投稿者:まいこさん
「光る君へ」第5話、かなりシリアスな展開だったのですが、冒頭にドリフのような一場面があって可笑しかったです。
「光る君へ」のインチキ僧侶、大河で3度目僧侶役 NHKへ「科学の力を借りれば」僧侶以外もできます!
https://www.daily.co.jp/gossip/2024/02/05/0017299392.shtml
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この日の「光る君へ」では、三郎が実は藤原道長で、母を殺した道兼(玉置玲央)の弟だと知ったまひろがショックで倒れてしまう。そのまま死んだように寝込み、言葉も発しないため、心配した乳母のいと(信川清順)が、祈祷師と僧侶を呼び、まひろにとりついているなにかを取り払ってほしいと訴える。
この僧侶は、いとに「母か?」とカマをかけ、まんまと母親は6年前に死んでいる情報をゲット。
祈祷師と顔を見合わせうなずきあうと、祈祷師に母親が乗り移ったなどと言い出す。
そして水垢離をするように言いだし、いとは、壺に水を入れて、首元にパシャパシャ。
一緒にいたまひろの弟・惟規(高杉真宙)は「そんなことやめろ」と壺を取り合いになり、
結果、惟規が頭から水をかぶるはめに。これでまひろは目が覚め「死んだように寝るのはもうやめるので、ああいう人たちをもう呼ばないで」と訴える。
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この記事では割愛されていますが「不動明王の真言」を唱える指示も僧侶から出ていました。
不動明王といえば、小林先生。乳母が水をかけながら唱えていた真言を調べてみますと、
「不動明王の真言」
「ノウマク サンマンダ(バザラダン カン)」
健康長寿のほかに、厄除開運、商売繁盛、学業成就、立身出世など現世利益を叶えてくれるそうです。
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ひとかけら (火曜日, 06 2月 2024 05:27)
ノーマクサンマンダとは摩利支天の祈祷師も唱えるような呪文ですね。
祈祷師と僧侶のやり取りは少しホッコリしめした。
リカオン (火曜日, 06 2月 2024 16:09)
このような魂が乗り移るとか昔は信じられていた事を示すシーンなどは、生魂を飛ばす六条御息所の嫉妬エピソードの布石のようですね。コミカルな演出は面白いです。
おおみや (火曜日, 06 2月 2024 19:15)
(インチキっぽさ)(楽し気そう)(でも信じ込んでしまう人も少し出そうな気がする)が上手にブレンドされていて感心したシーンでした。
枯れ尾花 (火曜日, 06 2月 2024 23:21)
しれっと、ザブングルのあの「カッチカチやぞ!」の芸人さんも出とりましたな。
まいこ (水曜日, 07 2月 2024 12:37)
投稿採用とコメントいただきありがとうございます。
記事では祈祷師となっている寄坐(よりまし)、『源氏物語』ではたびたび、登場していますので、当時は実際によくある治療法だったのでしょうね。六条御息所の布石といえば、今回、まひろの家ではなく、六条の廃屋で道長と逢うことになったシーンは、夕顔が物の怪にとりつかれた「なにがしの院」を思わせました。
「お顔の四角いお方」も楽しくて。斉信役のはんにゃ金田さんのYouTubeでは、実資役の秋山さんとのスリーショットが見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=K8zhATkf7tY 3:05頃