投稿者:グッビオのオオカミさん
【山梨が「人口減少危機突破宣言」 全国初、深刻化受け知事(共同通信) - Yahoo!ニュース】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5b68e7b59a1331feb8fcd4e68522eda1916ee9f
山梨県と言えば、甲斐の国。
甲斐の国と言えば武田信玄。
武田信玄は「人は城、人は石垣」と言ったとか、言わなかったとか言いますが、現在、山梨県では人口減少に歯止めがかからず、「人口減少危機突破宣言」が打ち出されました。
…しかし、山梨県の長崎知事?
コロナ対策でかなり感染対策の急先鋒だった様に思います。人口減少など急には始まらないでしょう、では長崎知事は人口減少を前にしても「新型コロナ感染対策」を最優先してたのですね?…まあそれはともかくとして。
2000年では山梨県の89万人の人口が今年では79万人に、25年は75万人、45年には59万人まで、減少する見込みです。
少子高齢化社会は確実に近づいています。
人口減少は国力減少でもあるでしょう。
今回は山梨県でしたが、少子高齢化社会はその内に各都道府県でも問題視されるはずです。
戦争をしなくても、人口が大量に減れば、ある意味では同じ事だと思います。
将来の日本がどうなっているのか、非常に気になります。
(ねこだるまのコメント)
人口の問題は深刻ですが、数字でしか顕われず、じわじわとやってくるのでイメージしづらいとこありますね。
気になるのは
「子どもを持ちたいと思っても持てないのは経済的理由もあり、施策で解消しうる」
という長崎知事の発言。
リカオンさんがニュース掲示板 #340 で
「そんな男尊女卑の気風でおるから、どんどん若い女性は居ずらくなって都会に逃げてしまふ。他県ですが山梨県の長崎知事、県外に女性流出して非常事態宣言。」
と伝えてくれていますが、女性が県外に流出してしまうとしたら、経済施策で子育て支援しても効果が薄くなります。
リカオンさんが伝えているように「男尊女卑の風土」の問題だとすると難しい。
(ニュースソースを示してくれると助かります > リカオンさん)
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大阪の一会社員 (木曜日, 15 6月 2023 08:02)
就職氷河期で無視され、放って置かれた自分からすれば、いずれこうなるだろうと思っておりましたがね。
女性だけでなく、男も生きづらいですよ。
私の様な一人もんなら、「だから〜や」…
とか悪意と偏見に満ちた先入観でレッテル貼りされますしね。
小泉構造改革、原発、アベノミクス、新型コロナ騒ぎ、少子化対策…
全て問題点をその時その時の立場の弱い人間に押し付け、対応策を取ったつもりになってるだけで、その後は、立場のある人間を守る為に検証もしない。
馬鹿のサイクルを繰り返すだけ。
リカオン (水曜日, 14 6月 2023 23:24)
#9 ねこだるまさん
少子化トラップ、その通りです。思いつきで言葉が出ました。
一つ希望の例として
豊岡市の前市長の中貝宗治氏
若者回復率(進学などで県外に出た若者が戻って来る率)に着目してジェンダーギャップを解消しようという方針で注目をあびる。
女性職員にとってフェアでなかったと反省し、女性に詫びて、市政を改めた。
↓↓
https://news.yahoo.co.jp/byline/jiburenge/20200718-00188619
記事は治部れんげさん。中川淳一郎氏と一橋大学同期。
残念ながら中貝氏はコロナ禍の最中に行われた市長選でコロナ対策を掲げる候補に敗れてしまいました。
豊岡市の地方創生戦略は読んでいると地方でも希望を持ってできる事はあるのではと思えてきます。
https://www.city.toyooka.lg.jp/shisei/chihososei/1006999/1003030.html
中貝前市長のように、「今まで女性に対して無理解ですまなかった。これからは女性の意見を汲んで市政に反映して行く。」といった態度を示してくれるだけで、女性は希望を感じて一緒に故郷を良くしていこうという気になる物。
まずは当事者の女性や若者の意見を聞くところから、ではないでしょか。
ねこだるま (水曜日, 14 6月 2023 20:33)
リカオンさん:#1
少子化トラップとは
・キャリアを求めて女性が地方から都会へ出ていく
・ところが都会は子育てしづらく出生率があがらない
というジレンマですね。
地方:子育てしやすくキャリアが求めづらい
都会:子育てしづらくキャリアが求めやすい
という構造的な問題ですねぇ。
やなちゃんさん:#7
>問題が根深すぎて絶望してしまいます。
激しく同意します。
ねこだるま (水曜日, 14 6月 2023 20:27)
リカオンさん:
ソースの提示ありがとうございます。
「男女の地位の平等感」のアンケート結果では、やはり相当偏りがありますね。
男性の方が優遇されている割合は
「職場」(49.5%)
「社会通念・慣習・しきたりなど」(73.9%)
職場という実質的なところより、社会通念などの観念的、精神的な部分がだいぶ高い。気持ちの問題じゃん、と言うなかれ。これが女性の県外流出になっている。しかし精神的、観念的な問題となると長崎知事の言うように施策で対応できるのか?
49ページの分析では「やりがい」「人間関係」など、やはり精神的な原因が流出の原因なってるっぽいですね。
精神的な問題を政治でどうにかするのムズいぞぉ。
やなちゃん (水曜日, 14 6月 2023 19:58)
問題が根深すぎて絶望してしまいます。
地方の女性の感覚も、この記事や皆さんのコメントで初めてわかりました。
政治のダメダメさや、それを検証することなく自民党がのさばってる現状を何とか改善できたらいいのに…現在の子ども達が担う日本を少しでもマシな形にしていきたいです。政治家も同じように考える人いたらいいのに。
リカオン (水曜日, 14 6月 2023 08:30)
#3 ももこさんが指摘される通り、日本の政治の無策、不況が男女ともに追い詰めている。男も困っているので、少ないパイをめぐる奪い合いの現象の様にも見える。余裕が無いので、立場の弱い女性に皺寄せがいく。同調圧力なんぞ、余裕のないヤツがする事だと思う。
すると、政治にも社会にも期待できない日本に見切りをつける人が増える。若い女性が都会に逃げるどころでは無い。男女とも能力のある人、海外の方が楽に生きられると気づいた若者は日本を脱出する。
日本社会を生活しやすく子育てしやすく希望を持てるものにしない限り、若い人は結婚できず、子供は産まず、日本を見捨てる。
最初の現象は女性がいなくなる事。考え方を改めない限りその地域はいずれ消滅する。それは男尊女卑の呪いかもしれない。皇統問題とも問題は同根に見える。
「日本人の若者が海外に出稼ぎへ 増加の裏側にある労働問題」
↓
https://www.nhk.or.jp/minplus/0020/topic055.html
とっとちゃん (水曜日, 14 6月 2023 07:47)
女性が地方で仕事と子育てを両立できないのが地方の少子化の原因なのはそのとおりだと思う。給料や待遇が良い都会に移るのは仕方ない。
話が脱線してすみませんが、私は数年前に都会から地元に移住した方と数名とお話をしたことがあった。
皆揃えて言うのは、「田舎に移住したのは失敗だった」「田舎の人間は楽して得しようとして、人に対して失礼」ということだった。
私は金が無く無能なのでずっと田舎暮らしだが、確かに地方は仕事が出来る人が少なく失礼なことを平然とする人が多い印象がある。都会にもブラック企業はあるが、地方はそれに劣らず酷いところも多々ある。
ねこだるま (水曜日, 14 6月 2023 07:38)
リカオンさん:#1
ソースありがとうございます。
かなり興味深い資料のようです。
あとでゆっくり目を通してみます。
ももこ (水曜日, 14 6月 2023 07:04)
都会の人は少子化の実感がわかないかもしれないが、
田舎では、学校がたくさん閉校に追い込まれて、遠くからバス通学している子が多い。酷いところでは、「小中一貫教育」なんて、小学校と中学校を同じ敷地に作って、事務員や先生を減らしてゆくところもある。
一方、金持ちの多い港区では小学校が新設されたりしている。少子化の大きな原因は東京1極集中と経済格差だろう。
地方から女性がいなくなるのは、稼げる仕事が無いからが大きな理由だろう。
第1次産業への補助金も減らしているようでは、後継者不足も当然だ。若者は農業、漁業が稼げないなら跡を継がず街へ出てしまう。
軍艦島なんて、仕事が無くなったから人が居なくなったが、仕事があった時は、あんなに不便なところなのにちゃんと人が住んでいた。
まずは、若者の所得が上がり、「金が無い、奨学金の返済があるから結婚出来ない」なんて事が無いようにするのがそもそも国の仕事なのだが、
自民党はずっと、経済政策を間違い続けてきたからなぁ~。
皆さんご存知の通り、
バブル崩壊ほったらかし、
消費税5パーセントへ増税、
デフレ放置
小泉・竹中時代の平成の大合併で地方交付税交付金ケチり、
建築、土木叩きでインフラ老朽ほったらかし、
郵政民営化の大失敗、
派遣業という名前の低賃金労働拡大、
アベノミクスのトリクルダウンの嘘…。
コーポレート・ガバナンス改革で株主至上主義で、株の配当金ばかり上がり、労働者の賃金が上がらない。
とりわけ「カイカク」関係は全て失敗し、金は金持ちや外資に流れた。
本来は国が長年かけて人口を増やさないといけない。通貨発行権のない地方でできることは限られているだろう。
せいぜい、公共事業や役所の人件費をケチって子育て世代に使うが関の山だ。(泉市長がこのパターン。明石市で子どもは増えたが、公共事業の技術の継承や、インフラ老朽化は大丈夫だろうか?マスゴミは誰も追求しないが、泣いている会社も多いだろう。)
増税や社会保障費負担を増やし、その上インボイスも始まる。
とりわけ、社会保障費や消費税は庶民にはキツイ。
山梨が少子化に向き合うのは良い事だが、国が地方交付税交付金を増やさない限り、誰か(おそらく、土木、建設、公務員)を泣かしたカネを若者や子育て世代に出す政策となりそうだ。
土木、建設、公務員だって経済成長には必要な仕事なのだが。
大阪の一会社員 (水曜日, 14 6月 2023 06:45)
ワクチン未接種者に、根拠の無い外出自粛を要請するような、考え方の極めて閉鎖的かつ論理の無い所で、生活し続けたいとは思わないでしょう。
リカオン (水曜日, 14 6月 2023 06:02)
う〜んソースですか?長いですが、若い女性の流出が止まらない富山県の報告書を読んでの感想です。
https://www.pref.toyama.jp/documents/32161/03_shiryo3.pdf
↑81ページと長いので
アンケート結果p34 印刷ページではp30
分析結果p49 印刷ページではp45あたりをご覧ください。
県も危機感の表れか、若い女性の意識を重視しています。
住んでいる地元の実際起こっている事とも完全にリンクしていて、ソースというより実感も伴っています。周りは一人暮らしのじいちゃんばあちゃんだらけ。子供のいた家庭も成人すると県外で就職です。わずかな男の子しか残りません。
これは若い女性が沢山集まってくる都会、首都圏におられる人には感じられないかも知れませんね。地方ではマジで若い女性は首都圏など県外を目指します。しかし、都会ほど子育ては大変になり、出生率は低い。(少子化トラップですね、これは。女性のキャリアと出産してもキャリアを諦めない事が保証されれば、職住接近の地方ほど子育てしやすいはずなのですが)
女性は社会からキャリアか家庭かどちらかの選択を迫られる。自分の場合はキャリアも家庭も手に入れたくてあがきましたが、希望する子どもの数にはなりませんでした。
山梨県、富山県の例が他の地方でも同様だとすれば、男尊女卑の改善、女性が活躍できる職場づくり、男女ともに地域や家庭を犠牲にしない働き方改革などが必要だと思ってます。
なんのせキャリアを活かせず、職場でも地域でも女は引っ込んでろ、と言われたら、他所に行きたくなる気持ちは分かります。