読売新聞「国産コロナワクチン続々」

 

投稿者:大阪の一会社員さん

 

株式会社文藝春秋と違い、一本気な記事を紹介致します。

 

【限定記事】読売新聞、24.3.10朝刊、17面くらしサイエンス「国産コロナワクチン続々」…

https://www.yomiuri.co.jp/science/20240309-OYT8T50017/

 

 

概要

 

1.まずは、mRNAの利点「迅速な開発可能」を取り上げ、カタリン・カリコのノーベル賞受賞で権威付。

 

 

2.日本製の利点のみ取り上げ。

第一三共製→冷蔵輸送可能。同社の薮田雅之常勤顧問「他の感染症に対する開発にも挑む」のコメント掲載。

Meiji Seikaファルマ製→接種量を従来の10分の1程度に抑えられるため、副反応を軽減できる。赤畑渉社長の「mRNAは一ヶ月程度で消失すると考えており、安全性に問題はない」のコメント掲載。

塩野義製薬製→遺伝子組換えタンパクワクチンの開発への取り組みを紹介。

KMバイオロジスク製→小児科用として不活化ワクチンの実用化計画を紹介。

 

 

3.日本政府、次のパンデミックに備えた研究体制の整備促進中。

 

 

4.「65歳未満の接種低調」と国民を叱咤する様な見出しを付け、日本医療研究開発機構「AEMD(読み方はエーメド)」の「接種後の死亡リスクは接種していない場合と比べて上昇していない」…

厚労省の「現時点で、接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない」…

との推進側の意見のみを紹介し、だから〜接種せよ!と言わんばかり。

 

 

最後に、「ひと言」として署名記事、記者、鬼頭朋子氏が、

1.アメリカと比べて、資金力、資材不足だった。

2.今回の経験を幅広い観点から振り返り、次のパンデミックを備える事が重要

だと結んで終了。

 

 

私が納得できたのは、

感染症に備える戦略が必要!という所だけ。

 

そもそも、読売新聞には、「幅広い観点から振り返る」事を、まずは自らきちんと実践しなさい!と言いたい。

 

 

最後に、補足として、日本医療研究開発機構「以下、AEMD」のホームページを閲覧しました。

「我が国における医療分野の研究開発とその環境整備の中核的な役割を担う資金配分機関」として2015.4に設立。

 

ホームページの「AEMDについて」→「理念、運営方針等」→「評価運営体制」を見ると、「課題評価は〜課題評価委員会にて行われます」とあり、委員一覧名簿を見ると、「ファイザー」「第一三共」「塩野義製薬」「Meiji Seikaファルマ」所属者の名前がありました。

 

利害関係者は、適宜検討会議からは外されるのが原則の様な記述がありましたが、「評価の科学的妥当性があり、かつ評価の公正かつ適正な判断が損なわれないと、委員長が認めた場合には、課題の評価に参加する事ができます」との但し書きがありました。

 

こりゃあかんわ。

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

利害関係者が公共事業の意思決定に関わったら、そりゃフツーに「汚職」だろう?

 

どうしてワクチン事業だけは治外法権なんだ?

なぜ、誰も彼もが、汚職を見逃すのだ??

 

その理由としては「自分の命に関わることだから」と”思い込まされた”からでしょうね。

 


↓(スポンサーリンク)↓



コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    千本通り (日曜日, 10 3月 2024 16:04)

    記事とは直接関係ないのですが、あるきっかけからワクチン推進派の忽那賢治が私の高校の後輩とわかった、トホホ。うちの高校って北九州市では進学校なんだが、卒業生は小物ばっかり。私も含めてろくなのがいないw

  • #2

    パワーホール (日曜日, 10 3月 2024 17:34)

    感染症への備えの前にコロナ対策の総括をやるのが先。また、感染症の研究ではなく生物としてのウイルスの研究をやった方が有益だと思う。