トルコ・シリアで発生した大地震から1ヶ月

 

投稿者:リバチーさん

  

明日(3月6日)でトルコ・シリアで発生した大地震から1ヶ月となります。

 

現在両国併せて死者数52000人超で、テント生活者が140万人となっているとの事です。

 

トルコというと遠い国とか良く知らないと思われる方も多いかと思いますが、(私も“飛んでイスタンブール”の曲くらいしか知らなかった・・・)、かなりの親日国で1890年に和歌山県串本町付近で遭難したエルトゥールル号の69名を付近の住民が命がけで台風の荒海の中に飛び込んで救助され、回復後にトルコの故郷まで日本政府が帰したという素晴らしい過去があります。

 

この事に感銘を受けたトルコでは教科書に載っていた事があったので、2011年の東日本大震災の時には、32名の救助隊に18.5トンの飲料水、さらに豆やツナなどの缶詰が約6万8800個、そして約5000枚の毛布が届けられた。そのうえ義援金として1600万リラが寄付されました。

 

こうして大変困っている今こそ支援する事が大切と思い、この節目に本当に僅かながらの募金をしてきました。

 

個人としてこの義理堅い国民への人道支援という意味と共に、国家として支援する事は外交という意味で大切だと思って、今回投稿させて頂きました。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

トルコでは震災後治安の悪化が深刻とも聞いているので、そういった二次被害も含めて心配です。

 

一日も早いインフラと治安の回復を祈ります。

 

・・・

 

天皇陛下をはじめ、皇族の方々は、事あるごとに被災された方々を見舞うコメントを出されていますね。

 

2月23日の天皇誕生日においても、トルコ地震についてお見舞いの言葉がありました。

 

 

天皇陛下

 

「今月発生したトルコ南東部を震源とする地震では、報道によれば、4万7000人を超える大変多くの人が亡くなっています。

 

また多数の建物が倒壊し、道路も各所で寸断されるなど、広範囲にわたって甚大な被害が発生し、住む家を失った多くの人々が凍えるような寒さの中で厳しい避難生活を余儀なくされており、被災地の悲惨な状況に深く心を痛めています。

 

ここに改めて、この度の地震により犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々にお見舞いをお伝えします。

 

東日本大震災の際には、トルコを含め、世界中の国や地域から、多くの支援が届けられました。

 

今回も、日本から国際緊急援助隊・医療チームが派遣されるなど、世界中から多くの支援が届けられていると聞いています。

 

世界中の人々の協力により、被災された方々の救済が一刻も早く進むとともに、被災地の人々の心が復旧・復興に向けた希望へとつながっていくことを願ってやみません。」

 

 


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コメント: 7
  • #7

    希蝶 (火曜日, 07 3月 2023 21:31)

    つまらない話ですが、いちおう、説明しておきます。いつもの、物知り話です(ご存じのかたもいるのでしょうが)

    被害が甚大だった「ハタイ州」にある「アンタキヤ」は、かつてのセレウコス朝シリアの都、「アンティオキア」でした。セレウコス朝とは、アレクサンドロス大王の征服国家が大王の死後に分裂し、プトレマイオス朝エジプト(女王クレオパトラで有名な国)や、マケドニアなどが誕生したわけですが、その中で最大の領域を誇った国で、しかし、その後、パルティアやバクトリアなどが独立し、現在のシリアの領域しかなくなったところです。
    もっと前でしたら、古代オリエントのヒッタイトやミタンニがあったところです。

    だからどうなのか、という話になりますが、クルド人が住み着いたり、シリアのアサド政権に反抗する反政府勢力の拠点だったりするような、民族構成が複雑なのにはそうした事情があるのでしょう。開発がおくれているのは、それが原因かな。
    先日、「クローズアップ現代」で、トルコ政府のインフラ政策が遅れているとか、シリアの反政府勢力がアサド政権あてに送られた救援物資を拒絶しているという内容が放映されていましたが、中東の政治面での不安定さに心を痛めました。居住している人にとっては、ただ天災を受けただけで、理不尽な話でしかない。
    だからといって、反政府をやめたり、政府批判を中止せよ、とは言えないわけで、つくづく、日本は(コロナごときで大騒ぎするほど)平和で、こうした事情を感じ取ることができない環境にあるな、とか思うのです。感情に「マスク」をしているような状態、かな?

    以前、よしりん先生が、「アラビアのロレンス」の話をされていましたが、あの地域に平和な統一国家をつくるのは難しいのでしょうか?できれば、「ロレンス」がこういう時期だからこそ、放映されて欲しい、映画館でもTVでも、と思います。昔、連載された神坂智子さんの漫画、なども再版されて欲しい、もっと、この地域の事情にも目を向け、国家とはいったい何なのか、ということを感じ取って欲しい、とも願います。

  • #6

    枯れ尾花 (火曜日, 07 3月 2023 17:51)

    トルコは親日国とは聞いたことがあります。
    遭難船の話しとあと一つ、当時日本と同じようにロシアの脅威を受けていたトルコの人々は日露戦争での日本の勝利をとても喜ばれたらしく「ノギ」「トーゴー」などの名を自分の子どもにつけたりしたそうな。
    以前、トルコの小学生達が日本の
    【 さくらさくら 】を唄っていたのをテレビで観ましたな。

    援助出来ることはやろうと思います。

  • #5

    はな丸 (火曜日, 07 3月 2023 08:33)

    鳥集さんの本で読みましたが、コロナ対策名目でドブに捨てられた100兆円以上・・・東日本大震災の復興費用の3倍以上・・・その一部でも国際貢献に回せていれば。嗚呼。

  • #4

    大阪の一会社員 (火曜日, 07 3月 2023 06:10)

    日本は、一番対岸の火事ではない国です。
    この数年間の新型コロナ騒ぎに注ぎ混んだカネがあれば、
    「首都機能の分散化」
    「ライフラインの再整備」
    「防災機能強化」等に
    等に使う事が出来た。
    そして、NHKがスペシャルで煽り番組を放送。
    受信料を徴収するなら、不安を煽るだけでなく、身のある提言をしろ!
    無理だろうけど…

  • #3

    あいうえお (火曜日, 07 3月 2023 00:01)

    毎回ズッコケます。いやいや、海外より国体護持でしょうに。

  • #2

    どん (月曜日, 06 3月 2023 23:32)

    東日本大震災などの頃はもっと安心して募金が気軽に出来た気がしますが、最近はどこに募金するのが一番良いのだろう? 赤十字? とか、どこも信用イマイチな気がしてしまい、迷います。
    どこを介するのが一番安心なんでしょうか?

  • #1

    パワーホール (月曜日, 06 3月 2023 23:10)

    日本も首都直下型地震や南海トラフ地震の危険性がある。コロナ対策よりかそちらに人も金も割くべき。