ロシア国防省、ワグネルに「作戦に参加させない」と通告

 

投稿者:グッビオのオオカミさん

  

 

【ロシア国防省、ワグネルに「作戦に参加させない」と通告 反乱背景に | 毎日新聞】

https://mainichi.jp/articles/20230630/k00/00m/030/009000c

 

ワグネルのプリコジン氏の反乱の動機が毎日新聞に掲載されています。

つまりロシア国防省からワグネルをロシア軍に編入する計画があり、そこに反発したプリコジン氏に対し、資金や物資の支援を打ち切り、ウクライナへの「特別軍事作戦(侵略戦争でしょ?)」への参加させない通告があったといいます。

 

6月24日の反乱につながったという訳ですか。

現在、プリコジン氏はスロビキン上級大将と共に、詳しい消息が分からなくなっています。

すでに暗殺されたという意見も、ベラルーシで生きているとも言われていますが、遺体が無い状態では確実な事は「現段階では分からない」という他ありません。

少し気になった記事を発見したのでこちらも紹介します。

 

【ロシア軍、シリアでワグネル関係者を拘束か 中東やアフリカで管理強化 | 毎日新聞】

https://mainichi.jp/articles/20230629/k00/00m/030/149000c

 

アフリカ諸国やシリアにも展開していたワグネルグループをロシア政府は関係者への拘束や、管理強化をし始めています。

案外、ワグネルグループをロシア軍に編成し、プリコジン氏を外す事がロシア政府の計画だったとすれば、反発したプリコジン氏とその仲間は、プーチン大統領にとっては邪魔な存在かも知れません。

 

プリコジン氏を生かしてワグネルグループを別働隊として、使った方が仮に作戦として有効だったとして、プーチン大統領は"作戦と戦略の効率"と''反乱を起こされた自分の体面''とどちらを重んじるか。

 

プーチン大統領のここまでのウクライナへの戦略の傾向は、理論よりイデオロギーや感情が優先されてる様に思います。

 

私はプーチン大統領が体面を優先し、最終的にはプリコジン氏ら反乱関係者を処罰しそうな気がします。

 

 

 

 


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コメント: 3
  • #3

    グッビオのオオカミ (水曜日, 05 7月 2023 21:52)

    私は二番目の記事にあるシリアやアフリカ諸国に在住する国外のワグネルグループに対する、ロシア政府の監視の厳しさにプリゴジンの武装蜂起への評価が表れている様な気がするんですよね。
    やはり、プリゴジンへは厳しい目を向けている気がします。

  • #2

    リカオン (水曜日, 05 7月 2023 20:47)

    プリゴジンはロシア軍のやり方に反発していたのに、その指揮下に入る事は全くのナンセンスだったろう。ワグネルの方がよほど戦果を上げていると自負していたのだから。

    小国のベラルーシに助けられたのは、プーチンにとっては権威が下がる一方ではないか。

    ルカシェンコとプリゴジンは旧知の間柄のようなので、この後どういう展開になるのか気になる。プリゴジンにはもうひと暴れしてウクライナを利して欲しい。しかし、ベラルーシからキーウが近いのが困るよなぁ。

    また、プーチンがザポリージャ原発に手をかけそうなのが弱る。

  • #1

    千本通り (水曜日, 05 7月 2023 17:01)

    >ロシア国防省、ワグネルに「作戦に参加させない」と通告

    実質クーデターを起こしたワグネルを作戦に参加させるわけがない。ベラルーシに行ったら武装解除でしょ。