新谷学が松本人志報道について語ったYouTube

投稿者：あるでぃーさん

「文藝春秋」の新谷学総局長が、YouTubeチャンネル「ReHacQーリハックー」にゲスト出演し、松本人志報道の経緯について語ったことが各方面で話題を呼んでいます。

3月4日のココさんの投稿と翌日の大須賀さんのブログで取り上げられていたYahoo記事《文藝春秋総局長、松本人志問題は刑事事件として立件するのは不可能》発言の出処もここからで、新谷氏の人物像もちょっと気になり視聴しみました。

当初チラッと覗くだけのつもりが、「取材方法が杜撰ではないか？」「このスクープは金が目的？」などの質問に対し、老獪で口八丁な新谷氏が自己正当化のためだけの言説をペラペラヌケヌケ〜〜と喋りまくることで、かえって文春側のボロが次々と炙り出されているように感じ、とうとう最後まで見てしまいました、、、。

せっかくなので、自分なりに突っ込みポイントを書き出してみましたが、見る人が見れば他にもっとあれこれ出てきそうです。

（前半後半の冒頭数分にダイジェストがあります。雰囲気を見るのにはそれで充分かもです。）

▶︎前半（3/2配信）

https://youtu.be/cfDcXJptmQo?si=v4Kq22cQQAKnLukT

⚫︎雑で一方的過ぎる取材ぶり！！

・告発者のA子さんへの3年半ぶりの再取材は、第一弾発売前の1ヶ月だけ！それも10年近く前に「現場」となったホテルに今更行ったくらい。そんなやっつけ仕事が十分な裏付け？？

動画の11分付近〜　

「最初の取材は2020年7月だが、松本人志さんは影響力が大きく報じるには極めて大きなリスクが伴うので、慎重にも慎重に裏付けを重ねた上で記事しないとならず、結果的には記事にならなかった。／今回掲載に至ったのは、ジャニーズ問題やme too問題で世の中の受け止めが変わり、A子さんの背中を押したというのは大きかった。／A子さんの再取材をしたのは、昨年の第一弾記事掲載の1ヵ月ぐらい前。現場になったホテルにも行って、やれる範囲での裏付け取材は十分尽くした。」（長いので大意要約です）

・松本、吉本サイドへの接触は、「予告なしの直撃取材」及び「猶予が27時間とあまりに短い質問状」の2点だけだった件。

動画の29:22付近〜

　元日経新聞記者のインタビュアーの「これだけ重たい問題だといろいろな人に事実確認をしなきゃいけないし、どういう答えが適切か考えなきゃいけないと思う。普通は2週間か1ヶ月くらい時間があるものだが、2 7時間はあまりに短すぎないか？」という質問には「吉本はどこまで真摯に答えようとしているのか？」（34:32付近）などとお茶を濁した。

⚫︎「今回の報道は社会的意義がある」だと。伊藤詩織さんの時にはダンマリだったのに？！

15:58付近〜

　（今回のスクープはお金が意識に強くあったということなのか？の質問に）「逆ですね。逆というかむしろ社会的な意義の方だと思いますね。（中略）それを報じる意義は、こういうことが続かないためにも、勇気を持って声を上げてくれた方に寄り添って伝えていくことは社会的な意義がある。」

⚫︎例の立件不可能の件！！！

25:  10付近〜　「これを刑事事件として立件するのは不可能。要するに、もう彼女の証言だけで客観的なそれを裏付ける証拠もないわけですよね。」と発言

⚫︎今回の報道が「松本人志の芸人生命に関わる」事を最初から理解していた件。殺しの確信犯では？！

34:47付近〜　「(吉本興業は）自分たちの事務所の看板タレントが、これだけ重大な芸能生活生命に関わるような重大事があるならば、最低限の事実確認は早急にすべき。」

▶︎後半（3/7配信）　

https://youtu.be/Ns5IZFAlKVQ?si=Ci4DA-6957_JOa3W

欺瞞まみれのきれいごとの中に、黒い本音がチラホラ見え隠れしてました。

⚫︎27:42付近〜「松本さんの報道に関して何が俺たち問題だったんだろう？っていうところは正直そう。」

⚫︎えっ！アンチ文春派はトランプ信者と同じって？！

29:30付近〜　

「松本人志さんはカリスマ的な存在だし、熱狂的なファンから見ると最初から文春はでたらめだし松本さんの側に立って見てしまうので、要はアメリカのトランプ支持者と同じ。」

※この発言の前後、詳しくはサンスポに出ています↓

https://www.sanspo.com/article/20240309-EAKDM5UUBJFZZF3UXKJWREN7OE/

⚫︎31:00付近〜　

（文春は今やもう強者であるというのは自覚しているという話しから）「（村上春樹の壁と卵の話しを引き合いに出し）文春は軸足を壁にぶつかると破れてしまう卵（弱者）の立ち場で書き続ける。」

⚫︎「文春は（落語にように）人間の業の肯定をしている。断罪じゃない。」と言うが、やっていることは真逆では？？

39:39付近〜　

「報じるにあたっても、当事者たちを断罪するんじゃなくて（中略）本能とかカルマみたいなものに対して、基本スタンスは肯定的でありたいわけです。だから立川談志さんが『落語っていうのは人間の業の肯定である』と言ってたのを聞いて感動した。文春もまさにそれだよなと。」

結局、文春サイドは、自称被害者（文春の言うところの『弱者』）のタレコミで、これは大金を生むと踏んだ案件なら、杜撰な裏付け取材と印象操作で記事をでっち上げ、リンチを煽るというスタンスになんら恥じる所はなく、犯罪者でもない人間が抹殺されようが、一つの文化が消えようが眼中にないようです。

今や「文春砲」とやらが殺傷能力を持つ強者になったと自覚しながら情け容赦なし、歪んだエセ正義感で仁義なき凶器と化したゴシップ誌、、、そんな人情味のない不粋の極みは、落語のクマさん、八つぁんなら鼻かんでクズ籠に捨てちまうのが落ちのように思えます。 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

あるでぃーさんの批判力、ツッコミがお見事！！

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