≪報告≫ コロナになって長尾クリニックで診察した

 

投稿者:グッビオのオオカミさん

  

実は私は12月23日〜28日まで、発熱の為、ダウンしていました。

12月23日の深夜就寝前に強い寒気がし、39.7℃まで体温が上がりました。

咳や咽頭痛、鼻水やクシャミは出ませんが、頭痛と倦怠感とフラつきが酷くなりました。

食欲は全くありません。

取り敢えず葛根湯を飲み始めます。

12月24日になっても全く下がる気配も無く(だから当然クリスマスイブでケーキがどうとかそういう事は一切なし)、12月25日は仕事を休みました。

 

取り敢えず職場の上司からは「一回病院行った方が良いんじゃ無いかな?検査してもらったら?」と言われたものの…。

街には未だに内科の診療所でも「発熱症状のある方お断りします」…いやいやいやいや、診療科目が「内科」なのに「発熱お断り」って喫茶店が「コーヒーご注文の方お断り」と言ってる様なものじゃ無いのか?

 

そして実は私自身が4年近く続くコロナ騒動により「病院」に不信感を強く持つようになっていました。何なら事実確認はどうでも良く、PCR検査を適当にやらして「新型コロナ」という事にして、補助金やら適当にもらって、ちょっと高めの薬でも余分に処方して来そうな気がしたのです。

実際には、良心的な病院も多いのでしょうが、仕事に穴を空け、身体も疲弊した所に、余計な心配事はしたくありませんでした。

 

そこで大阪府のすぐ隣の兵庫県尼崎市の旧・長尾クリニック(今は三和クリニック)に行き、診察を受ける事にしました。

「長尾和宏のコロナチャンネル!」で私もコロナ禍の間は動画で良く視ていましたが、実際に診察に行くのは始めてでした。

 

今は長尾和宏医師ご本人は、院長職を退かれ、次の院長に代替わりして居られ、長尾和宏医師もそこでの診察自体をやって居られません。

しかし、代替わりしたとしても、そこの医師や看護師や事務職員の方々も皆さん、一緒に「コロナ禍」を乗り越えて来られたのでしょう。

…そう思うと信用を一番に考えた時に「旧長尾クリニック」をためらわず選択しました。

 

私は長尾和宏医師と小林よしのり先生とでコロナ禍に対する考え方が違うのは知っています。

◎感染経路

空気感染説vs糞口接種感染

◎イベルメクチン

推しvs推さない

他にも時事問題や歴史認識など話題を拡げればもっと差が出るでしょう。

それでも私が長尾和宏医師をやはり「偉大だった」と思うのは、

1.第一波から、世間の批判に負けず(時に窓ガラスを割られた事や"コロナ見るな"の貼り紙を貼られた事もあったと言います)、一貫して診察と治療をし続けて来た事です。

2.「高齢者限定」としてたワクチン接種を2回接種した時点で、余りに厚労省の発表する死亡者が増えたために、「方針変更」をし、3回目以降は接種しないと公言し、一切コロナワクチンを扱わなかった事。

3.ワクチン後遺症を治療する努力をし続けた事。

 

1.2.3.を見るとクリニックには職員も多数いるだろうし、決断には本当に勇気が要ったと思います。

リスクを抱えてもなお通したのは

「クリニックの''スジ"」だと思うのです。

差別と偏見だらけの情報災害の中、町のクリニックに徹し続けた…そこが本当に立派だと思いました。

 

私は急行を乗り継ぎ…尼崎ですから大阪からは近かったですね…旧・長尾クリニックに到着しました。

まず、受付けの方が「発熱患者」に慌てずに、明るく落ち着いて案内をして下さいました。

「39.6℃」

こちらへどうぞと、発熱患者の待合室に案内され、医師の診察がありました。

医師は症状的にはインフルエンザが最も疑わしいという事で検査無しで診察のみでインフルエンザと看做して治療をする考えでしたが、私は介護職員の為、職場への報告用に新型コロナとインフルエンザの抗原検査を希望しました。

旧長尾クリニックはもうPCR検査はして無いそうで、診察と抗原検査を基本にしている様です。

 

検査をする看護師の方もやり馴れています。

私がこれまでコロナ禍で無症状でも何でもPCR検査を受けさせられた時の他院だと警察官の取り調べでも受ける様な気分にさせられた事が多かったのですが、旧長尾クリニックの看護師の方は終始笑顔で穏やかに対応しておられました。

 

…検査結果は新型コロナ、インフルエンザ共に「陰性」でした。

発熱して数日経ち、現在も39℃の熱があり、偽陰性などなかなか出ない(絶対出ないとも言えないが)とも言い添えてました。

 

抗生剤を少し処方して頂き、職場に検査結果を報告し帰宅しました。

 

私は、思うのです。

一般人でも、ある程度読書をしたり、情報を取りに行けば部分的には病気の事も分かる様になります。

しかし、細かい解剖学や生物学や微生物や免疫細胞の働きなど、やはり詳しい所はとっさには分からない事が多いし、日常は自分の仕事で忙しいものです。

やはり、普段から診察し続けている医師の働きは大切なのです。

 

いや、何なら敢えて言いましょう。

仮に多少の誤診があっても、時として「この人がここまで言うんだから、良い」と言い切る瞬間すらあると思うのです。

医師には、ある意味では自分の身体を''預ける"のだから。

 

コロナ禍とは結局、一般人からの長年積み重なって来た医師への信用を利用して、壮大な規模で「医療詐欺」を行った、そういう3年半だったのでは無かったでしょうか?

さて…結局、PCR検査とは何だったのでしょう?

抗原検査で、今回"全部陰性"と言われた後にPCR検査で「陽性」が出れば「新型コロナ陽性」なのか…。

いやいやいや、4年前の日本にそんなモンありましたか?

でも、その診断に日本中が一喜一憂してた事態こそが「コロナ禍」でしたよね?

本当にコロナ禍は日本の医療の信頼関係や庶民の生活の病気と死の関係を歪ませてしまった。

そんな事を思いながら、帰りました。


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コメント: 7
  • #7

    英二 (月曜日, 01 1月 2024 20:21)

    大変な災難を受けられましたね。街の内科医が発熱患者を診ないとはまだそんな状態なんですね… 発熱患者を診なければ商売あがったりにならないのかな?未だに補助金とかでてるんでしょうかね。でも近くとはいえ、40度近い熱で移動されるのは難がいったと思います。職場に穴が空くとはいえ、どうかお休みいただければと思います。

  • #6

    おおみや (月曜日, 01 1月 2024 17:10)

    うちの知事はコロナ2回とインフル1回を発症し3回とも38℃台の発熱を経験されましたので…コロナ&マスク脳固執派(の形に私に誘導されている)上司にはその事実を知らせました。「コロナ(2類相当)、コロナ(5類)、インフル(5類)」と但し書きをしっかり加えて。初期の頃には従業員のPCR検査結果を電話で受けて(陰性)の報告の度に取り巻き共々「YEAHHH!」と拍手して盛り上がっている姿を私はさんざん眺め(いつかきっと、彼らにも思い知らせてやる)→(中略)→狙い通りの筋道で思い知って頂く方向に運んでいます。小さな現場ですが、現状の日本を現していますので…せめてここだけでも、しれっと都合よく忘れる事など許しません。今後の彼らの為にも。

    診断が一番難しいとよく言います。門外漢ですけどわかる気がします。間違えることだって有るのはむしろ当然、同僚が経験した「巨大な聴神経腫瘍(良性)」も最初は誤診でした。どうしても納得いかなかった同僚に「頼むから、MRIを撮ってくれ」と頼みこまれた医師が渋々撮影したら…血相を変えて戻ってきたとのこと。
    ちなみに彼はコロナも経験しましたが、それよりもその後に罹った細菌性胃腸炎の方が発熱(39.6か39.7度)も症状も遙かに大変だったとのことです。

    グッビオのオオカミ様の様に「妄信せず、不信のみに陥らず、対等な信頼関係を目指す」、これが世間的に当たり前になるにはまだまだ時はかかるでしょうけれど、それでも希望を失わず日々を過ごしたいものだな、そう思いました。私自身は全く保険証を使わない状態が一体何年続いているのやら…ではありますが、上司であれ医師であれ相互信頼を目指すのがあるべき姿であると常々。
    さっきは(行き違いの年賀状を投函してきたついでに)日本医師会の会長さんの医院の前を通りました。診療は評判が良いようです。お正月で休診、医師会お抱え議員さんの小さなポスター、マスク着用要請の貼り紙…(まあ、ここではこれぐらいに。)

    そんな事よりも

    ~ 早い回復といつもの思慮深さ溢れる投稿を今年も楽しみにしつつ 
    乾いた風に吹かれる埼玉より

  • #5

    リカオン (月曜日, 01 1月 2024 01:35)

    PCRを仕事で使うことはあります。
    症状や感染の広がり具合を見てウイルス病を疑った時のみ採材し、検査材料を検査施設に持って行ってPCR検査を頼みます。

    診断を下す時は例えウイルスがPCRで検出されたとしても症状や病変が伴っていなければ、ウイルス病とは診断しません。
    たまたま感染力のないウイルスを検出しただけかも知れないし、症状がなければ病気とはいえないからです。

    しかし、症状なくても先にPCRをするという事がこのインフォデミックの期間なされ、交通事故死でさえPCRでウイルスが検出されたらコロナとするアホな事に医者もウイルス学者も疑問を持たない異常事態が3年も続いたこと。
    5類になっても何事も無かったように忘れようとしている。何なんだこの国は。

  • #4

    リカオン (月曜日, 01 1月 2024 00:51)

    私のかかりつけ医は気軽に相談しやすく、種々の検査も頼める医者だった。薬も出し過ぎるという事も無く、私の体質も理解されている様だったので信頼して利用していた。インフォデミックの間は、私の体調に問題は無かったので行く事はなかった。

    たまたま健康であるという診断書の必要があり、久しぶりに行くと、なんだか待合室の雰囲気が以前と違っている。

    待合室にあまり人はおらず、壁にはベタベタと様々なワクチンのポスター。先生の手書きの解説も掲示。こんなにたくさんの種類のワクチンって必要なのか?と疑問がわく。

    当の先生は、浅黒い顔つきになっていて以前と少し雰囲気が違っていた。体調が悪いのだろうか。

    以前と何かが変わってしまったような気がして、ここにはあまり来たくないと思ってしまった。

  • #3

    ひとかけら (月曜日, 01 1月 2024 00:14)

    自分も数週間前に熱を出し葛根湯で治りました。3日ほど熱は出ましたが病院には行かなかったですね。私もコロナ禍で医療への不信があり病院には行きたくないなと思うようになってます。信頼を失った医療は未来においてどうなるのか気になります。今後もテレビを利用して健康を害してはいけないという理屈を振り回し大衆を病院に行くよう誘導するのでしょうか。

  • #2

    さらうどん (日曜日, 31 12月 2023 23:50)

    コロナ騒動の影響で何がイヤかって、熱出るような風邪引いても病院にかかり辛くなってしまったこと、
    病院にお世話にならざるを得ないような大怪我や大病の時も「PCR検査」というとてつもなく面倒臭いことをやらされること、
    これですね。
    本当、院長や勤務医がコロナ脳じゃない病院はサイトとかで表示出して欲しいし、
    ガッツリコロナ脳のところも表示出しといて欲しいなって思います。
    そういう風にならないところが、八つ墓村全体主義の嫌らしいところでしょうけれどもね。

  • #1

    サン (日曜日, 31 12月 2023 23:44)

    ご体調が万全でないなか、ご報告ありがとうございました
    新型コロナとインフルエンザ共に陰性とのことですが、くれぐれもお大事に養生なさってください

    ここでは管理人様をはじめ皆様に感謝しておりますが、グッビオのオオカミさんのご投稿をきっかけにコメントさせていただくようになりました身としては、グッビオのオオカミさんには特に感謝申し上げたいです。お元気になられましたら、これからもマイペースで続報など読ませて頂ければ幸いです。どうぞご自愛のうえ、よいお年をお迎えくださいませ