≪考察≫ 部活動の地域移行、先生の負担は知っているが親の負担増を懸念も

 

投稿者:グッビオのオオカミさん

  

【中学生の保護者300人調査!部活動の地域移行「賛成の親」4割、残り6割の本音 先生の負担は知っているが親の負担増を懸念も | 東洋経済】

https://toyokeizai.net/articles/-/666564

 

これ、面白かったので投稿してみます。

 

コロナ禍も一応、5類に下がり(個人的には分類から外して良いと思います)、学校も徐々に以前の姿に戻るのは、喜ばしい事です。

 

しかし、以前から問題視されていた''部活動"ですね。

 

記事は学校の部活動を学校単位の取り組みから地域単位の取り組みにしていく「部活動の地域移行」への流れに付いて取り上げています。

 

まず、以前は学校の教職員のボランティアに支えられて来ましたが、教職員も生徒の進路指導や、テストの採点や問題の作成、翌日の授業の準備と多忙な中で、部活動の監督までやり結果まで求められていました。

 

また、保護者の負担も大切なポイントで…私が以前いた職場でプロスポーツ選手の息子を持つ職員がいましたが、お茶当番やら、掃除当番やら大変だったと聞きます。

 

保護者も夫婦共働きが増え、少子化の流れで団体競技のチームに必要な人数を集めるのが難しい学校もあると言います。

 

時代と共に世相が変わる今、学校教育の部活動のあり方を見直す時期に来てるのかも知れません。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

私の嫁さんが「保健室の先生」をやっているのですが、話を聞いていると「生徒の親が、なんでもかんでも、学校に求めすぎ」だと感じます。

 

学校の先生の「時間的負担」や「精神的負担」は、私が子供の頃よりも現代の方がはるかに大きいと感じました。

 

地域住民・保護者・学校が共同認識を持ちながら子供の教育に取り組まないと、継続していかないと感じます。

 

私も、ゴー宣のホームページばっかりやっているように思われていますが、子供たちのための地域活動も担っています。

 

って、ホントは端っこの端っこなんですけどね(苦笑)

 

 

 

天下国家に関わろうとすることは大切ですが、地域共同体の形成を担うことも大切。

 

どちらも「子供」に行きつくから。


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コメント: 9
  • #9

    リカオン (月曜日, 29 5月 2023 22:34)

    我が子の場合はこのスレッドとは逆で父兄の方が部活に力が入り過ぎて、先生が戸惑うパターンでした。学校行事と大会日程が重なったら、父兄も監督もコーチも突っ走って学校の行事を休もうとして、校長からストップかかるような状態。
    全国大会への遠征費用も高くつくので地元企業に毎年協賛金をせびりに行くもんだから、とうとう貰えなくなったり。側から見てて力入り過ぎ。お金かかり過ぎ。
    本当に小中学生に全国大会が必要なのかという事も感じます。

    以下の記事は、行事がエスカレートして行って子どもの体や親や運営側の負担が過度になり、結局廃止縮小になった例。
    ↓↓
    小学生による『伝統の駅伝大会』休止の背景に「練習の過熱化」 勝利至上主義で「特定の小学校の一部の子どもの大会に」 事前検診で「足の痛み」訴える選手も(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
    news.yahoo.co.jp
    https://news.yahoo.co.jp/articles/1a34e2226ac1231457ff6ca22936ed82196dc1f0

    小中学生に相応しい適した分量の活動というのがあるのではと思う。子どものためになっているのか、都度見直しや協議や検討が必要ではないか?
    日本人は一度こうすべき、というのが決まると目的やゴールを見失って、エスカレートしがち。これはマスク問題にも通じるものがあると思う。

    適切な分量の部活動にすれば、親も先生も子どもも過度な負担が防げるのではないかと思い書きました。

  • #8

    グッビオのオオカミ (月曜日, 29 5月 2023 21:56)

    掲載ありがとうございます。
    私には子供がいません。甥や姪の話や、従姉妹の家庭の話、職場の職員の話しか手がかりがありません。
    コメントを書かれた方は、教職員の方や、子供を育て上げた経験から書かれた事でしょう。
    大変勉強になります。
    私は部活は、大して上手くはありませんでしたが、中学生、高校生、大学生とやらせてもらえました。
    上手くならなかった理由は他人の意見を聞く"謙虚さ"が無かったからだろうと思います。
    今にして思えば、それもまた勉強でした。
    少し余談ではありますが、保護者や教職員へのサービスやボランティアを要求する姿に、コロナ禍に似た部分を感じました。
    法や契約よりも、世間の圧力。任意で自主的な取り組みだが、事実上の暗黙の強制。
    そう言う風になりやすい国民性なのかも知れません。 

  • #7

    おてんば (月曜日, 29 5月 2023 02:26)

    私は息子が小学生の頃に保護者の負担を経験し、中学部活の顧問の先生の大変さを見聞きしているので、部活の地域移行に賛成です。
    お金を払って外部の指導者を依頼し、保護者と役割を半々ぐらいでやれたら良いのではないかと思います。

    私の息子は小4から地域のスポーツ少年団の野球チームに入団し、私は役員を経験しました。
    最近のスポーツ少年団の保護者の負担は、父親で役員になる保護者が少ないため、役員を引き受けると、本来なら分担するはずの役割のほとんどを1人でこなすことになり、大変過酷です。

    保護者の役割は、車での送迎、おにぎり作り、お茶当番、道具当番、指導者、監督、審判、早朝6時~のグラウンド作り、練習グラウンドの確保、練習試合の打ち合わせ、メール連絡、夏休みの合宿、お花見、新年会、卒団式、団員募集の勧誘、、。

    私は車を所有してないので送迎ができないため、入団後に指導者となり、息子が小6の時に役員のマネージャーをやらせていただき、運営、責任者を担当しました。
    指導者は主に父が担当するのですが、息子と同学年の指導者がいないため、私が父の役割を担いました。
    土日は朝の道具運び、練習、夕方の道具運び、メール連絡作成、野球場の予約。
    私はシングルマザーで平日は仕事、土日は少年野球で、夜中まで少年野球チームのメールをしていることが多く、本当にクタクタでした。

    中学では息子は学校の部活に入り、試合会場へは、貸し切りバスか自転車で往復するようになり、運営と責任者は部活の顧問の先生が担当して下さり、本当に楽になりました。
    しかし、今度は学校の顧問の先生の休みがなく、大変過酷です。小さなお子さんの子育てと仕事の両立は大丈夫なのか心配です。多忙のためか、頻繁に体調を崩しているようです。

    外部の指導者への月謝は、シングルマザー等の困窮家庭には国からの子ども手当てを直接、指導者への月謝として振り込むようにすれば、どんな家庭のお子さんもスポーツを楽しめるのではと考えてます。

    部活の顧問の先生1人に負担を負わせる現在の部活のシステムは、そろそろ終わりにした方が良いと思います。

  • #6

    あしたのジョージ (日曜日, 28 5月 2023 22:29)

    中学生時代は、最初卓球部に入りましたが、体力的に挫折して、推薦で応援団に入りました。それも合わないと思ってまた友人に誘われて軟式テニス部に入りました。テニス部の担当は社会科の先生でした。練習もろくっすぽせずにふらふらしていました。卒業アルバムには写真の真ん中に入っていました。当時から図々しいかったです。
    学生時代には、カレーせんべいさんの言うとおり何かに打ち込んだ方がいいと思います。私はテニス部でしたが、練習をサボって放課後に遊んでばかりいました。当時帰宅部は少なかったです。部活には入っていなくてもちゃんとしている人はいます。部活に入っていてもちゃんとしていない人もいます。私がそうです。長い目で見たらどっちがいいのでしょうか?私にはわかりません。部活顧問は大変だと思います。先生自身がやりたいと思う意志があるのであればやってもらえばいいかもしれません。それ以外は部外者に任せたらいいのではないかなぁと思います。

  • #5

    ポコ太郎 (日曜日, 28 5月 2023 22:22)

    次女が小学校5年生のときにPTA会長をしました。そのあと、その小学校の110周年の
    周年行事委員長も受けました。今は自分の出身の大学の体育会ボート部の監督をしています。
    すべて手弁当で、吐き出しばかりですが、大学生と付き合えることは、若い人と関われて、
    学ぶことが多いです。
    ボクが会PTA会長を就任したときに、委員長メンバーに伝えたことは3つ。
    ①怪我無く遅滞なく、地域と揉めずに一年を過ごす。②一年間で後任者を見つける。何年も
    やっていたらダメ。③女性委員長を立てる。男性委員長が仕事中に女性委員長は学校との折衝や
    見守りなど、本当に大変な業務をやっていてくれていて、その環境下で男性委員長が女性委員長に
    失礼なことを言うことはありえないと愚考したからです。
    また、先生とは一致団結して、一枚板で取り組もうと言っていました。変な先生は本当に
    一握りで、ボクたちのいた学校では、先生は全員まともで良識を持った良き先生ばかりでした。
    本当に先生方には感謝あるのみです。
    先生の負担を減らすことにも取り組みました。ただ、暴走する親は若干いましたね。
    当時、みのもんたの早朝の番組「ズバスタ」の影響を受けて、先生とはこんなものという
    ステレオタイプで先生を斜めに見る勘違い親もいたので、我々も間に入って議論したことを
    覚えています。匿名希望さんの仰るような「親が求めすぎ…」はよく分かります。それでも
    じっくり会話すれば、理解してもらえることは普通にありました。しっかり会話するのは
    本当にしんどいですけどね。

  • #4

    匿名希望 (日曜日, 28 5月 2023 21:29)

    先生方の負担、本当に大変そうです。運動部は特に、昔よりもハードスケジュールです。クラブチームでやるならまだしも、部活だから楽しみがてらやりたい気持ちで入部する子もいるのに、朝練や土日の練習は当たり前…しかもそれが先生方のボランティアによるとなると、申し訳なさでいっぱいです。大学のサークル程度な感じでやればいいのに、そうもいかないみたいですね。

    地域もいい案ですが、子どものケガや事故など、どう対処するのか気になります。地域ボランティアに大きな責任背負わせるのも、双方で心配ですよね。ガイドラインできたらチェックしたいです。

    親が求めすぎ…、これ本当に悩ましい事なんですよね。何かとクレームが絶えないようです。また、ペーパーレス化で連絡網アプリを導入したところ不具合ばかりで、先生方やPTAも時間労力を大量に使い対応に追われています。時代の変化にあわせ便利になってるのか面倒も増えてるのか…。
    親としてできることに協力しつつ、先生方への感謝も常に抱いていたいです。

  • #3

    亜門 (日曜日, 28 5月 2023 19:52)

    >>2
    >一定期間、何かに打ち込むこと自体が「教育」だと私は思います。

    コメントありがとうございます。確かに、それも一理ありますね。私は部活動に良い思い出が無いので、少し悲観的に考えてしまうのですが、それでも今を生きる子ども達が大人になって過去を振り返った時、部活動に自分なりの意味を見出し、それを次の世代の子ども達に伝えて行ければ良いと思います。

  • #2

    カレーせんべい (日曜日, 28 5月 2023 19:15)

    >>1
    >そもそも「何のために部活動があるのか?」という視点で考えることも必要ではないかと思いました。

    私はテニス部でした。娘は吹奏楽部です。
    一定期間、何かに打ち込むこと自体が「教育」だと私は思います。

    ただ部活だけが教育であるとは言いません。
    それでも若いうちに何かに打ち込む体験をしているか、体験をしていないかは、人格形成で差がつくと感じます。

    もちろん部活をやってたアンポンタンもいれば、部活をやっていなかった立派な人もいますけどね(笑)

    それでも、人生を振り返ったときに「部活動は教育の一環」だと私は感じています。

  • #1

    亜門 (日曜日, 28 5月 2023 18:59)

    私は戦前の学校教育について調べていた時に、部活動が「子どもが町に繰り出して非行に走らないようにするため」という理由から始まったと知りました。対して現代の部活動にはどんな意味があるのでしょうか?学校の名誉のため?子どもの内申点?教員の負担を軽減する必要があるという差し迫った問題だけでなく、そもそも「何のために部活動があるのか?」という視点で考えることも必要ではないかと思いました。