投稿者:ひとかけらさん
親日家で台湾独立派の頼清徳(ライ・チートン)氏が台湾の新総統になりました。
台湾総統選 民進党・頼清徳氏が当選 立法院は過半数維持できず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240113/k10014319761000.html
対立を対話に変え中国と交流する方針ですが、中国は頼総統を台湾独立派と見て警戒してます。
民進党が議席を減らして捻れ状態なので厳しい政権運営を迫られそうです。
新総統はアメリカと日本との関係を重視し中国と対話していくという難問を抱えてます。
日本と台湾は運命共同体としてギブアンドテイクの関係で中国を封じこめる必要があると思います。
(管理人カレーせんべいのコメント)
日本人としては、親中の国民党ではなく、民進党政権が続くことにホッとしました。
しかしながら、議会で過半数を取れなかった与党というのは、かなり苦しいモノになると、かつての日本の政治においても感じるところです。
失政を演じさせられて、不満が高まることで、4年後に来る「反動」が恐ろしい。
その反動が少なくなるよう、台湾の民進党の応援をしておいた方が良いですね。
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グッビオのオオカミ (水曜日, 17 1月 2024 21:38)
私は民進党の頼清徳氏が総統となり、少しホッとしました。
しかし、議会で過半数が取れないのはイタイですね。議会が政権に敵となるかも知れません。
香港の様子を見、ロシアとウクライナの様子を見ると、中国は台湾を狙う事は間違い無いと思います。
中国がSNSを使い、プロバガンダで台湾総統選に干渉した疑いがあるという話も聞きます。
しかし、中国とロシアを隣国に持つ日本もこの危機感を持つべきだと思います。
くれは (月曜日, 15 1月 2024 23:24)
「三国志の時代とやることが殆ど変わってない国だな、中国は」とよく思います。
あの手この手を使って、台湾を取り込もうとしているようにも見えます。
そんな油断ならない大国相手に、日本に必要なのは凄い軍師。しかし、いそうにない。
パワーホール (月曜日, 15 1月 2024 21:33)
お正月に埼玉県に旅行に行った際に立ち寄った台湾風カフェで台湾人の方と親しくしている女性と話しました。その方は親しくしている台湾人の女性を母と慕うほどでしたが、中国籍だった男性と結婚しその台湾人の女性に合わせた際には険悪な雰囲気になったと言いました。しかし、その方の夫になった中国人の男性は中国の反日教育に疑問を持つようになり中共の洗脳が解けたらしく日本国籍を取得し帰化したとのことです。また、その女性は中国共産党は変わることはない、若い世代は中国から離れていると話していました。
また、去年の12/31にコミケに行きましたが、そこに中国のゲームメーカーのブースがありましたし、中国人のコスプレイヤーも参加していたみたいです。そのメーカーの作品は日本でもかなりヒットしているみたいです。見た感じ美少女ゲームといった感じの作品ですが表現の自由のない国でゲームを製作出来たり、コスプレが許されるのかとても疑問です。
ひとかけら (月曜日, 15 1月 2024 09:30)
新米派さん:#6
曖昧なまま日和見で独立を露骨に主張することなく中国と対話し、アメリカと日本とも上手くやって現状維持したいのが台湾人の本音でしょうか?
それはそれで巧妙な生き方ですね。
日本は日本の都合を優先するから、中国が台湾を攻めてきた時助けてくれるかは分からないと台湾人は思ってるかも知れませんね。
新米派 (日曜日, 14 1月 2024 23:32)
李登輝氏の時代を経て、台湾における民主主義が成熟更には日本のように爛熟した結果だとも思うのですが、現在の台湾社会は、小林よしのり先生が『台湾論』で明晰に描いていたような≪外省人=狡猾=親中反日=国民党支持=統一派 / 本省人=朴訥=反中親日=民進党支持=独立派≫といった図式から変容しているのではないかと感じています。
香港問題のこともあり中共政府に最終権限を委ねるような政体になることは極めて危ういと支持政党関係なく認識しており、しかし中国市場との連携なくしては経済が立ちゆかないことも理解していて、とは言え中共封じ込め政策を明確にしているアメリカ・日本との安全保障面における協力関係は維持する必要があり、それとは別に民進党を始めとした既成政党の汚職・腐敗にはうんざりしている――といった辺りが、台湾人感覚の中央値なのではないでしょうか。
そしてこれも台湾人ではない自分の勝手な推量になってしまいますが、台湾人としては現状で既に中共からは独立した体制を持ち得ているため、これを維持することがひとまずは至上の課題となっています。そのために必要なことは、独立を宣言し両岸問題の決着を図ることでは無く、両岸問題を曖昧なままにしておくことで中共の官民を刺激しないと考えているのだと思われます。
日本の保守派は、台湾が中共の野望を顕著に打ち砕くこと、すなわち中華民国から台湾に名称を変えた上で、民主主義による自治の実績があるゆえに中華人民共和国とは独立した国家であることを宣言し、そしてそれに対して中共が武力攻撃を仕掛けてくるのであればアメリカや日本の支援を受けつつこれを撃退すること――を台湾社会に対してあからさまに要求しています。
しかしながら、これは台湾人にとってあまりにも不確定要素の多すぎるものです。
中共による核の脅しがあってもなお米軍は動くのか、アメリカが静観しても日本だけは軍事支援してくれるのか、といったことを台湾人は疑っているでしょう。また、首尾よく中共軍を撃退できたとしても、その後もごく近傍に中華人民共和国が在り続けるという状況は変わりありません。
台湾侵攻後に中共政府がノーサイド精神で握手を求めてくる器量であれば良いのですが、現実的には台湾が独立国家を称し続ける限り半永久的に中共による砲撃戦及び情報戦は終わらないでしょう。
そのような修羅の時代に踏み込むぐらいなら、外野から日和見と言われようと中共との関係を是々非々のままで落ち着かせておこうと台湾人が考えたとしても、それに反対はできません。
言うまでもなく日本は日本の都合により台湾を助けたり見捨てたりする訳ですが、もしも台湾を一人前の独立国家とみなした上で道義的観点から思いを寄せるのであれば、まずは台湾人自身の選択を尊重したいところです。中共から独立できたはいいけどその代わりにアメリカ人や日本人のご機嫌ばかりを伺うような依存国家を台湾人が望んでいるとは思いませんので。
晃明 (日曜日, 14 1月 2024 22:37)
これで今後4年間は悪夢の「平和統一」はなくなり、ひとまず安堵しています。
次のヤマ場はアメリカの大統領選ですね。
台湾とウクライナに冷淡とされるトランプが返り咲いたら習近平はどう出るのか。
私も小林先生と同じく中国の暴発は「ある」と思っています。
日本も検討だの遺憾だの現実逃避ばかりしていないで、いい加減厳しい現実を直視する勇気を持ってもらいたいです。
あしたのジョージ (日曜日, 14 1月 2024 21:00)
昨日ライジングのコメント欄にも書いたのですが、とりあえずは民進党が勝利して良かったと思いました。
安心は全然できないと思いますが。
私は台湾の事は全くと言っていいほどわからないので、去年台湾論を買って読んだばっかりでした。
台湾の事もウクライナの事も日本は他人事ではないと思います。
どちらも動向を注視していかないといけないと思います。
カーニー次郎 (日曜日, 14 1月 2024 20:48)
中国をこれ程、増長させたのは、日本が原因という面もあります。日本自体の衰退と日本の技術をいとも簡単に(中国に)流出させ、その技術で経済力を拡大し、軍備を増強させてしまったからです。
それでも、親日的でいてくれようとする台湾の人たちに申し訳なさで、いっぱいです。
ひとかけら (日曜日, 14 1月 2024 20:25)
リカオンさん:#1
アメリカは「一つの中国」を支持するので台湾と中国の関係を現状維持しておきたいのでしょうね。
現時点でウクライナ、イスラエルの紛争にアメリカが関わっていて国力が削られている中で、中国と台湾の問題がこじれたら大変なことになると思います。
日本も戦争の準備をし台湾を支援する余裕があるのか。中国軍は300万ぐらいで兵器の質がアメリカ以上なら習近平もなりふり構わず尖閣と中国に一気に攻め込んでくる可能性があります。
リカオン (日曜日, 14 1月 2024 20:04)
民進党が勝利したのは安心材料ですが、中国の動きがどうなるか。軍事力を蓄え、アメリカを上回りつつあります。一方のアメリカはウクライナ、中東の対応に追われている。そこへもってきて台湾を守れるのか。
日本も元々同じ国であった歴史もあり、知らぬふりはできないはず。民主主義国家で連携して権威主義国家に対抗する必要があります。
エマニュエル・トッドは中国は少子化で人口減少に転じ恐れなくても良いというが本当かー!?習近平はレガシー作るため、国力が衰える前に台湾、尖閣に手を出しそうに見えるけど?