投稿者:サイタマさん
女性天皇が誕生した場合、夫の立場はいかなるものになるのでしょうか。
英国女王の夫の場合、公爵とかそういった称号があるようです。
女性天皇の夫にも、なにがしかの称号が必要な場合、憲法14条(平等とか貴族の項目)を改正すべきではと思うのですが、
そういった議論は既に検討されているものなのでしょうか?
(管理人カレーせんべいのコメント)
このようなご質問に、瞬時に回答動画を出せるよう、切り抜き動画をどんどんストックしていきたいです。
私が目指すは「ゴー宣ソムリエ」です(笑)
・・・
さてご質問の件。
該当する動画が今は無く、文献もすぐには見当たらないので、取り急ぎ自分で考えてみたのですが・・・💦
本件は「憲法改正」ではなく「皇室典範改正」ではないでしょうか?
憲法14条(法の下の平等。門地による差別の禁止)は関係ないと思います。
なぜなら「女性天皇の夫」とは、本質的には「天皇の配偶者」であり、現行と変わらないはずです。
ただ、呼び方等の地位については、女性天皇ともども皇室典範を改正して位置付ける必要があるのではないでしょうか。
≪上記が間違っている場合、あるいは、より正確な見解をお持ちの人は、コメント欄にて教えてください!!≫
↓(スポンサーリンク)↓
ハジメ (日曜日, 11 12月 2022 00:02)
まずは日本国憲法の第一条をお読み下さい。 大事なことは一番前に書いてある。 条文を読む際、これが基本の基です。 (前文はマックの作った駄文ですが。いや、全文もか…。)
そして皇室は日本の民主主義において例外中の例外です!
そう解釈しなければ、ボクにはとても理解出来ない。
民主主義なら天皇は選挙で決めるのでは?
サイタマ (土曜日, 10 12月 2022 23:17)
皆様、詳しい回答・解説ありがとうございました。
グッビオのオオカミ (土曜日, 10 12月 2022 22:53)
皇室に入るのは婚姻による場合、憲法違反にはなりませんね。
イギリスのフィリップ王配殿下の様な形になるのでしょう。
#4リカオンさん、詳しい解説ありがとうございます。
#2mantokunさんのご指摘は全く同感です。この議論を今、決まってない事の異常さを良く考えるべきですね。
言っても仕方がないと知りつつも、つくづく安倍晋三の長期政権は「ガン」だったと思えてなりませんね。
リカオン (土曜日, 10 12月 2022)
高森先生の『「女性天皇」の成立』P.190に皇室典範改正案が提案されております。
第五条 皇后、太皇太后、皇太后、親王、親王妃、內親王、王、王妃及び女王を皇族とする。
↓↓改正案
第五条 皇后、皇婿、太皇太后、対皇太婿、皇太后、皇太婿、親王、親王妃、內親王、内親王配、王、王妃、女王及び女王配を皇族とする。
王配か王婿かまたは別の称号が良いか高森先生も専門家の知恵を借りたいと書かれております。
この案では王配または王婿も皇族とすると明記されます。
サイタマ (土曜日, 10 12月 2022 13:42)
流石に爵位を与える、とはならないと思うのですが、王配の方は、実際には公務もされるでしょうし、厳密に平民と呼べるのか疑問に思いました。皇室典範改正の際は、王配の方の処遇についても明記した方が良いのではと思いますが、いかがでしょうか。
mantokun (土曜日, 10 12月 2022 11:29)
すみません、先程の件は敬称ですね!日本ではすでに爵位は廃止されているので、サイタマさんが持たれた疑問の意図としては、日本の女性天皇の配偶者をどうお呼びするか=敬称で合ってるのでしょうか。
ただそうすると、皇太子時代には殿下で同じ敬称ですが、ご即位されると天皇陛下、皇配殿下で敬称が違ってきてしまうので、そこをどうするのかというところはありますね。天皇皇配両陛下とお呼びする方がスムーズ?
…本来なら愛子様がお生まれになった時点で、こうした議論ができる状況になっていなければならなかったはずですよね。先送り先送りし続けた結果、もう皇統が断絶するかどうかのどん詰まりの状況になってしまっています。
mantokun (土曜日, 10 12月 2022 11:10)
故エリザベス女王の夫君であるフィリップ殿下のご称号は王配殿下でしたね。
女性天皇の配偶者となられる方の称号については確か、過去(数年以上前)のゴー宣道場で高森先生がいくつか外国を参考に例を挙げ、「皇配殿下」が候補になるとおっしゃっていたような記憶があります。