投稿者:まいこさん
木蘭さんがDOJOブログで取り上げられた神戸学院大学現代社会学部 准教授 鈴木 洋仁氏の記事を読んでみました。
なぜ自民党と新聞は「愛子天皇」をタブー視するのか…「国民の声」がスルーされ続ける本当の理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/293dd68a3c0c92e9cb5af2fb02ca833f82d0d8be?page=1
元記事
https://president.jp/articles/-/80004
毎日新聞は2年前(2022年)の年明けに、「年末年始の雑誌がこぞって『愛子天皇』待望キャンペーンを張っている」と署名記事で触れている。また、その2カ月後には日本経済新聞で、皇室を担当する編集委員が「秋篠宮家たたきの反作用なのか、悠仁さまを差しおいた『愛子天皇論』もさかんだ」と批判している。
どちらも「愛子天皇」を否定する文脈で使っており、別の宇宙での出来事のごとく、実現しない、反実仮想として言及しているのである。
中略
朝日新聞の喜園尚史記者は、2020年に同社のサイト「論座」(現在は閉鎖)に寄せた「『愛子天皇』を語ることへのためらい」と題した文章を、「愛子天皇」の文字は、「本人の気持ちに思いをはせると、口にするのをためらう言葉です」と結んでいる。
もちろん、皇族のお一人おひとりも人間であり、「本人の気持ち」を、ないがしろにしてはならない。
それどころか、生身の感情を持っている以上、「気持ち」を最優先にすべきだとさえ言えるかもしれない。
けれども、問われているのは、「安定的な皇位継承の確保」であり、仕組みをどうするのか、ではないのか。制度をどうやって続けるのか。
もしくは、続けられないのならシステムを変えたり、やめたりするのか。
なるほど「本人の気持ちに思いをはせる」態度は美しい。人間であれば当然であり、かくありたい。
記者の文章に血が通うのは大切である。
だからといって、「気持ち」に流されるあまりに、「口にするのをためらう」ばかりで、良くも悪くも「愛子天皇」がネットや週刊誌で使われている現実に目を逸らし続けるのは、あまりに無理ではないか。
そんなタブー視をやめ、「天皇制」そのものをどうするのか。あくまでも制度の問題としてとらえ、冷静かつ忌憚(きたん)のない議論を進める。それこそが、「本人の気持ちに思いをはせる」ことではないのか。
***
「毎日新聞は2年前(2022年)の年明け」「その2カ月後には日本経済新聞」「朝日新聞の喜園尚史記者は、2020年」以上の時期には、各新聞社は愛子天皇には否定的であったとのこと。
その後に各社が出した社説は、少なくとも女性天皇容認となっているようです。
「愛子天皇」の機運を高めるために、新聞各社は、さらに社説を更新して、政府に現実的な方策を講じるよう促していただきたいと思います。
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通りすがり (木曜日, 28 3月 2024 18:10)
阿部亡くなって2年が経とうとして、統一教会が確実に弱体化し、それでも男系固執が勢力を持ってしまうのは、誰の影響か?元凶が気になる今日このごろです。
パワーホール (木曜日, 28 3月 2024 17:59)
「どの政党も、そして、大手メディアも「愛子天皇」を考えようとしないのだろう」
この言葉を見たとき、コロナ騒動の時と同じだと思いました。
一部の人間の意見のみ反映されて現実と乖離したことがまかり通っているところも似ています。
女性天皇・女系天皇も「現実的ではない。」と否定するのでしょうか。
牛乳寒天 (木曜日, 28 3月 2024 07:25)
「本人の気持ちに思いをはせる」
エセの伝統に縛られて現在に至っていますが、ようやくこういう言葉が発せられるようになった事を感慨深く思います。まだ戦いの最中ですが、これが愛子さまご即位の追い風になってほしいと期待が高まります。
千本通り (木曜日, 28 3月 2024 03:36)
愛子様の伊勢神宮、神武天皇陵への参拝のTV映像を見ると、画面の向こうから誰が次の天皇にふさわしいか、教えているように思う。撮り手の演出なんか関係なく、国民が敬意と驚きとともに愛子様に寄ってくる様は無言で何かを発している。
サン (木曜日, 28 3月 2024 02:02)
記事では「反発を恐れているからだ」とありますが、反発をする人たちとは誰なのでしょう?
天皇陛下、上皇陛下、国民のほとんどが望んでいる未来に反発し、ハレーションを起こす可能性のある人たちを具体的に知りたいです
こん (木曜日, 28 3月 2024 01:15)
これはかなり確信をついた記事だと思います。
自民党は、守旧派にがんじがらめとなっていて、もはや国民の声などひとっつも聞いていないことが、今回の皇位継承問題への対応で明らかになりました。
野田聖子さん、石破茂さんだけのちからではどうにもならない、党内力学が作用したのでしょうね。
もうこうなったら、世論調査を新聞社にしてもらうしか、手はないのではないでしょうか。
カレーさん、なんとかしてください!(笑)
嘘です。
他に手はあるのか?自問自答しています。
投書して働きかけてみようと思います。
ただ、世論調査、億単位のお金がかかるはず。相当気合い入れて提案しないと、やってくれないんだよな。