BBC東京特派員「日本は未来だった、しかし今では過去にとらわれている」

 

投稿者:グッビオのオオカミさん

  

【日本は未来だった、しかし今では過去にとらわれている BBC東京特派員が振り返る - BBCニュース】

 

ルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ、BBC東京特派員

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-64357046

 

 

イングランドから来たBBCの東京特派員のヘイズ氏はかつての戦後復興から欧米を脅かすほどの経済大国となった日本が現在、驚くほど停滞していると感じている様子をコラムとしてまとめています。

 

もちろん、私としては日本の停滞に敗戦国として、戦勝国から度重なる外圧(歴史認識や各種構造改革)を受けた事によるものだ、と言えなくはありませんが、それだけでは無い様に思います。

 

 

私はこれはこのコロナ禍や統一協会問題、皇位継承問題とも通じる"何か"を感じました。

 

それらの問題を政治の無為や失策に求める事に私は躊躇しませんが「本当にそれだけか?」ともおもうのです。

 

小林よしのり先生はブログ"日本だけ自国民への民族虐殺中(1/19)"の中で"世界中を見渡せば、日本人が一番臆病で「個」がないのは明らかである"と書いておられました。

 

世界中にあって、日本だけ無いものそれは自国の軍。

 

「反戦平和主義」は恐らく日本人から軍事力でも勇気でも無く、祖国への関心…取り分け国家の将来への「責任感」を育てる機会を奪った。

 

いつまでもただの風邪症状を死の病と恐れ、カルト宗教を処罰出来ず、自国の皇室を守るための法案一つ変えれない。

 

結局は過去にとらわれて「浸っている」ばかりで問題に向き合う勇気が無いのでしょう。

 

「平和国家・日本!日本は今後2度と戦争をしない平和な国だ!」そうして危機意識を無くしてしまった。

 

国家に関心の無い国民による民主主義?

 

そんな矛盾した国家と国民に疑問を持たないまま、古き良き時代の夢と共に、コロナは怖く、統一協会は取り締まらず、皇室典範はずっとそのままで、少子化にも歯止めはかからないまま「日本は平和な良い国だ」と停滞しています。

 

大人を社会人と言う時、「仕事をする人」という意味でしょう。それが日本の大人を表す言葉になっています。しかし、そこには「国家」の視点は欠落しがちでは無いでしょうか。

 

大人が国家や祖国の将来に関心を持ち「責任感」を持てる様になるにはどうすれば良いのか。

 

案外、日本の活力の回復の根っこは私は「祖国の将来と真剣に向き合う事」にあるのでは無いかと思いました。

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

ご紹介頂いた記事は、日本のことを好いてくれている日本通の外国人の評価ですので、聞くべきところがあり、的を得ていることも多々あるのだけど・・・

 

 

なんかムカつくなぁ。

 

 

いや。外国人の日本に対する批判は、批判として有り難く受け取るけども、「今に見てろよボ〇!」がメラメラと湧いてきます。

 

いささか子供っぽいかな?(汗)


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コメント: 8
  • #8

    リカオン (水曜日, 25 1月 2023 22:08)

    外国人だけでなく、若者も日本に魅力を感じない国になりつつある。

    日本人、静かに進む海外流出 永住者が過去最高の55.7万人に(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
    https://news.yahoo.co.jp/articles/dcae5634a7456751bc0229c7a074576fe0592282

  • #7

    ひとかけら (水曜日, 25 1月 2023 21:56)

    井上達夫のウクライナ戦争と向き合うを読んでいると憲法改正が重要な項目として出てきます。守ってくれるかどうか分からない米軍をあてにするより自国で戦うことを選択するほうが良いと職場の同僚にも伝えてますが暖簾に腕押しです。憲法九条の二項で戦力の不保持と交戦権の否認がある以上自衛隊は無いという考え方なのでしょう。憲法改正して自衛隊を国軍として明確に規定、軍法裁判所を作る、防衛出勤の首相による事前承認を提唱しています。確かに日本が攻められる可能性がある時や実際に攻められてる時に事後承認でもって自衛隊は専守防衛を逸脱してると首相が判断して日本が白旗を上げたとしても他国は容赦なく攻めます。どうも日本はコロナ禍のような戦わなくていい相手と戦わなければならない権威主義国家と区別がつかずアベコベなような気がします。

  • #6

    グッビオのオオカミ (水曜日, 25 1月 2023 15:29)

    カレーせんべいさん、掲載ありがとうございます。
    この特派員の日本社会の理解の細部は「ん?」と思う部分もいくつかありますが、いつまでも決着を着けれないコロナ禍や皇位継承問題や統一協会問題、少子化問題など、「自分で改善できない国民」という所は私は少し思い当たります。
    民主主義と言いつつ「国家」という単語を「右翼」だの「危険思想」だの、結構いまでも悪い感情で見ている節を感じます。
    余談ですが私はウクライナ人と同じだけの戦い方を日本人は決して出来ないだろうと思うのです。
    何だかんだ言ってもウクライナには「国軍」がありましたね。日本にはそれがありません。
    精神的な姿勢として「日本だけ」決定的に欠落しているものだと思います。
    そしてコロナ禍をずっと続けているのも「日本だけ」ですね。
    それらの事と日本の閉塞感は決して無縁ではないと思います。
    カレーせんべいさんが「腹が立つ」のは日本人としての「悔しさ」ではないかと思います。

  • #5

    ねこだるま (水曜日, 25 1月 2023)

    敗戦時に世界の敵性国家、犯罪国家にされたというトラウマが大きいと思う。

    コロナ恐怖症も結局不名誉恐怖症だったし。

    トラブルを好まないのは美点とも言えるけど、
    「○○になったらどうするんだ!!」
    不名誉脅迫が非常に多い気がする。

  • #4

    古也 (水曜日, 25 1月 2023 02:19)

    芯が無いってね…。

  • #3

    くぁん (火曜日, 24 1月 2023 23:47)

    日本という国が世界(外)からどう見られているか?まるで無頓着のくせに、外国からやって来た人には、やたらと日本の評判を気にする、変な国民になってきた気がする。
     かつての朝鮮や、列強に食いものにされていた頃の清のように、もはや自力では何も解決出来ない国になってるようにも感じる。断じて認めたくないけど。

  • #2

    リカオン (火曜日, 24 1月 2023 23:07)

    日本人は自分で法律や世の中の仕組みを変える事ができると言う事が、理解していない。周囲の人に世の中の様々な課題について議論すると、課題までは一緒に話はできる。しかし、それを改善するための方策に話が及ぶとそれは政治家や上の誰かが決める事と言われて話が進まない。
    政治家を選ぶのも我々なのに何で他力本願になるのだろう?若い人だって投票に行って自分の望む政策を実行してくれる人を選べば良いけれど投票率が悪い。その点お年寄りは足を引きずり杖をつきながら積極的に投票所に足を運ぶ姿を見ると意気込みの違いを感じる。

    シルバー民主主義。いつまでも年配者の意思が罷り通るし、政治家は若い人のために働こうとしない。それが日本が衰退している原因の一つになっていると思わないのだろうか?気づいていたとしても票に繋がらなければしないのか。それでは日本は滅びてしまう。

    国民も政治家も衰退に向かうのも自分自身だし、改善させるのも自分自身だ。今まで捨て置いてきた者達‥、若者、氷河期世代、女性、子供に目を向けて彼らが希望や夢を持てる日本を取り戻さないと明日はない。

  • #1

    ポコ太郎 (火曜日, 24 1月 2023 20:41)

    ボクもこの記事は、日本のことを好いてくれている外人の評価であり、聞くべきところがあり、的を得ていることも多々あるなぁと感心しながら読みました。それほど腹が立たなかったし、逆に反省した次第です。日本の根本問題は、個が無く個が活きない、指示待ちの人が多く、臆病でアップデートできないことだと思います。