マイナンバー事業1兆円に群がる政官業“腐敗”の三角形…相次ぐトラブルの裏に巨額利権の甘い蜜

投稿者：くれはさん

マイナンバー事業1兆円に群がる政官業“腐敗”の三角形…相次ぐトラブルの裏に巨額利権の甘い蜜 (msn.com)

日刊ゲンダイにマイナンバーカードに関する記事が出ていました。気になった個所を抜粋します。それによりますと・・・

・マイナカード発行など事業の中核を担うのは「地方公共団体情報システム機構（J-LIS）」。国と地方公共団体の共同運営法人で、副理事や理事は所管の総務省出身者が務める。

・地方公共団体情報システム機構には特定の企業からの出向者が多数在籍。出向元となっているのは、マイナンバーの制度設計に深く関与した電機・通信などの大手企業

・制度設計を担ったのは、11年に内閣官房に創設された「情報連携基盤技術ワーキンググループ（WG）」

・WGのメンバー21人のうち、13人は民間企業の管理職が務めた。NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NEC、日立製作所──当時、WGに名を連ねた大企業が、現在は地方公共団体情報システム機構の出向元となり、「出向者が4割を占める部署もある」。

・問題は出向社員が在籍しながらも、機構側が出向元企業への受注を制限していないこと。

・発注事業211件（計約783億円）の受注先には前出の大手4社がズラリ。同じくWGに参加した富士通、NTT、セコム、日本IBMを含めると計137件、全体の約64.9％を請け負っていた（関連会社、共同事業体含む）。

・多くは競争を経ない随意契約で、受注件数に占める割合は実に75.9％。契約額は計約718億円に達し、全体の9割を優に超える。

・21年4月から22年12月の間にNTT、富士通、日立、NEC、セコムの本社や関連企業には、総務省など関係省庁OB26人が再就職していた。加えて日立、NTTデータ、NECは関連企業を巻き込み、自民党の政治資金団体「国民政治協会」にセッセと献金。その額は21年までの3年間で計2億5750万円に上る。

記事の殆どになってしまいましたが、相も変わらずのズブズブ振りです。これだけ税金を使った結果は、不具合・トラブル続きなので、岸田総理が言うには2026年には次期型マイナンバーカードもすでに作るとか。

26年中に次期マイナカード導入　政府がデジタル化の重点計画に盛り込む

https://news.yahoo.co.jp/articles/22708299e204431aa39aad06db5395c0241d1036

記事によれば「2026年中を視野に偽造防止技術を含む券面のデザインや記載事項などに見直した次期カードの導入を目指す方針を示した」とのことです。

河野太郎が「安全だ！」と言ってたのに、次期型カードは「偽造防止技術を含む券面のデザインにする」と言っているので、ようするに今のカードがそういう危険もあるお粗末なものだということが分かりましたね。

もう仕組みが出来上がつているので、新マイナンバーカード作成に当たり、さらに大企業に税金が大量投下される訳ですね。

また現状のマイナンバーカードも年間維持費が数百億円もの税金が投じられるともあります。

一体税金をなんだと思っているんでしょうか？そんなもの気にしたこともないか。

(ねこだるまのコメント)  

う～ん、途方もない大事業であることは分かりますが、急ぎすぎな印象を受けますねえ。

ワクチン同様早く国民に使わせようと焦っているように感じてしまいます。

システム開発の経験があるので分かるのですが、こういう大規模プロジェクトで問題になるのは、異なる企業間のインターフェイス部分です。

エンジニアが２人で対話しているときはよいのですが、３人になると途端に話がまとまらなくなるのを多数見てきました。

ワクチン同様、試験の工程がおろそかになり、そのためトラブルが多発しているように感じます。

河野太郎氏の「人格」を信用する人はこのサイトでは少ないと思われますが、お粗末ぶりに国民の方も信頼できなくなるのではないでしょうか？

くれはさんの最後のセリフ

「一体税金をなんだと思っているんでしょうか？そんなもの気にしたこともないか。」

には笑っちゃいましたけどシャレにならないですね。

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