ゴーマニズム名言「我々、国民は天皇を戴く資格があるのだろうか?」

我々、国民は天皇を戴く資格があるのだろうか?

(出典)

『天皇論 平成29年』
最終章「天皇を戴く国民の資格」

 

≪ゴーマニズム名言 感想座談会≫

(9月18日19:25更新)

 

えみりんこの言葉は、『天皇論平成29年』の作中最後に登場していますね。

 

 

しおちゃん戦争論のラストのコマを思い出すかのような、ベランダ越しに遠くを眺めて読者に問いかける心に刺さるメッセージでしたね。

 

 

カレーせんべいホントだ『戦争論』のラストに似てる!我々日本人に、鋭く突き付けられた言葉であるという点でも似ていますね。

 

 

えみりん私は、小林よしのり先生の「天皇論 平成29年」を読むまでは、正直なところ、「天皇」について、考えたことがありませんでした。

 

 

カレーせんべいなるほど。

 

 

えみりんましてや「天皇を戴く資格」だなんて、考えたこともなかったので、すごく衝撃を受けました。

 

 

カレーせんべい「天皇論 平成29年」は、平成21年に発売された「天皇論」のアップデート版ですが、事態はどんどん悪化しているように感じます。

 

 

えみりんといいますと?

 

 

カレーせんべい『天皇と国民の相思相愛関係』がどんどん棄損されている実感があるからです。

 

 

リカオン確かに、小林先生の天皇論シリーズ、そして皇室関連のネットニュースや女性週刊誌などに目を通すようになってから、皇族方の置かれている状況が、いかに過酷なものであるか、ようやく理解できるようになりました。

 

 

カレーせんべいそうですね。今のままでは、井上達夫氏が言うように「天皇制は最後の奴隷制だから廃止すべきである」という意見が正しいということになってしまう。

 

 

リカオン「奴隷制」という表現は最初言い過ぎに感じましたが、今では違和感を感じなくなりました。

 

 

まよせんこちらのサイトの趣旨からやや離れるので自重していたのですが、私自身は井上氏の言説にかなり引っ張られています。文藝春秋の例の記事でさらに深まりました。

 

 

リカオン雅子様、眞子さん、佳子様が心に痛手を負っておられる事を知り、私も気が重くなりました。

 

 

まよせんただ廃止や自然消滅にしても、これからを生きる愛子さまや悠仁さまのお気持ちを考えると辛いものがあります。

 

 

えみりん:自分にとって「日本とは何か?」「天皇とは何か?」を改めて考えさせられました。

 

 

しおちゃん生まれたばかりの我が子達の将来の事を考えると、自分が、皇室存続のために一体何ができるのか。

 

 

カレーせんべいへぇ~。しおちゃん、お子さんが生まれたばかりなんですね♪

 

 

しおちゃん「この子達が大人になった時、日本はどうなっているのか」と考えるキッカケになりました。

 

 

リカオン天皇制が国民にとって必要であるならば、少しでも皇族方にやっていただけるよう、国民が皇室典範や憲法を改善していくべきです。

 

 

カレーせんべい「我々、国民は天皇を戴く資格があるのだろうか?」は名言というより、重い自問自答というわけですね。

 

 

なおジョカ:バカは死んでも治らないので、皇室をバッシングするバカ大衆がいなくなることはないと考えると、天皇を戴く資格なんて全然ないと思えてきます。

 

 

リカオン皇族が鬱になる様な状況では、制度としても続いていけないですから。

 

 

なおジョカ:『天皇論』が教科書になれば、日本は今より相当良くなるんですが…。

 


 

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コメント: 11
  • #11

    すろん (水曜日, 20 9月 2023 08:49)

    天皇論と愛子天皇論を読み返して気がついたことがあります。

    皇位の男系継承をつつがなく実施するには、現天皇が皇太子不在のまま退位し、皇嗣である秋篠宮が後継に即位して、その長男を皇太子にたてるという段取りになるのだと思います。
    その次の代はどうするのか?国母の公募、人口受精、男子を産んだら多額の報奨金を国家予算から拠出する。生まれた赤子は禁中で英才教育を施される。穢れを極端に嫌い、崇徳院を頭目としての怨霊をひたすら恐れ、和歌に親しんで言霊の維持に励む理想的皇室後継者が大量生産される未来がそこにはある。これでめでたしめでたし。
    国母に外国人も認めると、将来ハーフの天皇が誕生するかもね。

  • #10

    枯れ尾花 (火曜日, 19 9月 2023 23:45)

    敬い仕える資格があるか?
    という問いですかね?
    というかそもそも敬い仕えることが出来るのかな?天皇の大切さを理解出来ていない人達が。
    資格があるかとの問いの意味は、これまで天皇を大切にしてこなかったのだからもう手遅れじゃないかと問われているのかな?

  • #9

    田舎のおっちゃん (火曜日, 19 9月 2023 16:58)

    現在の日本人にはニュースショーのコメンテーター程度を戴くのがピッタリかもね。
    なんの内省もなく、歴史や伝統や自然への畏怖もなく、たかがニュースキャスター氏のご意見でひと晩で意見がコロコロ変わる人たちだもん。
    天皇制を廃止して大統領制を採り入れたらいきなりお笑いタレントやニュースキャスターが元首になるでしょうね。そして週刊文春辺りが悪口書いたらひと晩で支持率がパタパタひっくり返っちゃうでしょう。そのままブラックコメディ映画に出来そうな、お笑い日本史ですわ。
    太平洋の吹けば飛ぶような離島の民にはその程度で充分かも知れないね。

  • #8

    すろん (火曜日, 19 9月 2023 14:07)

    小説家の井沢元彦氏が指摘した内容ですが、有史以前の日本人には、原始宗教としてのアミニズムと共に、穢れ忌諱信仰 怨霊信仰 言霊信仰の3つが存在していたといいます。これらは、現代にまでその影響を残しています。天皇の権威が犯すべからずとされてきたのは、穢れ忌諱信仰と怨霊信仰のなせる技であったのだと思います。
    日本は権威と権力を分離させることで、権力者交代時に大量虐殺が発生しなかった、と、天皇論に記述がありました。また、天皇という独自の権威を持つことで、日本は支那の属国から離脱できた、という意味合いの記述もありました。
    天皇に対する関心を国内で高めていくためには、過去 現在 未来における天皇のメリット、ベネフィットを、しかるべき覚醒者が多方面から情報発信していくことから始まるものと思います。
    それにしても、自国の歴史に劣等感を植え付けるような戦後民主主義教育を重ね重ね受けてきた者にとって、国家元首としての天皇に誇りを持てる日が来るとは思えないのです。

  • #7

    臣民 (火曜日, 19 9月 2023 10:50)

    天皇制を廃止するべきという結論に至らざるを得ませんでした。

    ノーブレスオブリージュを履き違えた大衆による皇族方の一挙手一投足を減点方式で品定め。
    皇位継承という根幹課題を放置し続ける国会議員とそれを選出する有権者。

    こうした問題が今後改善されていく見込みがあるのであればまだ期待も持てましょうが、間違いなく大衆のバッシング癖は更に悪化していくでしょう。女系継承ひとつに何十年も掛ける国会が、今後も次々と生じるであろう皇室の新たな時代的要請に即応できるとも思えません。

    我々はなぜ天皇を戴いているのでしょうか。
    天皇制=国体が喪われてしまうと日本人としてのアイデンティティもただちに崩壊し自我を保てなくなるのでしょうか。現時点で既に誇るべきアイデンティティなど消えかけているかも知れませんし、一方で天皇制が無くなろうとコメ食が減ろうと会話に横文字単語が増えようとそれでも日本人らしさというものはしぶとく、かつ、なんとなく残り続けていくかも知れません。
    天皇が居なくなると他国からの信用や尊敬が褪せてしまうのでしょうか。ODAやら軍事的協調やらで代替し得る程度の要素のために皇族方の人権が忘れ去られたままでいいのでしょうか。

    平成以前なら良くも悪くも、皇室報道にはまだ多少の遠慮があったでしょうし、君も臣も様々な持病やハラスメントを見ぬふりして24時間働き続けるという風潮があったでしょう。
    けれども皇族方も一般の学校で生活されマスメディアを見聞きする令和という時代と、マスメディア及びSNSの発達というかたちで大衆社会が完成に向かう現代という時世とは、絶望的に組み合わせが悪いと考えざるを得ません。

  • #6

    牛乳寒天 (月曜日, 18 9月 2023 22:31)

    この場面は私にもしみじみ拝見しましたし、皆さんの対談も「その通りだ」と胸を熱くして頷きました。楽しく、素晴らしい対談ですね。

    よしりん先生のお言葉は直に胸に響くので、自分の悩みにドンピシャにくる時があります。小学生の頃のよしりんが学級委員長になった時の話で、「選ばれたなら責任を果たせ」とゴーマンかましていたものがありますが、それがここ数年、私の強烈な励みとなっています。

  • #5

    ひとかけら (月曜日, 18 9月 2023 20:49)

    男子を産まなくてはいけないという重圧の中で日本のために努力してきた皇太子妃殿下時代の雅子さまが報われ無ければ「皇室に未来はない」と天皇論平成29年に書かれてましたが、これは名言です。189ページに笑顔の皇太子、皇太子妃時代の天皇皇后両陛下、静かに威厳を持って未来と日本国民を見ているかのような愛子さまの絵が描かれてますがゴー宣の中で特に好きな絵の1つです。この時何かをしなければならないと感じ、両親や知り合いに本を見せましたが思ったような成果は出ませんでした。それから6年も経つのですね。
    愛子天皇論でも直系よしりんが「奥様滅びますよ皇室が」、「一刻も早く愛子さまを皇太子に」と発言してる時の悲しみと怒りが混じった顔が皇室の未来を真剣に案じながらもコミカルな印象を与えているのは流石だと思います。長文失礼しました。

  • #4

    あしたのジョージ (月曜日, 18 9月 2023 20:44)

    このシーンは印象的でした。
    この間の文藝春秋の佳子さまの記事を思い出したら、このシーンの言葉がつくづく感慨深いです。

  • #3

    つぼのうち (月曜日, 18 9月 2023 20:12)

    いまの状況を考えると悲観的になっちゃいますね。国民に危機感を共有するには、
    天皇がいなくなった考察を特集すればいいと思います

  • #2

    まよせん (月曜日, 18 9月 2023 18:51)

    こちらのサイトの趣旨からやや離れるので自重していたのですが、私自身は井上氏の言説にかなり引っ張られています。文藝春秋の例の記事でさらに深まりました。
    ただ廃止や自然消滅にしても、これからを生きる愛子さまや悠仁さまのお気持ちを考えると辛いものがあります。

  • #1

    なおジョカ (月曜日, 18 9月 2023 18:21)

    バカは死んでも治らないので、皇室をバッシングするバカ大衆がいなくなることはないと考えると、天皇をいただく資格なんて全然ないと思えてきます。天皇論が教科書になれば、日本は相当今より良くなるんですが…。