛成する意見が多かった。
にあるように、ある施行への当事者の【反応】の力は大きいと思います。そのうねりに乗るようにして状況の変化(改善)は確実になっていきます。
野中しんすけさんが「『濃厚接触者』定義を無くさなければ、この問題は打開されない」とおっしゃっていたこと、孫達の学校・保育園・親の職場の状況を見ていて本当にそう思います。【ノーコー接触】て音?からしてなんて滑稽・珍妙な言葉なんでしょう。しかし実際、本人はもとより親の勤務(ひいてはバァバの仕事)にも大きな支障が出る圧力です。
まいこ (火曜日, 22 11月 2022 18:45)
たけしさん
市教育委員会は、市内の学校のみの通達となり、県教育委員会は、県内の学校すべての通達になるということかなと思います。今回の愛知での黙食緩和も、名古屋市の教育委員会に請求していたら、名古屋市内の学校のみの通達になっていたのではないでしょうか。
福岡県庁のHPをみてみますと教育委員会と教育庁は同じフロアにありますが、組織の系列が違うようですね。
教育委員会
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/2100000.html
教育庁
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/life/8/51/234/
県庁フロアガイド
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/622785_61169038_misc.pdf
宮崎県が黙食の緩和をする際に、福岡県教育委員会と福岡市教育委員会も取材されています。
-宮崎県教委、学校「黙食の徹底」見直しへ 他自治体も緩和の動き-
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20220603-OYTNT50061/
6/3の記事では、緩和に前向きなのは県教育委員会で、慎重だった市教育委員会が10日後の6/13に緩和の通知を出しています。
https://www.kyobun.co.jp/news/20220617_04/
たけし (火曜日, 22 11月 2022 15:18)
まいこさん。
情報ありがとうございます。「宮崎県教育委員会は現在、県立学校に向けた通知で「黙食の徹底」を求めていて、小中学校を所管する市町村の教育委員会もこれにならった対応をとっています。(中略)県教委も新たな通知を出し、「黙食の徹底」という文言を削除する方針を固めました。」
つまり、県が県立高校に通知を出した場合、市もそれに倣って小中学校に通知を出す慣習がある、ということですかね。となると、訴求相手は県になりますよね。確かに野中さんは「福岡市は政令指定都市であり、福岡県に準じた権限を使うことができる。だから、県の意向と関係なく黙食を解除しようとすればできるけど、他の市はそのような訳にはいかないと思います。」って言ってたので、やはりこれが正解ですかね。
行政の人は「本音」や「ぶっちゃけ」を言わないから、実態が分からずに苦労します。。このあたりを市と県に再度、探りを入れてみて、本物の訴求相手が県だと分かったら、「福岡県と福岡市、黙食を巡り意見分かれる」の意見広告を地元紙に出すからコメントください」って福岡県教育庁にお願いしてみますね!
まいこ (火曜日, 22 11月 2022 12:58)
親御さんと集まる機会に「11月から黙食緩和になって、お子さんたちは如何ですか?」とお尋ねしてみると「まだすぐ話すというわけにはいかないみたい」とのことでした。福岡市と同じように会話が復活するには少し時間がかかるようです。
たけしさん、福岡市も宮崎県も愛知県も教育委員会が黙食緩和をリードしているようですね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220603/k10013655441000.html
おてんばさんに共有した黙食緩和に繋がったと考えられる愛知県教育委員会教育長への「学校等において食事中の会話を可能とするように見直しを求める請願」と「学校等における食事中の座席配置について互いの顔が見えるように見直しを求める請願」というファイルを再掲させてください。
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/437601.pdf
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/437602.pdf
たけし (火曜日, 22 11月 2022 12:02)
おてんばさん
軌道修正のご報告です。私は、これまで県と地元の市の担当部署の課長さんに直接会って「政府指針とのズレ」について話し合ってきました。県は「国の指針を市に伝え、そこから先は市の判断」、市は「県からの通達を各学校に伝え、そこから先は各学校長の判断」と聞いていたので、その言葉を額面通りに受け取って、文科省の指針に変更を加えているのが学校長だと考えていました。
もちろん、「建て付け」上は、これで間違えていないのですが、よくよく考えると、これでは「福岡市」の学校だけが黙食を解除し、それ以外の福岡県内の「全ての学校」が黙食を続けていることや、愛知県の全体の黙食緩和の説明がつかないのです。
各学校長には大きな権限があるとは言え、「県は県立の高校を管理監督する立場」「市は市立の小中学校を管理監督する立場」であり、実際には自治体の教育委員会の権限が、学校長の権限を大きく上回るように思います。そして、自分だけの判断で黙食を緩和するほどの権限は、学校長には現実的にはなさそうな気がしてきました。これまで黙食緩和を訴求すべき相手は、学校長だとばかり考えていましたが、訴求する相手をまず絞り込まないと、どうにもこうにも埒が飽きません。「行政のたらい回し作戦」恐るべし。苦戦中です。。
たけし (火曜日, 22 11月 2022 10:10)
今週、この話を元に、市役所と学校と話してきます!
娘の通う学校長の「黙食」を解除できない理由
濃厚接触者の定義が「お互いにマスクなし、又は陽性者がマスクを着用せず、
手が触れる距離(1メートル程度)で15分以上会話した」となっているため、教室の中で
全員がマスクを付けていない状態になっている給食中に「できるだけ会話を控える」ことは、
感染者が増加しつつある現状では避けられないことかなと思います。
福岡市の見解
1.給食の時間は平均で15~20分程度であり、15分間話し続けるわけではなく、また、一方向を向いた状態であり、大声での会話ではないことから「濃厚接触」には該当しない。(九州大学病院グローバル感染症センターの見解が根拠)
2.学校やクラスによっては、15分以内の「おしゃべりタイム(会話あり)」と、食事に集中する「もぐもぐタイム(会話なし)」を組み合わせているところもある。
3.そもそも、「食事中の会話」を「しない」ように強制できるものではないため、福岡市は文科省の指針とおりに行っている。
お喋りタイムともぐもぐタイムの使い分けは有効だと思いましたが、市の回答は如何に?
まいこ (火曜日, 22 11月 2022 09:12)
情報とまとめをいただきありがとうございます。
2:55頃~「黙食緩和」には批判も賞賛もあったが、賞賛の声の方が多かった。
16:07頃~「濃厚接触になった時に学校を休まないといけない。勉強が疎かになったり遅れることが危惧される」→18:00頃~「濃厚接触って定義 さっさと辞めませんか?」=5類にする
意見広告「子どものマスクとワクチン、今後も必要?」-「病気になること」は悪いこと?の主旨は、「5類相当へ格下げされれば、『濃厚接触者』になって『世間の迷惑者』になるという問題はすぐに解消され、子どもたちに『過剰な感染予防』を強要する必要がなくなる。」という理解をしています。
愛知では「5類に格下げすること」の意義の分かりやすい説明をはじめとした意見広告を3度掲載していただき、多くの方が意見を送られたことで、新聞の論調が両論併記に変わってゆきました。(その後も、ファンサイトに集う皆様のお陰で地元テレビ局や新聞の論調に関心を持ち続け、意見を送り続けることができました。)庶民の意思を汲んだ取材に基づいた紙面や番組(はじめはCBCだけでしたが、名古屋テレビ(メーテレ 朝日系)も黙食関連は取り上げています)も増えたことで、名古屋市長、愛知県知事の言動も変化し、愛知県教育委員会の黙食緩和、ガイドライン改訂にも繋がったように感じます。
福岡市が黙食緩和に踏み切ることができ、その後も続けられたのは-「黙食緩和」には批判も賞賛もあったが、賞賛の声の方が多かった。-庶民の意思が支えになっていたことが大きいのではないかと思います。
鎌倉三四郎 (火曜日, 22 11月 2022 07:59)
そもそも今は、クラスターって管理しているんでしたっけ?
私は以前から公共のプールで泳いだりしてますが、数ヶ月前は追跡調査のために、必ず名前と電話番号を書かされました。
最近、プールに行くと名前と電話番号を書かせるルールは無くなっていました。
地区センターも以前は名前と電話番号を書かせていましたが、今はどうなんでしょうね。
私は名前と電話番号を書かせるところには極力近付かないようにしていましたが、理由はやはり「強制隔離」をされないためです。
コロナウイルスなんて1ミクロンも怖くありませんが、やはり「隔離」は怖いので。
仕事が忙しいのに、1週間も自宅に軟禁されたくありませんから。
で、最近は個別に陽性者の追跡調査は止めたと思っていたんですけど、学校は違うんでしょうかね。
なんか、学校だけルールにガチガチに縛られて子供が大変ですね。
私は最近でも、2時間飲み放題とかカラオケとか普通に行きましたし、誰もマスクなんてしないで、大声出してましたけどね。
クラスター調査って、たぶん学校とか介護施設とか一部の施設でしかしてないんじゃないですか?
少なくとも都庁とか区役所でクラスターって話はあまり聞きませんしね。
おてんば (火曜日, 22 11月 2022 06:35)
校長との話し合いで、6は、息子の中学校の校長にも話しましたが、とにかくクラスターが発生する懸念があると仰ってました。
校長:「15分以上マスクを外して話せば濃厚接触で、クラスターの懸念があり、感染したら、子供達を登校禁止させなくてはならなくなります。そのため、絶対に会話させてはいけないのです。富岳の映像の様に飛沫が舞ってしまいます」
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〉6.給食の時間は平均で15~20分程度であり、15分間話し続けるわけではなく、また、一方向を向いた状態であり、大声での会話ではないことから濃厚接触には該当しない。