投稿者:ひとかけらさん
防衛3文書を巡り中国の現状認識についての表現を「これまでにない最大の戦略的な挑戦」とする方向で調整。
政府の中でも意見の違いがあるようです。
しかしながら、中国が台灣と尖閣諸島を狙っているのは明らかで表現をどうするかというより中国、北朝鮮、ロシアの兵力の合計が576万、日本とアメリカの兵力の合計は175万、しかも有事の時アメリカは助けてくれるとは限らないです。
台湾は非対称戦略と軍事力や数に頼らない対抗策を想定しており、日本は自衛隊への装備を充実させ、ゲリラ戦で戦うしかないと私は考えてます。
(管理人カレーせんべいのコメント)
防衛3文書というのは国の安全保障政策に関する「国家安全保障戦略」「防衛計画の大綱(防衛大綱)」「中期防衛力整備計画(中期防)」の3文書を指すようですね。
どのような表現を記載するかは「テクニカルな話」だと推察しますし、私には正解がサッパリ分かりません。
ただ「それはアメリカの情報だ」と言って、日本が日本独自の判断を放棄しては、主権を放棄したのも同じです。
もちろん「正しい判断は、正しい情報と正しい分析の上に初めて成立する。」ということがあるので、日本独自に情報を収集するということであれば、私は賛成です。
・・・
それにしても、あのロシアの侵略ですら相対化する日本人がいるのだから、おそらく中国が侵略を開始しても相対化してみせる当事者意識皆無の日本人は現れるでしょうね。
そう思うだけでウンザリします。
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グッビオのオオカミ (火曜日, 13 12月 2022 22:02)
最近、よく話題になるテーマです。
基本的には防衛予算を拡充する事には賛成です。
日米同盟があってもアメリカが日本の代わりに戦う訳ではありません。
ウクライナがロシアから軍事侵攻を受けた。
結局は周囲の国から同意と支援を受けつつ戦うしか道はなかったのです。
日米同盟は日本の自主的な防衛の上に初めて意味を持つと思います。
鎌倉三四郎 (日曜日, 11 12月 2022 20:57)
私も馬淵澄夫議員のおられる「ゴー宣道場」に参加していました。
昔から感じていることですが、
「政治家は安心じゃないのに安心と言う」
「メディアは危険じゃないのに危険と言う」
が基本だと考えています。
だから、あの時は馬淵澄夫議員の発言にはそこまで違和感は感じなかったのですが、、、
ただ、アメリカと中国の軍事バランスについては、数年前からNHKスペシャルでも取り上げていて、米軍の指揮官が「あと数年後には中国とアメリカの軍事バランスは逆転する」と何度かコメントしていました。
そして、すでにその数年は経っているかもしれません。
アメリカの情報は大事ですが、中国が2035年まで軍事行動を起こさない、というのは一つの予測に過ぎません。
中国の立場からすれば、米軍に勝てる、と思ったタイミングで仕掛けるのが合理的でしょう。
あと、ロシアがウクライナに侵攻することを予測していた人ってどのくらいいるんでしょうね?
中国だって、習近平主席がいつまで主席かなんて誰にも分からないでしょう。
習近平の後継者がすぐにでも台湾に侵攻するかもしれませんし。どこまでいっても予測は予測です。中国共産党だって、いつ台湾に侵攻するかなんて本当は決めていない可能性はありますよね。
政治家は自分の仕事は、国民を安心させるのが仕事だ、と思い込んでいますが、原発事故の時に安全安心を連呼したって無意味なことは学んだはずなんですけどね。
立憲民主党と比べて、自民党の政治家は危機感だけは持っていると思いますよ。
だから、東南アジアにやたら外交戦略を行っているんでしょうから。
ただ、問題は間に合うかどうか。
私が巷で聞く話では、とにかく日本の技術力はあらゆる分野で、中国より劣るものになりつつある、ということです。
私が「お墓」の見積もりを石材店に頼んだ時に、石材の話で「日本製は高いし劣悪だから使えない。中国製のほうが安いし、職人の腕が良いし、品質も良い」と言われたときには、本当にショックでした。
家電だけではないです。
あらゆるジャンルで聞く話です。
潤峰 (日曜日, 11 12月 2022 20:55)
「外交とはテーブル上ではにこやかに握手しながら、テーブルの下では足で蹴り合う交渉」
と、誰かが言っていましたそのとおりだと思います。
日本人はもっとしたたかでタフになって欲しいです。
三鷹のやまちゃん (日曜日, 11 12月 2022 18:56)
腹の中では脅威と思いつつ、表面的には友好ヅラを保たなくちゃいけないなんて、あらためて外交って面倒クサイですね。「普通の感覚なら、日本が脅威を覚えて当然」と中国だって分かっちゃいるんだろうけど、文書で出すとそれをネタに揺さぶりかけて来る。国際社会の本音と建前も、なかなか厄介なもんですね。