投稿者:グッビオのオオカミさん
【ワグネルトップ「停戦すべき時が来た」 ロシア軍の敗北にも言及(産経新聞)】
https://www.sankei.com/article/20230415-BOXHFLN7LVM7XHNLJHYYJYBFJ4/
軍事会社ワグネルのトップ、プリコジン氏が「プーチン政権は軍事作戦の終了を宣言すべき時だ」とする声明をSNSで発表しました。
プーチン大統領はあくまでも「軍事作戦は目標達成まで続ける」としており、プリコジン氏はその方針を批判した形です。
ただプリコジン氏の発言で、個人的に気になったのは、プリコジン氏はウクライナを国家と認めつつも、
『ロシアはウクライナ領の重要地域を占領し、露本土と実効支配するクリミア半島を結ぶ陸路も確保するなど十分な「戦果」を達成したと指摘。侵攻開始から1年に当たる今年2月24日時点の前線を停戦ラインとすべきだと主張した』と言います。
結局はクリミア半島やドネツク・ルハンシク両州はロシアの支配下になりはしないか?
結局、プリコジン氏もまた機を見て領土を拡大したい事に違いは無く、単にプーチンの''やり方"を批判したに過ぎ無いと思うのです。
ゼレンスキー大統領は「ウクライナは国内にロシアの痕跡を一つも残さない。全ての敵を罰さずにはおかない」と表明します。
雪も溶け、両軍の動きも活発化しそうです。
ロシア国内の不一致を逃さず、ウクライナに勝利して欲しいと思います。
(管理人カレーせんべいのコメント)
確かに「単にプーチンの''やり方"を批判したに過ぎ無い」と解釈することもできますが、私としては、ロシアの民間軍事会社のトップが「ウクライナはかつてロシアの一部だったかもしれないが、今は国民国家だ」と発言した言葉は重いと考えます。
やはり国境線は「国民国家の境目」で線引きされるべきもの。
ウクライナ戦争、1年以上も国民国家の気概を示し続けた、ウクライナの勝ちだ!!!
だから鬼畜ロシアよ、クリミア半島を含むウクライナ東部もウクライナに返せ!!
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ジョニーK (木曜日, 20 4月 2023 22:29)
民間軍事会社ですから利益の薄い仕事に係るのを嫌い始めたとも思います。
短期決戦が主眼で戦力を投入してましたが長期どころか先も視えない戦況ですね。
動員兵より高い報酬や恩赦を餌には出来なくなってますし補給も優先されず滞ってます。
アフリカ方面にも戦場が有り精鋭傭兵の主力はもともとそこからは引抜いてないみたいですね。
硬い頭の正規軍とは戦列を組みたくないビジネス戦争屋の本音だろうなと感じました。
勤務医一筋 (月曜日, 17 4月 2023 15:55)
元来プリコジンは、
プーチンの「料理番」なんて二つ名を持っていた人ですよねー?プとプは連携してると思います。
騙されてはいけません!
枯れ尾花 (月曜日, 17 4月 2023 14:18)
16日のタス通信ではプリコジン氏がウクライナ兵の捕虜を引き渡すと自身のSNS動画にて発言したことを報じていますね。
何人解放したかまでは分かりませんでしたが。
千本通り (月曜日, 17 4月 2023 12:26)
プリゴジンの発言は囚人を兵士として雇うことが法律で禁じられて傭兵を補充することができず、弾薬も送ってもらえず、バフムト陥落の栄光を自分たち「ワグネル」から採りあげようとしているプーチンへの恨み言のように聞こえる。近いうちにプリゴジンは失脚するだろう。それがわかっているからこんなことを公けで発言したんだろう。
ワイルドたーきー (月曜日, 17 4月 2023 00:18)
ソ連時代に勃発したアフガニスタン紛争で、無駄死にしていく子供達を想いロシアの母親達が起ち上がり「息子を帰せ!」「なんのための戦争なのだ!」って叫んでいたデモVTR放映を憶えています。ロシアは市民達の不満をどこまで把握しているのか知りませんが、庶民の切実な不満の想いが爆発するときは、そのエネルギーに目を白黒するのでしょうか。いつの世も戦争の最前線で死んでいくのは何もわからず送り出されてしまう兵士達です。ロシアの兵士も何のための戦争なのかきっと疑問を抱いていると思います。
リカオン (日曜日, 16 4月 2023 23:37)
プリコジン氏はウクライナの攻勢を受けたら現在の占領地域は推し戻される事を認識して停戦の提案をしている。これ以上の戦闘は不必要でむしろ敗北につながるとみての発言。
プーチンにはそろそろ諦めて判断して欲しいのだが、どんだけ犠牲が出てもなんとも思わないのだろうな。
グッビオのオオカミ (日曜日, 16 4月 2023 22:17)
掲載ありがとうございます!
なるほど、カレーせんべいさんの指摘も一理ありますね。プリコジン氏はウクライナを以前はロシア領でも今は"国民国家"と認めてますからね。
いずれにせよ、プーチン大統領の方針に重要人物から異論が出た事は大きいし、それだけロシア側に勝算が無くなりつつある状況なのでしょう。
このままウクライナの勝利で決着が着いて欲しいと思います。
ロシア軍の侵攻により亡くなった多くのウクライナの方の無念のためにも、それはぜひとも勝ってほしいです。