「光る君へ」藤原道隆が死期目前の狂気

 

投稿者:まいこさん

  

「光る君へ」第17回、藤原道隆が、最期のときを迎えました。

 

 

<光る君へ>道隆、逝く…死期目前の狂気を井浦新が怪演! 「平清盛」崇徳院を彷彿? 視聴者「化けて出てこないでね」

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9403420d8d7d00303c6486d536e8a56fc46e8ba

 

元記事

https://mantan-web.jp/article/20240428dog00m200030000c.html

 

 

 

いよいよ道隆は、死期が近づくと、狂ったかのように定子には「皇子を産め」、一条天皇には「伊周を関白に」と迫るが、結局は43歳でこの世を去る。

 

SNSでは、道隆の最期について

 

「あの雅だった道隆兄さまが崩壊していく様がすごかった」

 

「家のためとはいえ、道隆の狂気がすごい怖かった」

 

「道隆、狂っておられたが最後は静かにいかれましたね。化けて出てこないでね」などの声が上がった。

 

 

 

また、

 

「『平清盛』での崇徳上皇を彷彿(ほうふつ)とさせる井浦関白様の怪演がすさまじかったです」

 

「道隆様を見て、清盛のときの崇徳院を思い出した。すごい怪演だったんよ」

 

「あと井浦新さんの超怪演が『平清盛』の崇徳院とまた違う味でめちゃくちゃよかったなあ」

 

12年前の大河ドラマを引き合いにした感想も書き込まれた。

 

***

 

井浦新さんの道隆の狂気が凄まじかったです。

「平清盛」の崇徳上皇の怪演も印象深く覚えております。

 

 

定子は、道隆が亡くなってから修子内親王、敦康親王、媄子内親王と子宝に恵まれ一条天皇の心をとらえ続けることも、「源氏物語」執筆の発端となっているように思います。

 

藤原家が権力を握り続けるためには、正妻が女子を産む→その女子が入内して男子を産むことが必要で、このアクロバット的なことが、本当に偶然、出来たのが道長の一家三后実現。

 

続く頼通は子女に恵まれず、定子の生んだ敦康親王の娘・嫄子を正妻の養女として後朱雀天皇に入内するも男子は生まれず、藤原家はかつての力を失い、院政期そして武家政治へ。

 

井浦さんは摂関政治、院政期の悲劇的な人物を演じられたということになりますね。

 

 

 

 

≪大河ドラマシリーズ≫

 

「光る君へ」藤原詮子役・吉田羊さんのインタビュー(2024.04.23) 

 

「光る君へ」心と体は裏腹(2024.04.16) 

 

「光る君へ」藤原兼家の死がもたらすもの(2024.04.09)

 

「光る君へ」文字の階層(2024.04.03)

 

「光る君へ」源明子の告白に戦慄(2024.03.25)

 

「光る君へ」平安女子たちが交わした恋バナが話題(2024.03.20)

 

「光る君へ」まひろと道長のラブシーンに大反響(2024.03.12)

 

「光る君へ」直秀の運命に注目集まる(2024.03.06)

 

「光る君へ」言葉ひとつで友情にも恋愛にも転びそうな場面(2024.02.26)

 

「光る君へ」でゴー宣やおぼっちゃまくんを思わせたシーン(2024.02.19)

 

「光る君へ」伊勢物語を引用した恋文(2024.02.12)

 

「光る君へ」のインチキ僧侶(2024.02.05)

 

『光る君へ』本郷奏多の花山天皇が“官能的”過ぎる(2024.01.29)

 

「光る君へ」第3話の男子トークは源氏物語のオマージュ(2024.01.22) 

 

『御堂関白日記』を見学 吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」(2024.01.08) ・・ 


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コメント: 5
  • #5

    くりんぐ (金曜日, 10 5月 2024 07:53)

    「皇子を産め」と罵られても、産めません。
    平安時代から全く心配していない男系派。

  • #4

    枯れ尾花 (水曜日, 01 5月 2024 08:37)

    井浦新さん演じる藤原道隆の鬼気迫る姿も凄かったが、このドラマが始まってから「こいつ、マジで好かん!」と嫌悪感さえ抱いてしまっていた道兼役の玉置玲央さんの演技力に関心しております。

  • #3

    さとがえる (水曜日, 01 5月 2024 03:39)

    まいこさんの書かれる通り、藤原家は上手く女子と男子が生まれないと栄華を保てなかったのですね…
    学生時代の学びではそこまで感じることができなく、この道は奇跡としか言えないと思います。

    ちなみに平安時代ではやはり男女の産み分けは困難だという認識の中、
    道長という先例を見て、頼道は同じ道を実践し、失敗したのでしょうか。

    やはり男子を必ず生めというのは狂気ですね。

  • #2

    あしたのジョージ (火曜日, 30 4月 2024 07:32)

    なんか誰かが演じた豊臣秀吉の最後に似ているような感じがして、独善的な人の最後はああいうような狂気になっていくのかなぁと思いました。

  • #1

    リカオン (月曜日, 29 4月 2024 21:45)

    藤原道隆が定子に御子を産めと狂気を帯びた要求。悠仁様に嫁いだ女性はあのような仕打ちを受けるのかと、そら恐ろしくなりました。

    男系派の連中はあの井浦新の演技を見て何も感じないのでしょうか?