投稿者:カレーせんべい
3月21日発売『日本人論』を読んだ
感想、意見、つぶやき、
なんでも良いので
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途中まで読んだ状態での投稿でもいいです。
何回だって投稿してくれていいです。
コメントの削除要請があれば、すぐに対応します。
「反響」ってやつを
ここで表現してみましょうo(^o^)o
ゴー宣ファンサイト経由
242冊予約!
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カフェイン中道区 (日曜日, 31 3月 2024 10:55)
ここに来て、件のBBCが第二段で「事務所スタッフにも性加害者が」と言ってきてます。
これから「自称加害者」が出てくるのでしょうか?
それこそ逆引きですが「慰安婦」と同じ。
…初期では「スタッフにも性加害者」と言ってましたけどね…
K (土曜日, 30 3月 2024 21:16)
日本人論を読んで一番印象に残ったこと。
多分、皆さんと全く違うポイントで共感を得られないと思います。
一読者の感想ということで聞き流して下さい。
私が一番印象に残ったのは第7章から9章の文章だけの部分でした。
これはライジングを加筆・修正したもので私も以前読んでいました。
しかし、なぜか衝撃的に頭に印章深く残りました。
その理由を考えたところ、おそらく紙という媒体と縦書きという要素が大きいのでは
ないかという結論になりました。
横書きと縦書き、紙と電子媒体、どういうメカニズムでこれだけ違うのか・・・
わかる人がいたら教えて欲しい。
そ
ういえば、スマホもネットも苦手なのは全て横書きだからか・・・。
日本なんだから縦書きのホームページがもっと増えて欲しいと思う今日この頃です。
ひとかけら (土曜日, 30 3月 2024 13:43)
最終章を改めて読んで、昔の芸能界はヤクザ者の世界で堅実さや安定性とは無縁の世界だと改めて思いました。
ジャニーズ問題を発端としたマスコミや週刊誌や自称被害者のキャンセル・カルチャーは芸能界というヤクザ者の世界に人権という光を持ち込む一見マトモそうな体をしているのが厄介です。
マスコミ、週刊誌、自称被害者は安定的な金ヅルであるジャニーズの全てを搾り取った挙げ句にキャンセルして消滅させてしまうという暴挙に出ました。
昔の芸能界と真逆の光景が現代の芸能界で展開されているのは西欧の人権真理教の影響です。
ヤクザ者の世界と言えど法治国家である日本においては憲法14条の法の下の平等は与えられるべきで魔女狩り的リンチで消し去ってしまうのは鬼畜の所業です。
芸能界も漫画家も売れるかどうかは自分の才覚次第で、そんな世界に品行方正という光一色にし強者や文化の担い手をキャンセルしたら文化の損失です。マスコミという権力者に媚びへつらう自称被害者、踊らされる大衆ばかりになったら文化は消滅し黒一色の闇が広がる事になると思いました。
叶丸 (金曜日, 29 3月 2024 01:29)
まず最初に断っておきますが、以下に書く内容はくだらないです。
どうでも良いと思います。
日本人論に日本には多様な性風俗があると言うような事が書いてありましたが、その中の一つに「ニューハーフヘルス」があります。
自分は行った事は無いですが、その類の店のサイトで紹介されているニューハーフ嬢の画像のほとんどは男性には見えません。
(画像は加工されているかもしれないですが)その顔や体型は素人目には女性にしか見えないですし、スリーサイズも並の女性よりも遥かに優れていると思います。
しかし一部の手術で女性になった人を除けば、彼女達は「女性に近い男性」です。
美容整形や女性ホルモンで全てにおいて女性になっていたとしても、男性の部分が残っています。
プロフィールにもその詳細が書かれており、巨乳を強調するのと同じように、ギガモッコスの父(隠語)のサイズが強調されます。
前置きが長くなりましたが、ニューハーフヘルスは「陰間茶屋の進化形」と言っても過言では無い(笑)と思います。
女性と付き合えなくてニューハーフヘルスに行く男性の場合も、「機会性同性愛」と言う事になるのでしょうか?
枯れ尾花 (木曜日, 28 3月 2024 23:57)
江戸時代や明治初期、日本を訪れた数々の欧米人、ロシア人達が自分たちの持つ常識や価値観をもって日本の文化・文明を理解しようと努め、また、惹かれていったことが「逝きし世の面影」(渡辺京二著)や「日本の面影」(ラフカディオ・ハーン著)を読んでいると伝ってきます。しかし、彼らの多くは日本文化の全体像や奥深さを完全には理解できなかったようです。そりゃそうだろう、古くから他国の様々な宗教や信仰、芸術を取り入れ、それと我が土着の信仰や芸術を融合させ幾世にもわたりさらに時代と共にそれらを磨き上げ、性的指向においてもタブーとなるものをできるだけ作らず人間の持つ感性に素直に従って発展させてきたのだから。先生が「陰翳」という言葉を記されていたが、そのような日本文化の一つの到達点であると思う。
私は子供のころから日本の漫画や映画、音楽に親しんできていて、特に漫画には特段の愛着を抱いており還暦になった今でも若者に負けずとも劣らないほど漫画やアニメに興味をそそられています。何故、そこまで好きでいられるのか?それは日本の漫画の中にも永年培われてきた文化の一部が含まれており、日本人である私の中に受け継がれてきた日本文化に呼応する遺伝子があるからだろうと理解するようになりました。しかし、日本文化のさらにすごいところはそのような遺伝子のない外国人すら魅了するほど素晴らしいものなのです。
よしりん先生が「サブカルチャーしか勝たん!」と仰っていましたが、本当に世界に誇るべきカルチャー、サブカルチャーは未来に残すべき宝物だと思います。
松平 (木曜日, 28 3月 2024 23:52)
希蝶さんのコメントに便乗して(?)私も生放送のテンションのまま感想をお送りしたいと思います。
私は、やはり最終章がいちばん心に残りました。
タイトルを見て『あれ、谷崎?』と思って…やはり谷崎潤一郎でした。日本の伝統とか美と言うと三島由紀夫や川端康成が出てきそうですが、よしりんはいつもちゃんと自分の伝えたいテーマに沿って引用するので、伝え方の勉強になると共に、引用元の文献を読むきっかけにもなります。前回のゴー宣道場でよしりんが言った「忙しい皆の分まで読書するのがわしの仕事」という言葉を実践してるんだな、本当に凄い人だな…!と改めて思いました。
光あるところに影はある。実直で平凡なお父様と、常にバクチなヤクザ者として漫画家稼業を貫いてきたよしりん、その中間のように描かれる妹さんのエピソードは、とても印象的でした。リスクのある人生を自ら好んで歩む人たちは、どうしても常識や人権と相容れない部分がある。それらを断罪するのではなく、常識を漸進させながら、愉しみ方も見出していく。それが日本人である…というよしりんのメッセージは、谷崎を引用したことで、とても分かりやすく伝わってくると思えました。
よしりんがいつか魅力を語った『鬼平犯科帳』にも、単純な善悪で割り切れない人々がたくさん出てきます。「善い事をしながらいつの間にか悪事をしていて、その逆もある。人間とは、そういうものよ」という旨の台詞は、まさによしりんの姿勢そのものだと思います。その『鬼平』の作者、池波正太郎は、こんな言葉を遺しています。
「ちかごろの日本は、何事にも、「白」でなければ、「黒」である。その中間の色合が、まったく消えてしまった。その色合こそ、「融通」というものである。戦後、輸入された自由主義、民主主義は、かつての日本の融通の利いた世の中を、たちまちにもみつぶしてしまった。皮肉なことではある」
1970年代のエッセイからの引用ですが、それから半世紀。日本人は陰翳を白黒に断絶するだけに飽き足らず、とうとう黒すら許せず、全てを真っ白に染め上げようとしている。それはまるで『2001年宇宙の旅』に出てくる「白い部屋」のような不気味な空間に思えます。真っ白で清潔で、クラシカルな調度品で誂えられているのに、どこか恣意的で、動物園か実験室のように思える部屋…まさに、戦後『実験国家』アメリカから投げ込まれた人権イデオロギーやキャンセルカルチャーを、私たちは実験室や動物園の動物のように無警戒で浴びて、白い部屋の中で互いを傷つけ合っている…そんな気がしてきます。
今から陰翳を礼讃する感性を取り戻すのは大変だと思います。それでもよしりんは最終章に「日本人の常識は(人権イデオロギーに頼らずとも)漸進している」という希望も込めていると、読んでいて感じました。私も失望しているヒマはないと思えます。文豪や先人たちの作品から力を貰いつつ、自分の思想を漸進させ続けていきたいと、改めて思えた『日本人論』読書体験でした。
カフェイン中道区 (木曜日, 28 3月 2024 22:29)
欧米の価値観と日本の価値観。
この違いが解らないから、海外のイチャモンにツッコミが出来ない日本メディア。
今の日本は老若男女問わず「思考放棄」してますね…
希蝶 (木曜日, 28 3月 2024 22:10)
3月28日の生放送の感想と合わせて記します。
最終章の「光と闇」…しかり、と思います。
以前に時折見ていた「ブルードラゴン」というアニメ(原作はゲーム。鳥山明キャラデザインでした)に、主人公を導く女戦士がいたのですが…。
ところが彼女は闇側の、つまり主人公たちの敵だったのです…。
結局、彼女は敗れ、主人公側が勝利するのですが、彼女の悲しみも深いものだったように(おぼろげながら)記憶しています。
確か、ほかのキャラに転生するのですが…続篇では、主人公達はそのキャラを助け、生前の彼女の願いをも叶えようとする、という話だったように記憶しています。
世の中には、白や黒とはきめかねる、「灰色の存在」があるのだという理解を私はしています。灰色を白か黒のどちらかに無理矢理定義しようとすると…できなくはないですが、黒に近い色、白に近い色とか…だと、灰色の持つ微妙な味わいを損ないかねないのでは、と思います。
あと、藝能人は体を使えるという箇所で、グラビア雑誌に写真を載せるアイドルも、清水の舞台から飛び降りるような覚悟をしているのではないか、と。それだけダーティーなものであるとも感じています。
かつて、週刊プレイボーイとかを購入するとかなると…親の目を盗んで、目立たぬように、自動販売機の前で、買ったら、すぐにかばんの中、だったように思います。SPA!もそうですね。今は大分…一般誌化されていますし、自分も大人に(?)なったわけなので、さほどではないかも、ですが、思春期にはそれだけ恥づかしいという感覚もあったはずです。
望月衣塑子とかいう人は…女性だから、そこらへんの男子の苦悩(?)には無縁なんでしょうか?ジャーナリストなら、そういう「多数派」(?)の立場にも寄り添って見せて欲しいですね。
これだって(小規模ながら)光と闇だろうと思います。
YouTubeのコメント欄で、うまい感想を記すのが難しいと語られていたかたもおられましたが…私もこんな程度です。それでも、何かを伝えようと頑張ってみたいと思ったりしています。
…また何か思ったことがありましたら…追加するかも、です。
あるでぃー (木曜日, 28 3月 2024 17:49)
読了しました。感性と感情と思考が揺さぶられる濃醇な読書体験でした。
まずもって、豊穣な日本文化がこれでもかとぶち込まれた色鮮やかな表紙には、問答無用にワクワクさせられました。
反骨と奇想の天才浮世絵師・歌川国芳の大ドクロが、現代の異常天才・小林よしのりの「ごーまんかましてよかですか?」のコマ絵を掲げているのにはさらにテンション上がりました!
江戸と現代の天才の邂逅が見られるとは!なんとも粋でカッチョいい計らいです(見返り美人がチラ見しているのも楽しい〜)。
次に来る扉絵と章ごとの深閑とした竹藪の闇には、打って変わってゾクッとするような存在感を感じつつも(埴輪も可愛く且つ怖しげ〜)、そこは深く考えずに読み進めましたが、
最終章の「日本の美は陰翳の中にこそある」という一節を読んで、初めてあーーーそう言うことか!とその妙味がはっきりと理解できました。
装丁から絵から文章に至るまで全てが緻密に考え抜かれ、笑いを散りばめながら織りなされていることにため息です。
今さらながらですが、こんなにエンタメ精神に溢れた深い思想書は世界中どこ探しても見当たらない。同時代にリアルタイムでこれを読めるというのはスゴい僥倖です。
ゴー宣SPECIAL全てに通じるものですが、とりわけ今回の「日本人論」では「自分も日本の文化、歴史の担い手の端くれである」という当時者意識が、自国文化への愛着と損失の危機感とともに一層強く呼び覚まされ、私にとっては日本人としての覚醒の書の決定版ともなりました。
ジャニーズ問題という、ホットで身近な芸能スキャンダルを取っ掛かりとして、日本の歴史文化の深部まで誘ってくださったことがわかりやすく有り難かったです。
BBCの記者の口ポッカーンの反応が可笑しくてしょうがないという自分の感性が、日本の男色文化に憤慨したザビエルをゲラゲラ嘲笑い飛ばした室町時代の庶民の感性と繋がっていることを知れたのは大きな驚きであり、同時に非常に嬉しい発見でした。
タイムマシーンに乗って、祖先達と一緒になってザビエルらを指差して笑っているような感覚になりました。
とは言え、報道当初は、子どもの性被害ということで、真実をよく見極める前に、自称被害者の側に寄ったサヨク的で短絡的な感情が自分の中でもちょっぴり湧き上がったことも否めません(どんどんエスカレートする過剰なバッシングとBBCの放送でそれは即座に冷めましたが)。
何かの拍子にひょっこり顔を出すかもしれない己れの中のサヨク虫(なんかサナダ虫っぽい、、、)にも常に警戒し、人権真理教のキャンセルカルチャーの執拗さ巧妙さに対抗していかねばなと気持ちを新たにしました。
そう言う意味では自戒の書でもあるかもしれません。
最終章は、芸能界の闇と光の問題を「陰翳の美」の美学で語る下りは圧巻でしたが、最後のページの「『人権』のスポットライトで人間の闇を法を無視してでも、隅々まで照らし出すのは善なのか?面白きことなのか?」のセリフにもしびれました。
特に「面白きことなのか?」は人権真理教のイデオロギーの教義には全くない視点ではないでしょうか。
面白き文化とは、五感が喜び、心の琴線が振え、魂が生き生きと蘇るもの。つまらない文化なんて、継続不可能で滅びるだけです。
面白い文化が人間を人間足らしめているならば、つまらん文化を押し付けるのは人間性の否定であり「悪」の所業とも言えるかもしれません。
日本文化から陰翳と寛容さをはぎ取り、品行方正な人間が生み出す品行方正な芸能文化しかない世界なんて、日本人なら面白いと感じられるわけもなく、ディストピアでしかあり得ません。
蛇足ですが、「面白し」の語源が気になり調べてみたところ、
有力な語源説の一つに9世紀に書かれた神道資料の「古語拾遺(こごしゅうい)」に載っている、「天岩戸から天照大御神が岩戸から出られた時に、天が晴れてお互いの顔がぱっと明るく見え《面が白く(明るい)》なり、八百万の神々が《あな、おもしろ、あな、たのし》と言った」という逸話がありました。
これは一つ「面白きこと」かも?
一瞬のうちにジャニーズが消滅し、松本人志がTVから「抹殺」されたこの異常事態に違和感を抱き、「つまらない世の中になった」と感じている人ならば、
きっとこの「日本人論」には感情も感性も思考も大いに刺激され、自分の中の「日本人」が覚醒するはず。祖先のためにも子供たちのためにも、いにしえから脈々と続いてきた豊穣な日本の文化を我々の世代で消滅させるわけにはいかない。
日本人の精神的、文化的な支柱である皇室までキャンセルしようと虎視眈々と狙っているイデオロギー・「人権真理教」。その傲慢さ、野蛮さ、不毛さに今こそ多くの日本人が目覚めて欲しいです。
ト〇ロ岩 (木曜日, 28 3月 2024 17:19)
私は草津町の騒動を恥ずかしながら、ほとんど知らなかったので
この告発があたかも真実のように海外にまで発信された経緯に唖然としています。
ジャニー氏や松本氏に対するキャンセルカルチャーはやりすぎだとは思いますが
「完全に無い事を証明できた」のにレッテルは貼られたままの
草津町の騒動が個人的には一番の衝撃でした。
リカオン (木曜日, 28 3月 2024 15:21)
北斎の娘、葛飾応為『吉原格子先之図』を見た時、そうか吉原は当たり前だが夜こんな風に賑わっていたのだ。昼間の花魁道中やら浮世絵の美人画ばかり明るいとこの絵や映像ばかり見ていて本質的な事を分かっていなかった。男たちは夜の町で着飾った女を品定めしていたのだと、当時の町の雰囲気を伝えているであろう応為の筆致に驚きました。
杉浦日奈子の江戸の吉原の描写も優れていたが、小林先生の『日本論』の最終章のお白粉の話にはっとさせられました。そうかあの真っ白に肌を塗るのは闇の中の蝋燭の光の中で映えるからなのか。そして『吉原格子先之図』を連想した次第です。
改めて日本文化と闇や影の関連に目を覚まさせられました。
リカオン (木曜日, 28 3月 2024 14:58)
外面だけいくら小綺麗にしても、人間の本質は変わらないはず。闘争本能や醜いところ、オープンにできないような影の部分をどう昇華(消化)し、管理していくのかが重要で、日本は他国の支配を受けず何千年という文化の蓄積の中に影の管理が仕組まれている。
欧米のしかも200〜300年しか経過していないヒヨコのような人工国が、綺麗ごとを言っているのに迎合して、長い歴史のある国の文化をめちゃくちゃにしてしまうのはやりきれない。
そうやって見てくれだけ整えたつもりになっても人間の内面は変わらないので、いずれ管理できない影の部分が暴れだす。その時に日本の文化が必要になるはず。
本当はジャニーズ問題だってあの石○とか言うごね得氏も男らしくないの一言で引っ込んでいったはず。
#25 #26 鎌倉三四郎さんお久しぶりです。
いよかん (木曜日, 28 3月 2024 00:01)
光あるところに影あり、影あるところに光あり。
表紙や本文からそのことがひしひしと感じられるようでした。
光と影は切っても切り離せない関係であり、それを感じてか、古くから日本は両者がバランスよく混ざった文化を形成してきたと思います。それなのに、西洋の感覚に感化され、ことさら光のみに着目して影の存在をごまかしたり必死に消そうとする。
そんな現在の日本の姿に喝を入れてるように思いました。
明日の生放送でもいろんな方の感想を聞いてみたいです。
星空 (水曜日, 27 3月 2024 22:36)
前書きと後書きと最終章を先に読みました。これから、また前書きに戻って、最初から丁寧に読んでいこうと思います。
表紙の絵ですが、表が赤系統、裏が紫系統の色が、それぞれ昼と夜を表しているのかなと思いました。
裏面の表紙は、夜を連想する紫系統とガシャ髑髏から百鬼夜行のように見え、よしりん先生の絵を持っているガシャ髑髏が、とても可愛いです。
見てて楽しくなる表紙だと思いました。
鎌倉三四郎 (水曜日, 27 3月 2024 18:23)
他の感想として、、、
思えば、欧米各国が宣教師を派遣して、キリスト教と文化から侵略していく、という手法は大航海時代以前から世界各国にて行われていました。
最近、中国が発展途上国のインフラを整備したり、金を貸し付けたりしているのも似たような考え方かもしれませんね。
お人好しの日本人には向かないし、思いつかない文化的な侵略行為かもしれませんし、最近の欧米人はどうか分かりませんが、少なくともザビエルの時代の「布教」は「侵略」とセットであったと私は考えています。
だからこそ、徳川家康がキリスト教布教を受け入れてまで海外貿易に力を入れ積極的であったにも関わらず、息子の徳川秀忠は貿易を出島に制限しキリスト教をコントロールしようとした。
最近のNHKスペシャルでは、家康の思惑通りの開かれた日本になっていれば良かったのに、という論調の結末でしたが、私はキリスト教の布教に力を入れる欧米各国の思惑を考えると、鎖国も致し方なかったのでは、とも思います。
大東亜戦争後にアメリカが、日本の文化そのものを書き換えたがったことを考えれば、宗教や文化の侵略とは重要なことと考えます。
中国が宗教を徹底的に排除しているのも、宗教の恐ろしさを知っているからでしょう。
とにかく、「進歩的文化人」は世界の価値観は統一された、と思い込みがちですが、実際には文化や宗教のいさかいはあらゆる国家間で起こっています。
小林先生が「戦争論」で、「左翼やサヨクの考える公は世界」だが、「小林先生が考える公は日本(国)」と結論づけたのと同じですよね。
結局「価値観は国ごとによって違う」んですよ。
今回のことで分かったのは、「公は世界」と考えているのは左翼やサヨクだけではなく、欧米人も「公は世界」と考えていて、しかも自分たちの価値観「人権」で世界を統一しようと考えていることですね。
、、、ただ、だからと言って欧米人ばかりを警戒していてもしょうがないです。
中国・ロシア・北朝鮮に囲まれた日本は、欧米各国をある程度頼らざるを得ない(利用せざるを得ない)。
結局、完全に決別しないように欧米の価値観と距離を置くしかない。
昔の日本人には出来たはずなんですよね。
欧米の価値観にひれ伏すことなく、欧米人と付き合うことが。
推古天皇や聖徳太子の話がゴーマニズム宣言ではよく出てきますが、あのような頭の良さと胆力が必要なんですよね。
「日出ずる処の天子」
「書を日没する処の天子に致す」
「恙無きや」
「東の天皇 敬みて」
「西の皇帝に白す」
相手を完全に敵にせずに、相手に舐められないように付き合う。
難題ですが、日本と全く同じ価値観の国がこの世に存在しない以上は、そういう振る舞いをみせていかないと、今後も日本という国はどんどん舐められて、他国の価値観に全て従属していくしかなくなるでしょうね。
「頼もしく」振る舞う。
一番大事なことです。
日本人全てが、世の中や世界はそもそも「正義」だけではなく野蛮な弱肉強食の論理で成り立っていることをもっと認識すべきです。
鎌倉三四郎 (水曜日, 27 3月 2024 18:22)
今回の「日本人論」、今の日本社会に対して非常に大切な一冊だと思います。
特に欧米各国でも問題になっている「キャンセルカルチャー」について、真正面から取り上げている日本では稀有な一冊です。
私が感想を書こうと思った理由は、この本の中で取り上げている「人権」VS「文化」、もしくは「人権」VS「偏見」になっていることへの現代日本への違和感を自分の頭の中で整理したくなったからです。
新ゴー宣第2巻「第21章 河野義行と小野悦男の間・付録付」のように小林先生は以前から、「人権派」VS「予断・偏見」を取り上げています。
私はこの第21章を今からでも再掲載してほしいと思っています。
「予断・偏見は人が生きていく上で大事なことでもあるよ」と。
昔、私は大学の法学部で司法試験を目指して勉強していました。
法学部に入ると憲法、民法、刑法の他に経済学やドイツ語なども勉強しましたが、一番印象に残っているのは「法学入門」の先生の言葉です(うる覚えですが)。
「法律というのは世の中のトラブルを解決する道具にすぎない」
「習慣や慣習がありそちらで解決出来るならば法律など使わないほうが望ましい」
「法律は最初から【これが正しい】と振りかざすものではなく、最後まで解決出来なかった時に初めてしょうがなく使うべきもの」
「人権」も同じではないでしょうか。
「人権」とはそもそも個人と国家権力との争いの調整の道具にすぎません。
(憲法に表現の自由の記載がなかったとしても、一個人に表現の自由があるのは当たり前のことです)
小林先生はフランス革命や「人権」を、イデオロギーとしてよく批判されます。
ただ、私はフランス革命が例え間違った歴史であったとしても「人権」の概念は歴史上必要だったと考えています。
結局、国家権力に対して弱い一個人が対抗するためには「憲法」や「人権」という概念が必要になったのではないか、と考えています。
(「人権」の概念がない世界で「暴れん坊将軍」や「水戸黄門」などのような、「正しいお上」を期待するのには限界があります)
その後、社会は変化し「人権侵害を犯すのは国家権力だけか?大企業やグローバル企業も国家権力なみの力を持っているのではないか」とか「刑事事件において、国家権力VS刑事被告人という考え方だと、犯罪被害者の人権が守られないのではないか」など、憲法学の論点も変化していきました。
結局、本来の「人権」の概念に立ち帰れば、国家権力や大企業と戦うのに、どうしても不利な一個人にとって必要な概念ということだと思います。
しかし、ジャニー喜多川氏や松本人志氏は「人権」を振りかざさなければ戦えない相手なんでしょうか?
レイプや強制わいせつの被害を受けたなら、まずは警察に被害届を出すべき案件だと思います。
私は、最初から事実関係を無視して「被害者の人権」を振り回す人に「人権」を語ってほしくありません。
人権真理教の人々は、法律家が使う「人権」とは全く違う意味で言葉を使うから紛らわしいのであって、「人権」の対義語は本来は「文化」や「偏見」ではありません。
人権真理教の人々の最大の問題点は、自らのイデオロギーのために「事実関係」や「法治主義」を無視することです。
結局、人権真理教の人々は自分たちのイデオロギーや利益のために、「人権」という言葉をただただ利用しているだけなんでしょうね。「人権」が何なのかすら考えず、理解しようとしない日本人が数多くいて、「人権真理教」の人たちに利用されている日本社会が本当に情けないです。
本当に腹立たしい話です。
リカオン (火曜日, 26 3月 2024 08:39)
読む前に思ったこと
豊臣秀吉がキリスト教布教に来たバテレンを珍しい文物などに魅了されながら最初は歓迎しつつも、途中からヨーロッパの他国の支配の手口に宗教を利用していると気づき、キリスト教を禁じた。
秀吉の機転で日本はヨーロッパからの支配を逃れ守られたのに、今度は自ら率先して精神も文化も投げだそうとしている。
日本人論が歯止めになれば。
そして、我々も言葉を磨いて戦えるようにせねば。
しおちゃん (日曜日, 24 3月 2024 23:14)
最終章での「光」と「闇」。
これを読んでいて、ふと漫画版「風の谷のナウシカ」のクライマックスでの墓の主とナウシカとのやり取りを思い出し、調べちゃいました。
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墓の主
「お前は危険な闇だ! 生命は光だ!」
ナウシカ
「ちがう!いのちは闇の中にまたたく光だ!」
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当時は正直よくわからなかったけど、印象深いシーンでした。
今回の日本人論を通して、ようやく答え合わせが出来た様な気がしました。
自然と人工、日本文化と西洋文化、この世(庶民の日常)とあの世(夢のような華やかな芸能界)の在り方。
日本人論読み応えありました!
さらにゆっくりと何往復もしていきます。
墜ちに堕ちた日本から、新生日本を導くきっかけの書として、広く普及して欲しいと強く願います!
ねこ派 (日曜日, 24 3月 2024 20:55)
『日本人論』を読みました。
まったくの初読みだったのが、最終章です。
発売前の段階で、各章のタイトルがゴー宣ネット道場で発表されていて、最終章のを見て、恐らく、谷崎の『陰翳礼讃』に触れるのでは、と思っていましたが、そこは案の定でした。
簡単に言うと、人権=光。どこまでも、とことん、光を照らし、明るみにするべきか、という問題。
芸能文化の世界には影があり闇がある。それを、キャンセルカルチャーまでして、人権という光を以て、とことん照らし、明るみにしてもいいものか、という疑問。
思い出しました。よしりん先生は、ゴー宣スペシャル本第1弾である『差別論』で、部落差別と人権のことを取り上げていましたが、そこでも人権=光、と扱っていたはず。
ただ、差別はなくならない。そこで、ハゲを差別しろ、とよしりん先生は漫画で暴言を吐き、次の名文句が生まれるのです。
人頭に光あれ!
これは、部落差別と闘った、水平社の有名な宣言である、人間に光あれ、のパロディです。
ハゲが、ハゲ差別と闘うときは、人頭に光あれ、人の頭に光あれ、との文句をスローガンにしろ、とよしりん先生は、禿げ頭を描いた漫画と共に、吐いたのです。
よしりん先生は、やはり、すごいです。
ぶれていない。つながっています。
和ナビィ (日曜日, 24 3月 2024 10:53)
土曜日は、家族とともにヲワカライブアーカイブを視聴しました。じっくり時間をかけた「まえがき」の初見読み。やんさんはじめギャラリーの皆さんとの会話も興味深く、感想は一層豊かにふくらみます。
金曜日に2冊の【日本人論】届きました。懇意の本屋さんから&当サイト経由アマゾンからです。待ってました!家族同時にを読み始めました。まず「まえがき」に感嘆していたのでライブもどう展開するか興味津々、「まえがき」についてだけで重要な一番組となりましたね。
分析された通り、まえがきトップに全体を貫く姿勢【「人権」vs「文化」なら、わしは「文化」を取る人間である。】があり、打たれます。それは端的に「保守とは何か」を示しており、主題です。
「日本にこの人がいてくれてよかったよ。もしいなかったらどうなっちゃうことか。他に誰もいないもんな。」
「小林よしのりの言葉に反応しない・注目できなかったら、政治家でも言論人でもメディアでも鈍感すぎてやってる価値ないよ。」
「ゴー宣の周りにこうやって集まるのは一般の人達かもしれないけど、めったにいない人達が集まるなぁ。知り合いの中にも小林よしのり知ってる人ほとんどいないんだ・・・『何が大切か』のアンテナって持ってるのはホント少ないのかもしれないね・・・。」
そして「カレーせんべいさん達の感覚もすげーや。よくこんなにおもしろく話せるなぁ。・・それに歯並びもきれいだね。」
---ライブ観て盛り上がった我が家の「日本人論」感想会話でした----
グッビオのオオカミ (日曜日, 24 3月 2024 10:02)
読み終えました。
ジャニーズ問題始め、被害者を自称すれば被害証言に事実確認も無く、法的根拠も訪われずに絶対善として扱われる野蛮な風潮は本当に空恐ろしいもので、皇室すらターゲットにしかねません…いや、既に眞子さまと小室圭氏は深刻な被害にあっているのでしょう…これからも注意を要します。
また、日本が個性的で多様な社会だからこそ、あらゆる芸能が開花したのもその通りだと思います。
…少し、難を書いても良いですか?
"日本人論"としては、以下はあくまでも余談になると思いますが。
キャンセルカルチャー=人権真理教=一神教=キリスト教というのは本当なのでしょうか。
イギリスの歴史から派生し、アメリカに多数いる"ピューリタン"と、ローマ帝国の昔からルーツを持つ正教会やカトリック教会は本当に同じでしょうか?
また、16世紀のザビエルの昔と、第二次世界大戦後の今のイエズス会は全く同じでしょうか?
一神教と言いますが、ユダヤ教もイスラム教も人権を言うのでしょうか?
この作品を読んで、ふと思ったのは性道徳と堕胎の問題です。
先日ライジングで書いておられましたが中絶も避妊も認めないカトリック教徒、フランスのド・ゴール大統領の価値観、ユダヤ教徒のシモーヌ・ヴェイユによって現実に合うように提言される場面がありましたね。
それを思い出したのですが、だからこそ性には厳格だったのでは無いでしょうか。これは私も確信はありません。
ただ、そう考えると辻褄が合うのです。
フランスのカトリック教徒なりの知恵だったのかな、と。
ただ、シモーヌ・ヴェイユの提言通り、やはり時代的に実態にそぐわない価値観と法体系ならば是正する必要があります。
私はシモーヌ・ヴェイユが正しいと思います。
すいません、少し称賛に難を言ってしまいました。しかし、正直な感想です。
これから、キャンセルカルチャーは皇室すら破壊しかねません。
私には、ならばより一層、相手を詳しく理解する必要を感じるのです。
日本は何を取り入れ、何を死守すべきなのか、相手はどこの誰で何を考えているのか。
苦言まで入れてすいません。
私なりの誠意と受け取って頂ければ嬉しく思います。
ひとかけら (日曜日, 24 3月 2024 07:56)
一周目読了しましたが何度でも読んでみたい感覚です。
欧米人権真理教の光溢れ陰が全くない世界観に毒された日本のマスコミや自称被害者がキャンセルカルチャーをする様子に気持ち悪さを感じました。このまま欧米の手先になった日本人の手によって昔からの伝統文化である男色や芸能の歴史ばかりか皇室までキャンセルされて日本が内部崩壊までしてしまう可能性が有ります。
日本は近い将来、権威主義国家との戦争の可能性が有りますが日本人としてのアイデンティティを失って国土を守れる筈が無いと思います。
人を楽しませ生きる糧を与えるために古来より芸能の世界に居る人々は血の滲む努力をしてきたのをキャンセルするのは愚の骨頂です。
陰翳礼讃という言葉は初めて聞きましたが、日本には陰の部分の中に光が一本存在する事で絶妙に美しい空間が出来上がるのを知りました。陰も光もある曖昧で寛容な文化で持ってグローバルスタンダードに対抗するしか日本の生きる道は無いと思います。
最後のページの漸進的に少しづつ文化を刷新するのが保守としての智慧です。
焼け野原になる前に多くの日本人に歴史とアイデンティティを取り戻すための日本人論を広めていきたいです。
まいこ (日曜日, 24 3月 2024 07:45)
『日本人論』で描かれた谷崎潤一郎『陰翳礼讃』の場面、やはり、たくさんの皆さまの心に響いているのですね。感想を書く前に、改めて青空文庫で読み返しておりました。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001383/files/56642_59575.html
いま、アーサー・ウェイリ―の英訳をさらに日本語にした戻し訳で『源氏物語』を読んでいます。ちょうど昨日、少年愛がさらりと描写されている「帚木」の帖でしたので、該当箇所を引用させてください。(英訳の雰囲気を伝える戻し訳なので、カタカナが多く使われています。人妻である空蝉という女人の弟に寝所の近くまで手引きしてもらった光源氏は…)
「姉上が隠れているところまで案内しておくれ!」
「それは無理です。鍵が掛かっていますし、あの部屋にはたくさん人がいて、案内するのはあまりに危険です」
「もう、なるようになれだ。でもおまえだけはわたしを見捨てないでおくれ」
ゲンジはそういって少年をベッドに招き入れました。美しく若きプリンスのお側に横になって、少年は嬉しく思い、ゲンジの方も不愛想な姉の代わりとしてこれも悪くない、と思ったことをここに書き記しておきましょう。(『紫式部 源氏物語 A・ウェイリー版 毬矢まりえ+森山恵姉妹 訳 左右社)
‘Take me to where she is hiding!’ ‘It is too difficult’ he said, ‘she is locked in and there are so many people there. I am afraid to go with you.’ ‘So be it’ said Genji, ‘but you at least must not abandon me’ and he laid the boy beside him on his bed. He was well content to find himself lying by this handsome young Prince’s side, and Genji, we must record, found the boy no bad substitute for his ungracious sister. Murasaki , Shikibu . The Tale of Genji
「かくれたらん所に、なほ率て行け」と、のたまへど、「いとむつかしげに、さし籠められて、人あまた侍るめれば、かしこげに」と、聞ゆ。「いとほし」と、思へり。「よし、あこだに、な捨てそ」と、のたまひて、御かたはらに臥せ給へり。若くなつかしき御有様を、「うれしく、めでたし」と、おもひたれば、つれなき人よりは、なかなか、あはれに思さるとぞ。(『源氏物語(一)山岸徳平校注 岩波文庫)
原文は「いとほし(かわいい)」という言葉で、光源氏が少年を愛でており、その意を汲んだ英訳がされています。1000年前に成立した『源氏物語』を1925-26年にかけて翻訳した英国人のアーサー・ウェイリー、ちょうど100年後に同国人がもたらした日本で起きた騒動が、『日本人論』に描かれたことをどう思ったでしょうか。
アルトマン (日曜日, 24 3月 2024 02:47)
161Pの下コマは見た時「わっ」と思うほど不気味で美しいですね。晴れた日に寺や神社の建物の中に入った時のことを思い出します。谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」読んでみたいと思いました。
ひとかけら (土曜日, 23 3月 2024 18:56)
表紙を見て、よしりん先生の肖像を掲げているドクロが気になる。欧米によるキャンセルカルチャーでスッカラカンになった文化の象徴か、または死者も日本の文化を担っているという比喩表現か。
そして一昨日ファンサイトの生放送で話題になってた暗い竹藪。最初の何も居ない竹藪と違って9ページの竹藪には埴輪か土偶が居ます。埴輪を初め日本には連綿とした文化が有り欧米とは違う。暗くて何も無いキャンセルカルチャーに対して過去から続く豊かな日本文化を守り日本人の精神性を徐々に復活させようとしてるように思えます。
とっとちゃん (土曜日, 23 3月 2024 18:27)
今日、書店で購入しました。
頑張って、これから本を読みますが、文章を書くの難しいので「面白かった」しか書けないかもしれません。
本を沢山買えないので小林氏からしたら微々たる貢献ですが、それはすみません。
(小林先生って言える身分でないし、多分私のことを毛嫌いしているだろうから氏で書きます)
しおちゃん (土曜日, 23 3月 2024 10:31)
昨日届きました!
手に取り、表紙・背表紙・帯をじっくり見て(表紙外して裏はどうなってるか確認)←新刊のルーチンワークです(^_-)、手に入れた幸福感にしばし浸りました!
帯の「松本人志」の文字にも感謝!(松っちゃんにもこのエール届け!)
仕事や子どもの世話で、日頃なかなか時間が取れないけど、隙間時間を見つけてやっと3話くらいまで読みました。スペシャル本の楽しみである「まえがき」「描き下ろしの最終章」「あとがき」のうち、「まえがき」を読み、世間一般のニュースではとても手に入れる事の出来ない文章(思想)に触れる事で、特別感が増し読者で良かったと改めて感慨深くなります。
去年以降、ジャニーズ問題関連の動画など見てましたが、キャンセルカルチャーに関してやはり漫画の方が圧倒的に頭に入りやすく理解しやすいです!繰り返し見直すにもページめくりの方がやはり良いです!
新刊を手に取るといつも「この本を読み終えた時、自分はまた一皮剥けて大きく成長出来る!……かも⁉️」と思えるのもゴー宣ならでは。
こんなカンジで、お楽しみの最終章のラストのコマ目指してじっくり読んでいきたいです! よしりん、ありがとう!
のんくん (土曜日, 23 3月 2024)
日本と欧米の文化の違いを意識していれば、「欧米だったら物議を起こすかもしれないけど、日本だったらそんなの皆気にしないよね!」「そんなに言うのなら、欧米に住めばいいじゃない!」と流せたのでしょうけど、グローバル化が進むと自国の習慣も「欧米に合わせなければいけない!」というスローガンに流されて自国の歴史文化が軽視されどんどん忘れられてしまう。
日本には欧米と違い男色文化があったという事は初めて知った事ですが、欧米では死罪に当たるほどの罪である事にも驚いた。
こういう日本人と欧米人との文化の違いを無意識ではなく意識的に理解できるようになりたいです。
RUIDO (金曜日, 22 3月 2024 21:00)
「ジャニーズ」「松本人志」「抹殺」という言葉を際立たせたピンク色の帯。とにかく豪華絢爛な表紙。
本屋さんの平積みコーナーでも、一際目立っていました!これなら、ゴー宣ファンに限らず、ジャニーズ問題や、松ちゃんの件に違和感を感じた人々が手に取るでしょう。
そんな方々が多ければ多いほど、キャンセルカルチャーに対するカウンターになるでしょう。これから起こるであろう「逆襲」が楽しみです!
※中身はこれから熟読します。最終章は来週木曜日まで我慢(笑)
牛乳寒天 (金曜日, 22 3月 2024 18:05)
先程届きました。まだ途中ですが、よしりん先生のグサグサ突き刺すような主張に一々痺れ、頷きながら家事そっちのけで読み進めています。
「刑事」と「民事」の違いの解説、難解な事は感覚でしか捉えられていなかったものですから、大変勉強になりました。ジャニーズ問題も感覚で「変」と気づけたものの、説明や自分の知識に自信がない為、うまく思いを言葉にできないでいました。よしりん先生の圧倒的な知識や語彙、ユーモアで、自分の中にもあった歴史感覚を呼び覚まさせていただきスッキリできました。日本の文化・歴史に自信もっていいんだと強力な後押しをしていただけ、私にも力がわきました。
同時に、感覚だけの危うさも痛感しています。キャンセルカルチャーにのってる方々は感覚だけが突っ走っているのがわかるし、自分も知識深めることなく感覚だけで生きている所があります。たまたまよしりん先生のファンで、楽しく読ませていただいているから運良く救われているだけで、実はノッちゃってる方々と変わりはないかもしれません。知識のなさは自信や覚悟のなさにも繋がり、よしりんファンとして様々に奮闘されている方々との差も感じており、自身の弱さと向き合いつつ、更に日本人論を読み進めてまいります。
豊富な知識やぶれない強固な感覚の絶妙なバランスがずば抜けているよしりん先生の読者で良かったです。次は読破後に、もっと丁寧な感想をまとめます。
当分ご飯は手抜きだなぁ。掃除もクイックルワイパーで精一杯…
やん (金曜日, 22 3月 2024 17:05)
改めて前書きを読んだ。
昨日散々ヲワカで話しをしたが、やはり全ての言葉が刺さってくる。
冒頭の竹藪の写真は陰翳を表しているという、チャット内での検証も頷けた。
漫画タイトルにもこの写真が使われていたが、そこには埴輪が追加されており、これまた考察の余地が出てきた。
これから読み進めていくので、来週も生配信チャットでの皆さんの考察を聞かせて下さい。
小夜侘助 (金曜日, 22 3月 2024 00:20)
まだ全部は読めていませんが、取り急ぎ一言。
『戦争論』で祖父と、『日本人論』で両親と繋がることができました。
この縦軸を今度はわたしが子供たちに繋げようと思います。
カブ好き (木曜日, 21 3月 2024 23:05)
今日届きました。まだまえがきしか読んでいませんが、それだけでも十分引き込まれました。早く読むぞー!!
輝くような黄色 (木曜日, 21 3月 2024 22:31)
予約した紙の本が届くのが待ちきれず、電書も買ってしまいました。まえがき、最終章、あとがきを読みました。
まえがきとあとがきで明確に提示された思想に対して、「一神教の人権」を倫理基準とする人々がどのように反論するのか、できるのか。
我が国が長い年月をかけて築き上げた文化や常識よりも、「一神教の人権」という西洋からの借り物イデオロギーの方を尊重しなければならないのは何故なのか?「一神教の人権」の背景にある歴史を共有していないはずの日本人が、それを漠然と受け入れてしまうのは思想的怠惰ではないのか?
これらの点に対して、誹謗中傷や詭弁ではなく、歴史感覚に基づいた全身全霊の反論を彼らから聞いてみたい、と思ってしまいました。
最終章に感銘を受けました。陰翳を否定し、人間や世の中の闇を明るく照らし出すことが善い、という発想自体が、すでに借り物のイデオロギーなんですね。最近の世の中への違和感の根本に気付かされました。
陰影は行間と同様に多くのものを語る。陰影があるからこそ光は輝きを増す。陰影があるからこそ生み出されるカタルシスがある。なのに、全てを光のもとに照らし、全てを言語化し、理解した気になり、陰を消してしまう…文化として深みも面白みもない。
陰翳の否定を「つまらない」と感じるのは、おそらく日本人だけではない、と思います。
タロー.G (木曜日, 21 3月 2024 19:31)
先程Amazonで届きました。最終章のP160〜P161のページは、絵画を見ているようでした。雪舟の水墨画か、ビートルズのアルバム「With The Beatles」みたいでした。そう言えば、藤崎竜の短編集でも、陰陽をくっきりさせた絵が多くて、それが畏怖を抱かせた気がします。
カレーさん達と今日、語り合いたいです。
まいこ (木曜日, 21 3月 2024 17:34)
発売日の午前中に拝受いたしました。
たった一つのTV番組から端を発した騒動で、歌、ドラマ、映画、舞台と多くのエンタメで活躍するジャニーズが叩かれているのはキャンセル・カルチャーであると当初から見抜かれ、その文化が失われてしまうまでの過程を懇切丁寧に描き出してくださいました。
少年たちの将来性に賭けて育てることにかけては随一の存在ならば、嗜好が少年愛というのは自然なことで、日本人の誰もが何となく察していながら問題化しなかったのは、ジャニーさんの生前から、タレントの皆さんがお世話になっているエピソードを楽しげにお話しになっている様子を大勢の人が見て受け入れていたということであり、1000年前に成立した「源氏物語」にもさらりと描写されるほど、少年愛そのものをエンタメとして楽しむ文化が日本に醸成されているからでしょう。
ギリシア・ローマ文化という多神教を駆逐した一神教の人権意識が、今また多神教の日本の文化を破壊しようとしている恐ろしさと、芸能という文化のお陰で、どれほど利益を得てきたか計りしれないマスコミが、自分の足元に火を付けるかのように、キャンセル・カルチャーという左翼思想のもと、欧米で問題になったからと錦の御旗を振りかざす愚劣さも、克明に記されました。
ベルサイユ宮殿の鏡の間のごとく、全てを白日の下にさらすような、王族の秘め事までを全て公開するような余白なき文化に対して、見えないからこそ感じられる繊細な余白の美を、欧米思想の極致であるノーベル賞候補に何度も挙げられ「源氏物語」を三度も訳した谷崎潤一郎の「陰影礼賛」を引いて描かれたことは、真に秀逸かつ戦略的で、薄闇に射しいる微光のグラデーションに魅入られつつ、日本の文化を守り抜く気迫が伝わります。
華麗なる装丁に芸能史のエポックメイキングとなる思想が展開される『日本人論』、日本人ならば必読ですね。
英二 (木曜日, 21 3月 2024 17:23)
読みました!
ジャニーズ問題は、最初小林先生の仰っていることが理解できなかったのですが、あの記者会見を見て「これはおかしい」と感じて、先生の仰っていることを漸く理解したことを思い出しました。
7・8・9章のライジングがまた名文ですね。
あしたのジョージ (水曜日, 20 3月 2024 18:42)
ゴー宣DOJOで先行販売された日本人論を買ったので、感想を書くのが苦手ですが、書かせて頂きたいと思います。
私は学生時代にろくに勉強しなかったので、偉そうに言えたものではないですが、今の日本人は歴史を知らな過ぎると思いました。
学校で教わる勉強以外にも学ぶべきものはあると思います。
学校で教わる勉強をただ丸暗記しても真実は見えてこないと思いました。
むしろ学校の勉強が出来た人の方が、今の世の中を悪くしていると思いました。
思想しないでイデオロギーに固まってしまった人達だらけだと思いました。
日本は歴史が古い国で、古代から現代まで歴史が分断されずにずっと続いてきました。
こんな国は中々なくて、誇るべきものだと思います。
その日本の文化を大事にしないで、欧米のキリスト教文化をいともたやすく取り入れ過ぎて、とうとうキャンセルカルチャーにまで行き着いてしまいました。
左翼の国、フランスやアメリカなどからきた人権が何よりも一番の考えをいともたやすく取り入れ過ぎてしまったと思います。
昨日まで大した事ないようなものと思っていたものをコロッと手の平返しして、人権が一番だと思い込んでしまったと思います。
日本人の無意識の中にあるずっと続いてきた気持ちを欧米人に指摘され急に意識して、遅れていると思い込んで、コロッと手の平返ししてしまったと思います。
グローバリズムよりもナショナリズムの方が大事だと思います。
国によって色々と事情は違います。
みんな同じではありません。
日本は元々多様性の国だったと思います。
外国からLGBTという概念が来るよりも先に性に寛容な国だったと思います。
男色の歴史もいつしか忘れられて、最初から何にもなかったようにされてしまったと思います。
私も個が弱いですが、日本人は全体的に個が弱いと思います。
外国から何か文句をつけられると、いともたやすく変わってしまうところがあると思います。
悪いところを見直す事はいいと思いますが、何にも考えないでコロッと変えてしまうのは良くないと思います。
「日本人論」を読んで、今一度日本人は、日本の歴史を学び直すぐらいの気持ちが必要かもしれないと思いました。
続編も読みたいですが、それが書かれるという事は世の中が悪くなっている事だと思うので、出来ればそうならないで欲しいですね。
余りまとまらなかったですが、ざっと言うとこんな感想です。
きたこう (水曜日, 20 3月 2024 18:33)
雑誌を買ってリアルタイムで読むほどお小遣いに余裕があるわけではないので、初見になります。待ち遠しいです。
ひとかけら (水曜日, 20 3月 2024 06:26)
ファンサイト経由で購入して3月23日から25日に届く予定です。
待ちきれないなぁ。