投稿者:リカオンさん
小林先生が第520回ライジング「サブカルしか勝たん!」にて「ゴジラー1.0」を絶賛しておられたので気になり、見に行ってまいりました。
これまでゴジラのシリーズは幼い時から親戚に連れられてリアルタイムで見て来ました。
「モスラ対ゴジラ」「三大怪獣地球最大の決戦」(やっぱキングギドラだぜ!)「怪獣大戦争」「ゴジラの息子」などなど…
過去のゴジラと比べると新しいゴジラはさらに威力を増し、怖すぎてかなわない恐ろしさをうまく表現しています。
子供の時はよくゴジラが追って来る夢をみてちびりそうでしたが、今回のゴジラもめっちゃ怖い。
山崎監督のVFXは三丁目の夕日の時は色がビビッドでギラギラし、私の知る昭和30年代の埃っぽい東京0とは違和感を感じたのですが、今回のVFXは海の情景と馴染みます。
また、空襲を受けて瓦礫の東京ですが、これもVFXで描いていると思うのですが、どうも能登の震災の映像と被ってしまいました。
それだけ、リアルに表現できているということでしょうか。
ゴジラと闘う武器ですが、アメリカに接収されて素朴な武器しか持たないという設定だったので、今時の仕組みのかわからない洗練された武器は出てきません。
そのため素朴な武器のみでゴジラと戦うからか、かえってドキドキハラハラしました。
震電は普通の戦闘機のシルエットと逆なので飛んでる姿が逆向きに見えて少し混乱してしまいました。
アメリカでヒットしているポイントはわかりませんが、特攻への心理もこれならば白人にも理解できるのかも知れないなと思いながら視聴しました。
また、核の恐ろしさも十分ではないですが少しは伝わったでしょうか。
アカデミー賞視覚効果賞ノミネートを受けて、話題になっておりますゆえ、皆様の最寄りの映画館でも上映しているかもしれません。お勧めいたします。
ゴジラー1.0公式サイト
↓↓
https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/
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希蝶 (木曜日, 29 2月 2024 22:36)
実を言えば、当初、私はこの作品があまり気に入りませんでした…。理由は、なぜ戦争終結直後の日本が舞台なんだろう、特攻で生きのこってしまったトラウマなら、もっと後の時代の話でも良いのでは、それこそ第一作ゴジラの時代あたりで、というようなことを思いました。
それと…途中で筋があらかたよめてしまったし、…「らんまん」の主役カップルで、こういう話を作らないで欲しい、という気持ちもありました。
…だったのですが、相当すねた見方をしていたのかな、と反省しました。
最初のゴジラ初登場の場面は確かに怖い、神木隆之介の敷島が夢でうなされるのも納得。トラウマになって当然。
それと、海で襲われる場面は「ジョーズ」を思わせました。笹幸恵さんが指摘されている、水中機雷爆破のシーンも面白かった。
あと、最初に見た時は、アメリカやソ連はこの情況を利用するとか考えないのか、とも思ったのですが、あれでは…アメリカも何もできないし、ソ連も迂闊な手出しはしないでしょう。
「特攻」をテーマにしているという点で、同時期に放映している「あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら。」と比較してしまいます。あちらは現代の女の子が(異世界もののような感じで)タイムスリップし、そこで戦時中のひとと触れ合う話ですが、松坂慶子さんの食堂のおかみ役をはじめとして、個性的なキャラが登場し、ヒロインの百合が水上恒司さんの演じる彰の特攻を見送るという話を、かなり納得のゆくストーリー展開でありました。(ネタバレですが)半身不随になった恋人が気になり、特攻から逃げる話とか、首を捻る箇所もあったのですが(当時だったら不可能でしょう?あとで説明がありましたが)。福原遥さんのもんぺ姿が可愛かった、かな?
戦時下という特殊な情況の中で、どう決断し、どう生きるのかを、この二作品は語ってくれているようにも思えます。ほかにも記してみたいことがあるのですが…ここまでにします。
はくぎょう (木曜日, 29 2月 2024 13:18)
こんにちは。私もゴジラ-1.0観ました。
普段は絶対に怪獣映画、SF物映画を観ないのに、今回は珍しく付き合ってくれた妻が絶賛しました。
私の妻はクリスチャンなのですが、「ゴジラ-1.0」のゴジラは「聖書の啓示」に出てくる化け物そのもので、ゴジラが退治され、平和が訪れるというストーリーが、「聖書の啓示」そのものなので、監督や脚本家は聖書に影響を受けているのだろう。というところが喜ばしかったようです。また佐々木蔵之介の存在,演技がとても良かったと、たいそう褒めていました。
私は、ゴジラが背鰭だけ出して船を追いかけ泳ぐ姿、海上での戦闘シーンに、小学生の頃に初めて映画館で観た外国映画の「ジョーズ」がオーバーラップしつつ、それ以上の迫力と恐怖を感じました。やはり怪獣そのものに凄みが無ければ怪獣映画じゃないと思いました。
ラストは、私は「宇宙戦艦ヤマト愛の戦士達」の古代を想像していた(期待していた。ボロ泣きしたかった)のですが、そうではなかったところに時代性を痛感しました。。けど、最後の最後のラストシーンで生きてて良かったとほっとして涙しました。
くれは (木曜日, 29 2月 2024 09:48)
個人的にはシン・ゴジラより楽しめました。面白かったです。続編が出来るかどうか分かりませんが、これの続きは難しそう。
あしたのジョージ (木曜日, 29 2月 2024 07:29)
ゴジラ映画を映画館で観るのは久しぶりでした。
子供時代に地元の普段は成人映画をやっているような映画館で、春休みや夏休みや冬休みになると東宝チャンピオンまつりというものをやっていて、そこで観てみました。
あの頃のゴジラは子供達の味方でしたが、今回のゴジラは原点に帰ってかなり凶暴でした。
恐ろしいゴジラでした。
でも時代背景とか登場人物たちとかゴジラと闘う為の武器とか色々と設定がいいなぁと思いました。
最後まで面白かったばぁい!
興奮しておしっこをチビリそうでしたが、本当に映画最初の頃からおしっこを我慢していました。
最後まで我慢して私は偉いと思いました。
なんの感想でしたっけ? •́ ‿ ,•̀
リバチー (木曜日, 29 2月 2024)
久しぶりに怪獣映画の面白さを体感できた素晴らしい作品でした。みなさんの前評判が高かったから、観に行けば満足、満足とほくほく顔で帰れた良き映画でした。
とにかくゴジラが原点回帰となり、往年のライトなファンとしては、「これこれこれ!」と言えるゴジラだったから見応えがありました。
あんな人間が基本対処出来ない存在が理不尽に大都会東京に上陸し、暴れまくったら正直やってられね~としか思えないぞ!
作品の感想としては、主人公の境遇か結構考えさせるものがあり、それは個人的には良かったと思っています。
あと、ヒロインの“浜辺美波”がやっぱカワイかった。最後の特攻を賛美しない結末も私は好きだな~
とにかくゴー宣ファンなら、マジで1度観た方が良いと思えた良き映画でした。
枯れ尾花 (水曜日, 28 2月 2024 22:10)
私も昨年暮れに観て参りました。
近年、ゴジラ映画はハリウッドでリメイクされ、ローランド・エメリッヒやギャレス監督、また、ゴジラではないけれどKAIJU映画で日本サブカル愛をこれでもかと映像化してみせたギレルモ・デル・トロ監督の作品を観てからは「あー、もう私の幼少時に強烈に刻まれた恐怖の怪獣達はハリウッド映画でしか観られなくなったんだなあ」と何だか寂しい思いに打ちのめされておりました。しかし、今回の「ゴジラ-1.0」は見事に予想を裏切ってくれました!
まだまだ、日本もやれるじゃん!!
ひとかけら (水曜日, 28 2月 2024 21:12)
終戦直前にゴジラが脅威として日本人兵士に立ちはだかり終戦後のズタボロの状態でゴジラがリアルに街をブッ壊す。平成版ゴジラ以上にゴツくて恐ろしさを増したゴジラの大迫力は凄かったです。
終戦後の一般国民の苛立ちや敗残者の惨めさが克明に描かれ、誰もが必死で生きていかなくてはならない状況で国や米軍は頼りにならない。民間人と敗残者が力を合わせて恐るべき神のゴジラに抗う様子は色んな国難に直面してる現在の日本人にはリアルに感じられ西洋人の心に響くと思います。