投稿者:まいこさん
いつもありがとうございます。
自民党が「所見」を提出し「安定的な皇位継承に関する与野党協議」が連休明けに始まるようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2cea2e00b2ae96a3059727d834f4076bfb9209e
元記事
https://mainichi.jp/articles/20240426/k00/00m/010/121000c
自民党の麻生太郎副総裁は26日、「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」(会長・麻生氏)が取りまとめた皇族数の確保策に関する「所見」を、国会内で額賀福志郎衆院議長に提出した。
自民案を受け取った額賀氏は、記者団に「連休明けに各党・会派会議を開きたい」と明言した。
5月の大型連休後に衆参正副議長の下、与野党協議が始まることとなった。
自民案は、政府の有識者会議が2021年末の報告書で打ちだした確保策について「十分理解でき、妥当なもの」と明記し、了承した。
報告書では
①女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する
②旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族とする――の両案を軸に記された。
自民案では①案について「皇族数確保のために必要」と明記。
女性皇族の夫と子は「皇族の身分を有することなく、一般国民としての権利・義務を保持し続けることが適切」とした。
一方、②案は「皇族数確保、安定的皇位継承のため必要な方策」と指摘。
養子となった男性は皇位継承資格を持たないが、皇室入り後に生まれた子のうち男子だけが皇位継承資格を有するとした。
自民を除く各党は既に見解を示しており、これで各党案が出そろったことになる。
***
①女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する「皇族数確保のために必要」
②旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族とする「皇族数確保、安定的皇位継承のため必要な方策」
①案は皇族数確保のみ
②案は皇族数確保、安定的皇位継承
という見解なので、①案は皇族数確保のみ、②案は皇族数確保、安定的皇位継承 という見解なので、女性皇族の夫と子は 「皇族の身分を有することなく、一般国民としての権利・義務を保持し続けることが適切」という 何も考えていない混成家族案になることが、よく分かりました。
自民党の見識のなさが明らかになった今、各新聞社と放送局の皆さまは、「安定的皇位継承」に向けて、見識の高い報道をお願いいたします。
(管理人カレーせんべいのコメント)
自民党案は「性別で差別する」という点において、因習を継承している。
そして本来の目的である「安定的皇位継承」にまったく繋がらない。
>女性皇族の夫と子は「皇族の身分を有することなく、一般国民としての権利・義務を保持し続けることが適切」
はたしてそれが「適切」であると、納得できる理由を説明できるのか??
納得できない・説明できない因習を打破することは「次世代への責任」では無いのか?
次の100年・次の1000年のために行動するのが「保守」だろう。
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ひなた (土曜日, 27 4月 2024 20:53)
自民党案が採用されて、今国会において皇室典範が改正されたら、もう取り返しがつかなくなります。
天皇陛下が御意向を玉音放送なさるよりほか、もう方法がない、そういう時が来たように思います。
リカオン (土曜日, 27 4月 2024 17:43)
ダメだ。このオッさんらの顔を見ただけでムカついて来る。
とっとちゃん (土曜日, 27 4月 2024 13:44)
今に始まったことではないけれど国民を舐めている
ひとかけら (土曜日, 27 4月 2024 10:05)
これまでに何度も自民党HPに意見を送ってますが変わってないなと感じます。国民と皇室を何とも思ってない証拠なのですね。
希蝶 (土曜日, 27 4月 2024 09:27)
コロナの場合などもそうですが、今必要なのは、専門家のいうことを鵜呑みにしたり、従ったりすることではなく、総合的な見地からみて、どのようにすればいいのか、を考えることではないか、と思います。あるいは、自民党の議員はその場しのぎができれば何かをしている気分になって気持ちがいい、みんなが褒めてくれるとしか考えていないのでしょうか?
もっと真剣に考えて欲しい、そうでないと、このまま何も意見も言えないまま、天皇陛下や皇族のかたを犠牲にするだけになるのではないか、と思います。
毎日新聞、もっと報道を。頑張って欲しい!
まいこ (土曜日, 27 4月 2024 06:41)
投稿採用とコメントいただきありがとうございます。
自民党の所見を改めて読みました。
「まずは、皇位継承の問題とは切り離して速やかに皇族数確保のための方策を講じ、その先に安定的な皇位継承の道筋を見出していくべきである」は、令和3年12月22日「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議での「皇位継承資格の問題とは切 り離して、喫緊の課題と考えられる皇族数の確保を図る観点から、 ① 内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持することとすること ② 皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男 子を皇族とすること という二つの方策について今後、具体的な制度の検討を進めていくべきでは ないかと考えます。」からの文言だと思います。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/taii_tokurei/pdf/houkoku_honbun_20211222.pdf
仮に見識のない有識者会議の見解を踏襲するとしても、①案も②案も、皇族数の確保にするならまだしも、②案のみに、安定的皇位継承を認める恣意的な文言が付記されており、女性には皇位継承の道をまったく閉ざすというのが、現時点での自民党の姿勢ということですね。
この問題点を端的に記事にした毎日新聞は、社説で書かれていたように「安定的な皇位継承」のためには「女性皇族に継承資格を認める」ことが必要という常識を踏まえているのでしょう。もっと報道していただけるよう意見を送りました。
のんくん (土曜日, 27 4月 2024 00:40)
ここまでくると、自民党は本気で皇室を滅ぼすのではないか?と思ってしまう。
平成に入り、天皇は積極的に国民に寄り添い、「国民と苦楽を共にする」といった象徴天皇像を確立して、国民からの支持も得てきた。
その変化が政治家など(特に保守派団体)にとっては面白くなかったのだろう。
天皇は、政治家や一部の保守派団体にとって自分らの権威をも守るための駒であるので、独占したかったのだと思う。
実際今の保守派団体の考えは「天皇は表に出ず、ただ祭祀をしているだけでいい」としか思ってないから、自分の思う通りの天皇でなければ、天皇制など無くなっても構わないと思っているのかもしれない。憲法改正もしやすくなるし。
それこそ統一教会の思惑にまんまと嵌ってしまう。
国民の間でも「皇室は政府の管轄」という意識があるから無関心だし、なかなか難しい。
とにかく「天皇制が無くなったらどうなるのか?」も含めて政治家、マスコミ、等に非力ながらも訴えて行きたいと思います。
RUIDO (土曜日, 27 4月 2024 00:02)
そもそも自民党は、皇室自体に関心が無いのかもしれませんね。
だからこそ男系センモンカの提案を、そのままコピペしたような案になるのでしょう。コロナ禍の時も思いましたが、基本的に政治家が無関心なんですよね。10年先すら気にしていない気がします…
叶丸 (金曜日, 26 4月 2024 23:33)
国家百年の計どころか、五年十年先の事すら考えていないと思います。
新米派 (金曜日, 26 4月 2024 23:27)
https://www.jimin.jp/news/policy/208116.html
予想通り方策自体は最悪に近いですが、そのような予断が自分の中にあったためか、「所見」原文には微かに期待を繋げられそうな含みも感じられました。
「現時点での継承順位は不変」「女性皇族が婚姻した場合、その女性皇族のみ皇籍を維持」「女性皇族に皇位継承資格は与えない」「旧宮家系男子を皇族養子として皇籍取得させ、皇位継承資格は皇籍取得後に生まれた男子に与える」「以上の方策でも目的が果たせない場合、皇統男系男子を法定指名により皇族とする」
――という内容に今さら言うことはほぼないのですが、旧宮家系男子の同意を前提とする養子案が上手くいかなければ、法定指名案は更に困難なのは自明のはずです。
法定指名とは要するに同意がなくとも皇族にすることを指すと思われますが、本当にそんなことが可能でしょうか。
「養子案とか色々やってみたけど誰も手を挙げないから、もはや旧宮家のあなたがた全員が皇族になってもらわなきゃ日本が終わるじゃないですか」とでも脅迫するつもりでしょうか。そのような心持ちで皇族にさせられた方が、後継ぎづくりだけは男系派の望み通りに励んでくれるでしょうか。そもそもそうした経緯で皇族になった方と国民とが心を通わせられるでしょうか。
その一方で、一応注目しておきたい記述もあります。
1節中段の「次代以降の皇位継承については、今後の経過を踏まえつつ、静謐な環境の中で議論を深めていくべき」、同節後段の「まずは、皇位継承の問題とは切り離して速やかに皇族数確保のための方策を講じ、その先に安定的な皇位継承の道筋を見出していくべき」、2節末文の「いずれの場合も、制度の見直しの影響を受ける方々に対する十分な配慮が求められる」――を読むと自民党が脳天まで「神風派」ではないのかもと感じられます。
今まさに、千代に八千代に安定的な制度設計が求められているという切迫感からほど遠いことは間違いありません。しかしながら、上記の男系維持案で疑いなく安心安全だと思い込んでいるのなら、「今後の経過」「その先に(略)見出していくべき」という表現は用いないと思われます。
養子案などでも厳しいと薄々気付いているから、その他の案、すなわち女性・女系天皇案という含みを将来に残したのではと解釈できなくもありません。ただしその反対に、養子案でダメなら法定指名案、それもダメなら徳川家など旧宮家以外の皇統男子を片っ端から拉致することで、恥も体裁も投げ打って男系に固執するつもりかも知れません。
いずれにしても、何度も繰り返し強調されている通り、現時点で将来を見据えた安定制度を、我々国民とその代表者たる国会議員が考量しなければならない瀬戸際なのに、今回のような方策を示す時点で欠格と断じざるを得ません。将来的な女系案の必要性を自民党が内心で見込んでいたとしても関係ありません。
けれども、我々が唯一期待する立民党においても結論を示さない「論点整理」にしてしまったのも痛いところではあります。長期的に見て男系維持案では厳しいという点で、自民党と立民党が共感できることを期待します。
パワーホール (金曜日, 26 4月 2024 23:02)
これではコロナ騒動の時の二の舞になる。偏った意見ばかり述べる自称専門家に忖度しないでほしい。
ひとかけら (金曜日, 26 4月 2024 22:35)
混成家族案で皇室が混乱するのを容認するのが妥当と考える自民党は脳ミソの代わりに排泄物が詰まっていますね。何度目になるか分かりませんが真っ当な国民の声を自民党に届けます。