≪報告≫ マイルドじゃないカチカチ山見つけました

 

投稿者:madokaさん

 

先日、娘の付き添いで子ども図書館に行った際、昔話のコーナーを見ていた娘の横でぼんやりしていると、カチカチ山が目に入りました。

 

 

最近の改変された物はどんな感じかなと思って、開いてみると。。。

 

なんとババ汁(この本ではババア汁)から、最後タヌキが死ぬところまで綺麗にそのままで、全然改変されていなく、絵もシュールな版画で、しかも初版が2010年!

 

めっちゃ最近やん!

 

と、嬉しくなって思わず借りて来ました(*´∀`*)

 

 

筆者の方も、歌詞は違えど狸の歌う歌が心に残っていたようですね。

 

著作権がどうなのかわかりませんが、写真送ります。

 

 

「あとがき」もなかなか面白かったので、そちらも。

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

 

著作権があるのでアップしていませんが、この絵本の内容は、完全に「仇討ち劇」です!

 

これはこれで欺瞞が無く、面白かったです☆

 

でも、この作者が「よしりん御伽草子」を読んだら、どのような感想を抱かれるのかは気になります(^^)

 

よしりんは、「さらに納得ができる」ように描いていますからね♪♪

 

 


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コメント: 10
  • #10

    グッビオのオオカミ (日曜日, 05 3月 2023 22:23)

    いいですね。この素朴にして、飾らない、何も引かない何も足さない。おかしさも残酷さも。そのまま伝える。確かに「まんが日本昔話」も結構残酷な話があった様に思います。民話の中には主人公が可哀相過ぎる話もあったほどですが…それが味わいなんですね。
    表紙の版画タッチがまた味わい深い。

  • #9

    カン (土曜日, 04 3月 2023 19:34)

    初版2010年だとやっぱり翌年の東北の震災が分岐点で、以降日本人は生命至上主義へと転換していったのでしょうか。
    タヌキも婆さんもいつかは必ず死ぬという発想があれ以降、日本人には欠けていると思いますね。

  • #8

    sparky (土曜日, 04 3月 2023 00:17)

    来週か再来週の帰省時に図書館に行って探してみます♪(今週末は虫歯治療のみでとんぼ日帰り)
    あとがきで紹介された模擬裁判は裁判員制度の理解促進の一助とするべく開かれたとあるが、一般市民の感覚に依る判断が、二審で本職のソウゴウテキハンダンであっさり覆される様を、当時の参加者達はどう見ているのだろうか。

  • #7

    まいこ (金曜日, 03 3月 2023 08:24)

    絵本の御紹介ありがとうございます。地元の図書館に同じ本がありましたので、2022年、2000年、1990年発行のかちかちやまと一緒に予約を入れました。読み比べてみたいです。

    御紹介の絵本のあとがきにある模擬裁判のような「昔話法廷」という番組があります。
    Eテレ 昔話法廷 「カチカチ山」裁判
    https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005180221_00000

    番組は、ばば汁のくだりがないため、うさぎの分がかなり悪く、たぬきも生きて法廷に出ています。
    あとがきの小学校で行われた模擬裁判の判決をみると、六年生のお子さんたちが読んだのは、ばば汁なしの本だったのではないかしらと。
    『よしりん御伽草子』で模擬裁判をしたら、判決はまったく違うものになるのでは?

    幼いときから『よしりん御伽草子』を読んでいるお子さんたちは、何故そうなるにいたったかを考えられるようになれますね。

  • #6

    さらうどん (木曜日, 02 3月 2023 23:05)

    昔話を偽善的な改悪をせずに、原点にほぼ近い状態で出してくれるのは有難いですね。
    デオドランドされまくった「キレイなもの」ばかり見せていれば清らかに育つなんて幻想です。
    むしろ、世の中の汚い部分に蓋をして「保育器」の中で育つと恐ろしいことになります。

  • #5

    ポコ太郎 (木曜日, 02 3月 2023 22:59)

    なんでも事なかれで、無難に軋轢なく表面上はキレイに繕うことが好まれる昨今ですが、
    本来子どもは残酷やし、差別やイジメも好きやし、いたずらや悪いこと大好き。
    しかし、昔話のえげつなさを学び、教育勅語も学び、身近な死も目にし、厳しい親父や優しい
    母親(逆もあり)、いろんな兄弟や先生、友だち、近所の方々などと交わり人間形成を
    してきたと思います。ボクの子どものときはばあちゃんが毎朝教育勅語を諳んじ、浄土真宗の
    お経を仏壇の前で詠んでいました。天皇陛下のカレンダーを掲げ、陛下がいたから日本は
    共産主義にならなかったと誇らしげに話していました。母親も同様でした。そういえば、
    ばあちゃんは歴代の天皇陛下の名前を諳んじてましたね。
    今、娘二人の親になって、ちゃんとできているか覚束ないですが、人の道を教えられるように
    なりたいですね~。

  • #4

    ねこだるま (木曜日, 02 3月 2023 22:43)

    山下明生さんの名前が見たことあるなぁ、と思って検索したら、バーバパパシリーズの翻訳をやっていた方ですね。
    https://www.ehonnavi.net/sp/sp_author.asp?n=51&spf=1

    あとウサギが裁判にかけられるというのはNHK教育TVでやってました。
    ウサギが有罪なったかどうかも覚えてないんですが。

  • #3

    やなちゃん (木曜日, 02 3月 2023 22:34)

    おぉっ。こんな絵本があるんですね!しかも山下明生先生。子どもが幼稚園行くのを嫌がって大変だった時、先生の『ねずみのでんしゃ』という絵本に助けられた思い出があります。おだやかな可愛いお話もお書きになるけれど、物事の本質も見抜いておられる事も流石ですね。リスペクトいたします。

  • #2

    カブ好き (木曜日, 02 3月 2023 22:19)

    「よしりん御伽草子」を読んだからこそ、今朝の「林修のことば検定スマート」が耳に入りました。芥川龍之介が「猿蟹合戦」で御伽噺のその後を書いていており、蟹が裁判にかけられたとかなんとか…。今度本屋に行ったらおとぎ話コーナーに寄りたいと思います。

  • #1

    イシスケ (木曜日, 02 3月 2023 22:06)

    機会があればマイルドじゃないカチカチ山も読んでみたいと思ってたので、情報有り難うございます。