救急出動が過去最高のペースで増加 子どもの「けいれん症状」による搬送は4倍

 

投稿者:くれはさん

 

救急出動が過去最高のペースで増加 子どもの「けいれん症状」による搬送は4倍 名古屋

https://www.nagoyatv.com/news/?id=019630

 

 

そんなに長くない記事なので全文紹介。

 

名古屋市内の6月末までの救急隊の出動件数が約7万2000件と過去最高のペースで増加していることがわかりました。

 

名古屋市消防局によりますと、6月30日までの出動件数は速報値で7万2416件で、前年同期比で約5000件増えています。

 

過去最高の出動件数となった去年を上回るペースだということです。

 

今年は10歳未満の子どもが搬送されるケースが例年より多い傾向で、特にけいれん症状による子どもの搬送は6月末までに1328人と去年に比べて約4倍に増えています。

 

夏場にかけて熱中症などでの出動件数がさらに増える傾向にあることから、名古屋市消防局は、水分補給やエアコンの活用などの熱中症予防を呼びかけています。

 

 

・・・とのことです。

 

名古屋市内の救急隊の出動数が過去最高です。

 

気になるのはけいれん症状による子どもの搬送が、6月末までに1328人と去年に比べて約4倍になったという箇所。

 

最近は一気に熱くなった印象ですが、日本の夏が熱いのは今年に限ったことではないので、何故子供のけいれんが前年比4倍にもなったのか。

 

何か原因がある筈です。

 

 

子供のけいれんに関して調べたら、こちらのお医者さんの解説が載っているサイトが出てきました。

 

子どものけいれんの原因は「熱あり」「熱なし」で異なる。熱性けいれんや髄膜炎、脳炎、てんかんの可能性は?

https://medicalnote.jp/contents/161003-002-VT

 

それによりますと、子供のけいれんの原因はこのように分けることが出来るみたいです。

 

 

①熱性けいれん

乳幼児期に発症するタイプのけいれんの1つ。

通常、生後6か月から5歳くらいまでのお子さんに見られるけいれんであり、発熱に伴って起こるもの。

日本では10人に1人ほどの方が経験するといわれているありふれたもので、成長発達に問題がないお子さんでもしばしば見られる。

1回の経験のみの場合もあれば、発熱のたびに起こることもある。

 

 

②髄膜炎や脳炎

頭の中に細菌やウイルスが入って炎症を起こす病気で、医療機関での治療が必要となる。

両者の違いは、髄膜炎では脳の表面にある「髄膜」という保護膜の上や脳の周りにある脳脊髄液という液体の中で細菌やウイルスが増殖する病気であるのに対して、脳炎では脳の組織の中でこれらの病原体が増殖する病気である。

 

 

③急性脳症

急性脳症とは、インフルエンザウイルスなどの病原体に感染した際、身体が病原体に対して反応を起こすことで、脳に急激なむくみが生じる病気です。

日本国内では年間400~700人程度の方が発症すると推定されており、特に乳幼児に多くなっている。インフルエンザ以外ではヒトヘルペスウイルス6型(突発性発疹の原因ウイルス)、ロタウイルス(急性胃腸炎の原因ウイルス)、RSウイルスなど。

 

 

④てんかん

私たちの脳は数百億もの神経細胞によって成り立っており、神経細胞が電気的な興奮を引き起こすことでさまざまな情報が伝達されている。てんかんは、神経細胞の電気的な興奮が過剰に発生する部位が生じ、脳のはたらきに異常が引き起こされることによって発症する。

 

 

・・・というようなものでした。何故子供のけいれん症がこんなにも増えたのか。

 

確証はないですが、個人的にはインフルエンザ、コロナやRSウィルス、ヘルパンギーナなどの感染症が増えていることと、過剰なマスク生活とコロナワクチン接種による免疫力の低下が、結果的にウィルスの増殖に繋がり、けいれん症が増えているのではないか?と考えます。

 

希望しても報道はされないでしょうが、ワクチン接種の有無やマスクをしていたかどうかも併せて調べてくれればと思います。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

コロナ禍という社会的行動制限の反動のせいで「暑さに弱くなっている」という仮説が、まず最初に思い浮かびます。

 

そして、もし、けいれんが感染症と関連しているとすれば、どうしても頭をよぎるのは「コロナ禍の感染対策によって免疫低下した為」ですね。

 

その場合は「将来的には感染症に対する免疫が強化されるので、患者数は落ちついて来る」のかもしれません。

 

希望的観測かな・・・。

 

いずれにしても今の時点では仮説だから、情報を集めておいた方が良さそうですね。

 

「患者数の統計」は、客観的データとして重要ですね。

 


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コメント: 4
  • #4

    グッビオのオオカミ (月曜日, 17 7月 2023 21:01)

    枯れ尾花さん、ありがとうございます。
    なるほど。てんかんの頻度が上がったのですか。
    マスク着用含め、ストレスは多きそうですし、子供らもコロナ禍以来、家に閉じこもり遊ぶ習慣がついてそうですね。
    後は感染対策のし過ぎで刺激に慣れず過敏になる子もいてないかが、心配です。
    コメント、大変参考になりました。
    ありがとうございます。

  • #3

    枯れ尾花 (月曜日, 17 7月 2023 20:10)

    グッビオのオオカミさん

    てんかんの方が増えたとの情報は入ってきておりませんが、一人一人のてんかん患者さんの発作頻度が増している可能性があると考えています。( 例えばこれまでは年に一度位にけいれん発作が抑えられていた方が年に2回以上起っていたりとか )
    てんかん発作は様々な心身のストレスで誘発されますから。(精神的ストレス、光刺激、過呼吸など )コロナ禍で子供達のスト
    レスは確実に増えたでしょうし、より自宅に籠りスマホやゲームのためテレビ画面を見る機会が多くなったのではないかと想像されますね。
    免疫力の低下は髄膜炎や脳症のリスクを高めるでしょうし、解熱剤の使用頻度が増したのも関係ありそうです。

  • #2

    グッビオのオオカミ (月曜日, 17 7月 2023 19:10)

    くれはさんが言われる様に、発症時のマスク着用の有無には関心があります。酸素や二酸化炭素の濃度とストレスとの関係ですね。
    それとワクチン接種で脳へのダメージも懸念されるので、そこも知りたいですね。

    確か…枯れ尾花さんは精神科か、心療内科の医師でしたか?
    私は、スマホ説も無視出来ない所だと思います。
    だいぶ前、ピカチュウの光線を見た子供がてんかんを起こしたニュースがありました。
    視覚からの光線の動きによる刺激ですね。
    やはり最近、子供のてんかんの増加の報告は聞きますか?

  • #1

    枯れ尾花 (月曜日, 17 7月 2023 11:30)

    それと、発熱に対する安易な解熱剤の使用は脳症の原因になり得るし、暗所に籠ってスマホやパソコン画面ばかり覗いていると素因のある方はけいれんを誘発しやすいです。