≪考察≫ 女性の活躍と人口減少

 

投稿者:リカオンさん

  

 

北日本新聞を読んでいて、女性活躍と人口減少について感じた事を投稿します。

 

5月2日の北日本新聞は1948年以来100万人を超えていた富山県の人口が100万人を割ったと、一面と社説、他のページでも大きく取り上げていました。

 

「人口戦略会議」が4月24日に発表した「消滅可能性」自治体も県内では2市3町が該当するということで4月25日の北日本新聞は1面で取り上げていました。

 

北日本新聞は人口減少を衝撃的に受け止め、かなり重要視していることがわかります。

 

 

5月2日の社説で私が注目したのは人口減の理由について「20~24歳の転出超過。中でも就職期の若い女性が富山を選んでくれない。」とし、昨年の富山県の実施したアンケート調査で若い女性の県外流出の原因は「会社や仕事が少ない・ない」が多かったと指摘。

 

社説では若い女性を繋ぎとめるため以下の提案をしています。

 

・男女間の賃金格差や職責の格差の点検

・性別による無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)も若い女性を遠ざける

・「富山では自分らしい働き方ができない」と思われないように

 

 

 

話は変わってお祭りについて。

5月2日の紙面は国重要有形・無形民俗文化財でユネスコの無形文化遺産にもなっている「高岡御車山祭」が5月1日に行われた事や

5月4,5日に行われる予定の「城端曳山祭」についても1面や社会面で取り上げられていました。

 

私が注目したのはお祭りの記事の以下の部分です。

・高岡御車山祭の山車に慣例的に小学生の男子だけが乗っていたが、初めて女子が乗った。

・城端曳山祭でこれまで男性に限られてきた地方(じかた:日本舞踊で伴奏音楽を演奏する人)に担い手不足を受けて初めて女性が参加する。

 

人口減少とお祭りへの女性参加は無関係のようでいて、私にとっては関係ありと感じています。

女性が自ら積極的にやりたい事を実現できる社会であれば、女性がふるさとを見放すことはなくなるのでないかと。

女性は幼いころから男性を立てて大人しくしているよう教育されてきています。

露骨にそのように言われなくとも、地域のお祭りで女性は裏方に徹するよう無言の圧力を受けている。

その暗黙の制限に打ち勝って積極的に活動の表舞台への参加を表明する。

 

しかし、大抵女性の訴えは男性から否定されてしまうため、女性はルサンチマンに陥ります。

ここまではヒステリックフェミも含めどんな女性も経験するところです。

私がヒステリックフェミとゴー宣DOJOが目指す女性の地位向上との違いがどこにあるのかいつも疑問に思うところです。

 

しかし、たぶんここからが、分岐点なのかもしれません。

・ルサンチマンになった女性は、男性を敵視し圧力団体に変貌するのがヒステリックフェミ。

・ルサンチマンを乗り越えて、男性を敵視せず共に生きていく人として受け入れ、粘り強く交渉したり女性の実力を示すことで男性の理解を促すあり方が目指す女性の地位向上。

 

5月26日のゴー宣DOJOで協議する「女性活躍とは何か?」を前に、5月2日の北日本新聞を読んでそんな事を思いました。

 

お祭りの女性参加は女性天皇の問題とも繋がっているのを感じますし、少子化・人口減少の改善には女性の活躍が関連していると。

そして愛子様はご自分の意思と実力で、難き時代の国民に寄り添い、赤十字にお勤め、日本文化を学び、働く動物を愛護し、その活躍を見て国民の90%が女性天皇を望んでいるのだと思いました。

 

女性活躍は日本を明るくすると確信し、5月26日のDOJOを申し込みました。当選したらいいなぁ。

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

私の会社でも「男女間の賃金格差や職責の格差の点検」をやっていますが、特に「賃金格差」が闇が深いです。

 

私の戦略は「言葉で説明ができないことは不当である」というスタイルで切り込んで行くつもりです。

 

雑音うるせぇけどな。

 

 


↓(スポンサーリンク)↓



コメント: 7
  • #7

    カレーせんべい (土曜日, 04 5月 2024 23:13)

    >>6
    トマトさん、ご指摘ありがとうございます!
    気付かなかった!
    訂正しました<(_ _)>

    あと、「屁負比丘尼」の記事がトマトさんにウケたと知って、ガッツポーズを取りました\(^o^)/

  • #6

    トマト (土曜日, 04 5月 2024 21:49)

    カレーせんべいさんへ
    表題が「女性の活躍の人口削減」となっていますが、
    「人口削減」ではなくて「人口減少」のタイプミスではないかと思いました。

  • #5

    トマト (土曜日, 04 5月 2024 21:45)

    高岡御車山祭と城端曳山祭の件、愛知県稲沢市のはだか祭りと同様、お祭りの担い手も女性参加へと変化してきているんですね。

    愛子さまが成人されてから、愛子さまのニュースが多くなってきていて、多くの国民が自然と愛子さまのお写真や映像を目にする機会が増えているので、近い将来、愛子さまが天皇になられる事をなんとなく自然に感じられてきていて、ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、お祭り現場の変化、愛子さまの影響もあるのでは♥・・・なんて思ってしまいます(*^_^*)

  • #4

    枯れ尾花 (土曜日, 04 5月 2024 09:59)

    男尊女卑の男社会、結果としての、今の日本のこのどん詰まり状態。じゃあ私達はこれからどうすりゃいいの?誰か救世主はおらんのかいな?いやいや灯台下暗し、ちゃ~んといるじゃないか!それはわが国民の半分を占める女性達だ、彼女達がこの行き詰った世の中に活路を見出す知恵を与えてくれる救世主となるのだ!

    女性の能力を存分に引き出せる世の中を作ることが日本再生に繋がると確信しています。
    その象徴となるのが女性天皇の誕生だと思います。

  • #3

    浄悟 (土曜日, 04 5月 2024)

    26日の「女性活躍」についての議論が楽しみです!!「女性活躍」については、昨日、トッキーさんがブログで紹介された、だふねさんの「女性活躍の定義って、ナニ? こっちが訊きたい!」と、トッキーさんの解説文に100%共感しました。ただ、リンクで貼ってあった「トイレ掃除の仕事をパートとして働くことが女性の活躍で、時代を反映していることになるのでしょうか」を読んで、正直、私は悲しくなりました。年金とトイレ掃除で生計を立てている、私の母のような女性や、水商売で生計を立てている女性も、世の中にはたくさんいらっしゃって、「女性の活躍」が、決して職業によって決まるわけでなく、ともすれば、このような考え方は、「職業差別」につながりかねない危うさを秘めていると思います。

  • #2

    ひとかけら (金曜日, 03 5月 2024 20:28)

    以前、職場で男性と肩を並べて会社自体を良くするために仕事をしたいと思うかと何人かの女性に聞いたことが有りましたが、そこまでは思ってないと答えた女性ばかりでした。
    北海道は女性が発言しやすい土地柄とはいえ男性を引っ張る女性は稀ということですね。

  • #1

    晃明 (金曜日, 03 5月 2024 19:43)

    社説の中の「自分らしい働き方ができない」に少し違和感を感じました。なんだか若者にありがちな自分探しみたいで、仕事を辞めるための方便に聞こえなくもありません。

    女性が活躍できる社会を実現するためには、女性女系天皇の容認は当然として、我々有権者も実力のある女性を議員に選ばなくてはなりません。
    日本人は明治以来の男系固執文化を自ら手でキャンセルできるでしょうか。