投稿者:ねこ派さん
よしりん先生(漫画家小林よしのり氏)のブログ「SNS劣化~SNS老化まで。」を読んで、最近、私が気づいたことを書きます。
コロナ禍を経て、「ネット中毒」という言葉が、完全に死語になりましたね。
「ネット中毒」とは、インターネットばかりやっている状態を、批判する言葉でした。
インターネットは、若者の間で利用者が激増し、子供も利用するようになり、しかし、その弊害が、多々、現れて来たので、インターネットばかりやっていては駄目だよ、と大人がたしなめる意味合いで、「ネット中毒」という言葉が生まれた。
酒の飲み過ぎは駄目だから、アルコール中毒、即ちアル中、という言葉があるのと同じです。
しかし、コロナ禍を経て、老いも若きもネット利用がごく一般化、リモートがごく一般化するなどにより、インターネットは正に、身近なツールとなった。
よって、度の過ぎたネット利用が、許容されるまでになってしまったように思います。
なので、ネット中毒という言葉は、死語になってしまった。
してみれば、インターネットを通して、陰謀論にハマってしまった井上正康先生は、間違いなく、ネット中毒者でしょう。
アルコール中毒患者と同様に、ネット中毒患者には治療が必要で、されば、井上先生にも、治療が必要。
井上先生の最近のていたらくは、言わば、医者の不養生ですね。
(管理人カレーせんべいのコメント)
なるほど~~。考えさせられますね。
「ネット中毒」という意味では、私は一日5時間もホームページ作業をしているので、ネット中毒です(苦笑)
ただ「SNS」というのは、使いこなすのが本当に難しい。
たとえば、当ホームページの「情報共有企画」において【Twitter発信の情報】と【個人ブログの情報】は取り扱いにくいです。
だって瞬時に違和感を覚える情報である確率が極めて高いのです。
情報としての質が恐ろしく低い。
その点、新聞や週刊誌に載っている情報の方が(ガセネタや印象操作がある記事も多いですが)、情報としての質がSNS発信よりも高い傾向にあります。
今、シリーズでやっている「井上正康めい言集」も、とてもじゃないけど新聞や週刊誌では取り上げないレベル。
常識的に違和感覚えまくりの劣悪な情報です。
そして、その「新聞が取り上げない」という現象すら、陰謀論好きには「養分」になるわけです。
陰謀論に感染しちゃったら、治療して、どうにかなるのかなぁ??
これは、根拠の無い私の仮説なんですが・・・
陰謀論に嵌る人は「プライドが高い」です。
肌で感じる、それはもうメチャクチャ、プライドが高い。
「よくそれで社会人やってこれたね?一体何のお仕事してるの??」と聞きたくなるくらいにプライドが高い。
だから「説得」なんて無理なんですよね。
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小島ジェイク (水曜日, 14 6月 2023 13:22)
ゲーム廃人の私の体験談ですが
直球に言えば自力での治癒は無理です。
・自分の主観が世間の常識だという思い上がり
・主観で偏って客観視出来ないので、異論があると逆ギレする。
ミイラ取りがミイラになったように「コロナ脳の変異種」になったとでも思ってください。
確かな治療法ではないですが、小林先生の著作を何度も読み直して道場に参加してリハビリするしかありません。これも自分自身が小林先生がどう見てるかを感じ取る感性次第です。
戦争論の誤読でネトウヨがブランディングしたように、コロナ論の誤読で陰謀論者がブランディングに利用したようなもので、それに対して小林先生がどう感じ取ったかのかは「新戦争論1」やブログでも語ってますので、それを知る必要があります。
これは検索で「新戦争論1感想 ゴー宣道場」「ゴー宣道場 ネトウヨ」で調べれば出ると思いますし、処方箋としては相手の堕落を非難するより自分の堕落を省みるためにも「新堕落論」の購読をおすすめします。(それだけではないボリュームですが、ネタバレになるので割愛)
論破祭りとして「チヤホヤされてるなら知念らと同じだ!」「ミイラ取りがミイラになってどうすんねん!」「マサヤス、おどれはベルト歌舞伎と同じじゃん!」と常識の海に沈めるのが礼儀です。そのような外部の圧力で自覚させるしかないまでに堕ちました。
問題なのは自分がなぜこのように言われてるかを感じ取ることが出来ず、逆ギレでもして自分の殻に閉じこもることだろうね。陰謀論者も始めは親族などが正道に戻そうとしますが、それが無理なら放置されて孤立してるから。そういうことでは統一協会の信者になった先生の親族と同じだと思っています。
ばばへら (土曜日, 03 6月 2023 08:07)
小林さんのコロナに対する見解を支持していた時は素晴らしい先生やーと思って本も読みましたが、以前ゴー宣道場で、ビルゲイツがどーのとか言い始めたのをみたとき、あれ、誰も止めないの?なんか変なこといいとるよ!と違和感をおぼえ、この先生やばい方向行ってる??と心配してました。ワクチン止めるためにとあまりにも人脈広めすぎたせいなんでしょうか?陰謀論や変な団体にハマらないよう教訓にします。
ねこ派 (木曜日, 01 6月 2023 09:42)
ネット中毒状態というのは、ネットの世界が、現実感を持ってしまっているということです。
最近の井上正康先生の頭は、正に、それ。
従って、よしりん先生曰く「マサヤス正気か?」と突っ込みたくもなりますね。
井上先生にとっては、ネットの世界からの情報が、現実的なものとして、理解されてしまっている。
恐らく、年齢相応の老化を原因として、無自覚、無批判に。
そこに、陰謀論が忍び込み、井上先生は、陰謀論を信じ込んでしまった。
残念です。
そして、井上先生のプライドは、年齢相応の老化を、認めようとしないのでしょう。
千本通り (木曜日, 01 6月 2023 09:15)
>今、シリーズでやっている「井上正康めい言集」も、とてもじゃないけど新聞や週刊誌では取り上げないレベル。
陰謀論って昔からあって、「フリーメイソン」や「ロスチャイルド」とか「ユダヤ商人」が世界を動かしているとか本にもなっているが、普通の人は知識としては持っていても信じていないから、他人とそんな話はしなかったし、ましておおやけでするなんて恥ずかしい。真面目に、熱っぽく話せば話すほど頭がおかしい人って思われる。
プライドが高いっていうか、他の人の意見を基本きかないから陰謀論にハマるわけで。
かずず (木曜日, 01 6月 2023 08:18)
確かに。陰謀論を話す人は、プライド高いですよねー!
近藤 (木曜日, 01 6月 2023 05:41)
プライドか‥すぐ分かった気になる人、
というのもあるのかも知れないですね。
私も自省。
萬田緑平先生の2月頃のTwitterです。
私はワクチン推進派のデータは勿論信じてない
けど、ワクチン反対派の情報もそのまま信じ
ない。
どちらも「自分の信じることを伝えるためには
何をしても良い」という信念の人間がいる
から。
エビデンスも同じ、あまり信じていない。
私は自分の経験を元に考えた事を発信している
のでエビデンスは一切ない。
目的と手段が入れ替わること、良くある。
経験≒伝統、常識、ということかなあ。
殉教@中立派 (水曜日, 31 5月 2023 22:39)
「VS井上正康 論破祭り」は、小林先生も(漫画の創作材料として)興味を持ってくれたようだ。
井上氏は以前、小林先生に「コロナ論6を描いて欲しい。でなければ私小説で終わってしまう」と言ったが。小林先生の「漫画の内容」に賛成しようが「作家性」は、分かっていなかったようだ。
私達は、ベストセラー「戦争論」の「南の島に雪が降る」から、私小説的な話で感情移入→公論に繋ぐという、小林先生の「作家性」を学んだのに。これを非難したのは、頭でっかちの左翼知識人たち。そして、井上正康も同レベル。
そしてお次は「陰謀論を描かなければ『三文漫画』だ!」そうな。「作家・小林よしのり」のファン、秘書(忠犬)やスタッフらを、全員敵に回す発言といえる。
「ネトウヨ化する老人」は、社会問題のひとつ。そこに学歴・職歴は関係ないようだ。
Reしき (水曜日, 31 5月 2023 22:21)
井上正康氏が陰謀論の沼にはまってしまったことは本当に残念です。
ゴー宣道場で井上氏が登壇時での発言では、ワクチン接種を推す専門家からデマ扱いとされていた「酸化グラフェン説」を、出典元を明らかにしながらデマであることをロジカルに説明されており、ワクチン陰謀論には与しない信頼のおける専門家であると思ったものです。
数々の医学論文を査読してきた井上氏自ら「職業がら、何に対しても疑い深くなって、ひねくれた人間になってしまった」と面白おかしく説明されていた発言を何かの動画で見聞したことがあったのに、真偽を見極める氏のその鋭い感性が何故に劣化してしまったのか理解できませんでした。
このたび、よしのり先生のブログで、井上氏が陰謀論回路に取り込まれていく様をスマホでのSNSの接し方と絡め述べられていて、全くそのとおりだったんだろうなぁと納得しました。
日々スマホ閲覧で陰謀論的情報の洪水に接しているところに、さらに氏を取り巻く陰謀論者らとの交流を通じた相互作用で陰謀論回路のループに取り込まれてしまったんだと、今では得心しております。