投稿者:リカオンさん
ロシアのウクライナ侵攻ですが、ウクライナ軍はロシアに越境しないで戦っているはずなのに、時々国境近くのロシア領内でなぜ戦闘が起こるのが不思議でした。
どうも反プーチンのロシア人が戦っているらしいという所までは理解したのですが、それでもウクライナ軍との関係はどうなっているのかとか疑問が湧きます。
もしもこの反プーチンの部隊とウクライナが関係していたら、ウクライナはロシアに攻め入っている事にならないのかと謎が深まります。
タイムリーに反プーチンの自由ロシア軍の幹部のインタビュー記事にて、ウクライナ軍との関係を詳しく語っておりました。
プーチン氏を翻弄する「もう一つのロシア軍」とは?反転攻勢に参加?
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2023/06/13/32316.html
私が興味を持ったポイントです。
・インタビューを受けた幹部ポノマリョフ氏はウクライナに亡命した元議員。
・自由ロシア軍は反プーチンで、ロシア人による義勇軍でロシアを解放するのが目的。実際に領土を得て新しい自由な国を作ろうとしている。
・自由ロシア軍はウクライナの外国人部隊に配属されている。
・ロシア領内への攻撃はウクライナ軍に「ロシアを解放して来ます」と言って休暇をとり、ウクライナとは別に独自の攻撃行動をしている。(ウクライナ軍はロシア領土は攻撃しないと欧米と約束しているため)
・2014年にロシア兵がドンバス地方を攻めた時、プーチンは、「彼らは休暇でウクライナに行っているだけだ。私は知らない」ととぼけていたのと同じ理屈をとっている。
・武器はロシア軍から得た戦利品を使っている。欧米からの装備品は使っていない。
・志願者は多いがロシアの工作員が紛れ込むので、審査に時間がかかる。嘘発見器も使用して調べる。
自由ロシア軍の話ではロシア軍の士気は極めて低く劣勢だと言う事。
ロシア軍を甘くみてはいかんとは思いますが、対するこの記事の自由ロシア軍の写真は兵士がなんとなく明るく笑顔で、ワグネルのプリコジン氏の記事の暗い感じとは異質なものを感じます。
また、ロシアの戦利品で戦っているところが、命懸けで戦っている兵士に顰蹙かもしれませんが、少し痛快に感じました。
反プーチンの義勇軍ができるという所が案外ロシア人も捨てたものじゃない気がしました。
ただ領土を得たらどんな体制のどんな国を作るのかも気になるところです。
(管理人カレーせんべいのコメント)
プーチンロシアの立場から見れば、「反乱軍」と言ったところでしょうか?
「具体的な兵力」については、「4個大隊」なので、約500名×4個=約2,000名かな?
戦局を動かせる人数ではないかな?
でも心理的な意味はあるのかもしれませんね。
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リカオン (土曜日, 17 6月 2023 20:14)
追加情報ですが、
自由ロシア側は白青白旗を掲げています。
赤は血や暴力、権威主義を意味し、反対するため、赤を除いています。
ウクライナに賛同する意思の表れだそうです。
あしたのジョージ (土曜日, 17 6月 2023 12:01)
ウクライナが直接ロシア領土内に攻撃出来ない事を歯痒く思っていましたが、これはいいニュースを教えてもらいました。ロシア人だってプーチンが始めたこの戦争をやはりなんかおかしいと思い始めていると思います。
リカオン (土曜日, 17 6月 2023 11:44)
カレーせんべいさん採用ありがとうございます。
義勇軍がアメリカ製MRAP装甲車を使っていたのが問題視されたが
→ウクライナが使っていたMRAPをロシア軍が奪った
→今度はロシアからMRAPを義勇軍が奪った。
ヤッター、いいの手に入ったぜ〜っ!前々から乗りたかったんだ。
オレにも運転させろー!
と想像するの、不謹慎ですかね。
国内にいるとプーチンに消耗品の如く使われて捨てられ殺されるよりは、同じ死ぬかも知れないならば目に物見せてやると思うのではないかと。
ねこだるま (土曜日, 17 6月 2023 01:36)
なるほど、これは明るいニュースかな、と思ったけど、彼らが戦闘に負けて捕虜になったとき、裏切り者の扱いを受け、戦死するより悲惨なことにならないかな? と心配になりました。
戦士達の明るい表情を信じたいところです。
グッビオのオオカミ (土曜日, 17 6月 2023 00:50)
なるほど、確かにロシア軍の敵味方を問わない非人道的な在り方には、反発する勢力も出て来るでしょう。
そしてロシア軍に着いて行けば勝てるものでも無いし、まして大義がある訳でも無い。