投稿者:グッビオのオオカミさん
【ウクライナ戦争の停止、露国民7割が支持 露世論調査】
https://www.sankei.com/article/20231102-D4JWS2I355PQFLVACIPWBLECFI/
ロシアの独立機関「レバダセンター」がロシア国民にアンケートを取りました。
設問は
「仮にプーチン大統領がウクライナとの戦争停止を決めた場合、その決定を支持するか」
これに対し、ロシア国民の70%が「支持する」と答えたとの記事です。
今日の小林先生のブログで「即時停戦」という言葉が嫌いと言っておられました。
この記事だけを見ると、一見いい事を言ってる様ですが、冷静に考えます(小林先生の考えと違うかも知れませんが…)。
①ロシアに反プーチン大統領の意見表明などあり得るか?
このアンケートへの返答はロシア政府のプロパガンダの影響があり得る。
②"停戦"を支持してるだけで、撤退や領土返還とは一言も言っていない。
つまり、現状維持ならば、攻め込まれ奪われたウクライナの領土とそこの国民は帰って来ない。
これは私は欺瞞だと思います。
③そして停戦すれば、現在のロシアが侵攻する上で不利な戦況から、一旦時間が稼げる。
また、準備が整えば、再度活動しかねない。
実際、今はイスラエルとハマスとの間で別の国際問題が起き始めています。
停戦すれば国際社会の関心をそらせるでしょう。
ロシアの停戦支持の世論は、案外危険では無いか?
そんな疑問が湧きました。
皆さんはどう思われますか?
(管理人カレーせんべいのコメント)
ロシア国民に完全に厭戦気分が広がっての停戦希望なら意味があると思います。
今の時点では、そこまでではないのでしょうね。
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リカオン (土曜日, 04 11月 2023 21:05)
国民がなんぼ戦死してもやめる雰囲気にない。休戦したら次の戦争準備するだろう。
それより、ロシアが弱体化して分裂するというのはどうなったのだろう?
グッビオのオオカミ (土曜日, 04 11月 2023 19:14)
そうなんですよ、カレーせんべいさん。
一先ずガンガン攻め込もうという雰囲気では無くなり、とりあえず現状で「これ以上ウクライナに攻め込みたく無い」と、厭戦気分が広がり一旦攻撃の勢いがおさまる事自体は、素直に良い事だと思います。
また、ウクライナが対ロ防衛戦、領土奪還をどこまで徹底するかはウクライナが決める事で、日本人の私があれこれ言える筋合いはありません。
しかし、歴史を見、この一年半あまりのロシア軍とプーチン大統領を見ていると、中国共産党や北朝鮮と変わらないレベルの不信感が私にはあります。
領土を返さずに停戦。全軍引き揚げずに停戦。
何か、引っ掛かりますね。
そもそも降伏する訳でも無いので、停戦してもロシアの敗北にはならないのでは無いでしょうか?
…こう考えると、小林先生が隣国に何でもアリに攻め込むロシアと、自国内で専守防衛に徹するウクライナの構図を「ハンディキャップ・マッチ」と評価しておられましたが、その部分の不利さが停戦の時に仇になりそうな気がします。
こう考えると、敵基地攻撃能力というのは、防衛戦の手段として必要だと思えて来ます。
私がロシアに対して、少し勘繰り過ぎるのでしょうかね…。
ひとかけら (土曜日, 04 11月 2023 18:36)
このまま停戦したらウクライナの領土を一部占領したロシア軍と親ロシア派住民が息を吹き返しますね。
惜春 (土曜日, 04 11月 2023 17:47)
グッピオさんの考察に完全同意です。