投稿者:浄悟さん
26日の「女性活躍」についての議論が楽しみです!!
「女性活躍」については、昨日、トッキーさんがブログで紹介された、だふねさんの「女性活躍の定義って、ナニ? こっちが訊きたい!」と、トッキーさんの解説文に100%共感しました。
ただ、リンクで貼ってあった「トイレ掃除の仕事をパートとして働くことが女性の活躍で、時代を反映していることになるのでしょうか」を読んで、正直、私は悲しくなりました。
年金とトイレ掃除で生計を立てている、私の母のような女性や、水商売で生計を立てている女性も、世の中にはたくさんいらっしゃって、「女性の活躍」が、決して職業によって決まるわけでなく、ともすれば、このような考え方は、「職業差別」につながりかねない危うさを秘めていると思います。
(管理人カレーせんべいのコメント)
いや、笹師範のブログを拝読しましたが、「職業差別」にあたるようなことはなかったと私個人は感じました。
これは”女性”に限らないことではありますが、
私なりの『女性活躍』の定義は「納得した上で、運命を切り拓いていくこと」だと考えています。
トイレ掃除だろうが、水商売だろうが、大学講師だろうが、専業主婦だろうが、社長だろうが、「納得した上で、運命を切り拓いている」のなら、それは「女性活躍」だと私は考えています。
大事なのは納得です。
「納得」は全てに優先するぜッ!!
皇位継承問題についても、愛子様が天皇になれないのは「女性だから」という理由”だけ”なわけでしょう?
私は、それに「納得」ができない。
愛子様が納得して運命を切り拓いていくために、日本社会における男尊女卑の因習を一掃する。
私は会社という村社会の中でそれをやろうとしています。
”外野”からは色々心外なことも言われていますが、やらなきゃいけないことはやらなきゃいけない。
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たけし (日曜日, 05 5月 2024 17:14)
掃除のお仕事をされている方、多いですね。「女性活躍」とは直接関係ありませんが、僕の働く会社では、新人さんでも、パートさんでも「報酬を得て働く以上は、全員がプロだから、結果に責任を持ってくださいね」と入社時に伝えています。お客様に失礼な対応をしてしまっても、お客様は「この人は新人さんだから、しょうがないな…」とは考えてくれません。「頑張ってますけど…」とか「私はパートだから…」という甘えや言い訳が、お客さまに通用しないことを、全員が理解しているから、男性も女性も、みんなプロとしての自覚と誇りを持って、主体的に働いてくれています。コメントを読んでいて、掃除のお仕事も深いなーと思いました。お互いにプロ意識をもって頑張っていきたいですね。
とっとちゃん (日曜日, 05 5月 2024 14:06)
障害者雇用で看護助手という立場だが雑用や清掃をメインにやっている。
業務の中に病棟のトイレ清掃と、病室で簡易トイレを使っている患者のバケツ清掃をやっている。(便の形状や色、尿の量などを計測して記録することも業務に含まれるのでそれも大変)
トイレ清掃を本業にしてる人と比べると適当になっているのは否めないけれど、心に余裕が無い患者様が不安・不快にならないようできるだけ綺麗に掃除するのを心がけてるつもりだ。
男性でトイレ清掃をやってるの少ないから驚かれることはあるけれど、どの職種も男女関係なく尊ばれてほしい。
おおみや (日曜日, 05 5月 2024 13:41)
職場の男子トイレ清掃は当番制なところを「私がやらせていただきます」で独占して10年以上、チェックなどしていませんが女子トイレを遥かに上回る綺麗さを保っている筈です。
以前の状態は
・マニュアルで手順を決めると次第に「そこしかやらなくなる」のが人の性。
・そしてたまに上司が指摘して「はけ口として利用」。
・それが「表面の従順化」と「裏で文句」に繋がり「身分での治安維持」にも作用。それが循環していた状態。
今は
・トイレ清掃行為独占も次第に日常化し誰も気にしなくなった(それもまた観察に有効)。
・そこにあるのは妙に綺麗になっているトイレ。
・上司には「負担とやらにフォーカスして表面上で公平に当番制とすれば【やらせている感=支配感】は満たせるでしょうが、結果【綺麗な状態】はついてきませんよ。元々から持っているスペックからしてそれぞれ違うのですから、余裕がある私がこの程度をやるのは当然でしょう」で黙って頂き。
・少し前の時代にマスク圧をかけられてきたところで全く怯まずにむしろやり返せたのはこういった個も役に立っていた様です。
・男性で、運命を切り拓いている訳でも無いですけれど、【納得】の日常観です。
中学時代は
・仲間で「トイレをどこまで綺麗に清掃できるかゲーム」で競い合い異様にピカピカに。
後日
・よしりん先生の「遊びの要素を取り入れたお掃除エピソード」のお話に共感した記憶もあります。
私は決して誇りを持ってやっている訳では無く、しかし素人の私を遥かに上回る丁寧かつ繊細にお仕事されている方々には敬意を持っております。今年ももうすぐ暑さとの戦いも加わって参ります、お体を大切に。見ず知らずのどこかで、共に励みましょう。
仕事内容は違えども、滝沢さんのゴミ収集の漫画を2冊、うちの会社に勝手に置いています。あれはなかなか面白いです。
千本通り (日曜日, 05 5月 2024 12:31)
個人的には女性が活躍する場を邪魔するようなことは慎みたいし、活躍(いわゆる社会進出)を望むならそれをできる範囲で手助けしたいと思っています。
國丸 (日曜日, 05 5月 2024 10:20)
深刻な人材不足の中、企業が求人広告のキャッチコピーで、「女性活躍!」と謳う事情は理解できるので、違和感はまったく感じません。女性も清掃員も不快に思う要素がないので、その広告も企業も、失礼ではないと思います。
トイレ掃除のパートの仕事が「女性の活躍」でないというニュアンスの言葉が、公的な場で必要だったのかなー?とも思いますし、不愉快に感じるトイレ掃除のパート社員さんがいることも想像がつきます。単純に、失礼な言葉だったかもしれませんね。
さて、大切なのは、「女性活躍」の本質を突いた、現実的で建設的な議論です。以前、女性が公の場で、職業に貴賤をつけたことに対し、木蘭先生が「女性がみずから女性に対して貴賤をつけている感覚があるのではないだろうか?」と問題提起されたことに、とても興味を持っています。女性自らの感覚も疑いながらの「女性活躍」についてのお話し、とても勉強になりそうで、楽しみにしています。
新米派 (土曜日, 04 5月 2024 23:02)
まず笹幸恵先生のブログに関して、女性参入が阻まれていない便所清掃業の募集で、敢えて「女性活躍」を掲げたことの違和感を記述しただけと自分は思っています。雇用者自身が単に被雇用者を確保したいだけで、それで女性活躍が実現すると思ってもいないくせにその標語を挿入したなら、女性にも便所清掃従事員にも非礼ではないか、と。
ただし少なくとも自分は、自宅の便所清掃には慣れていても便所清掃業には詳しくありません。国・地方議員やホワイトカラー職の男女差には敏感なくせに、関心のない便所清掃業の「女性活躍」は議論対象だと思ってもみなかったので、つまり自分は職業差別者なのでしょう。
泉美木蘭先生のブログでは女性活躍と職業差別について論じています。「誰だって風俗業より弁護士になりたいはず」という決めつけに否定的な泉美先生に自分も同意します。
その一方で、少なくとも個々人の中では職業の好悪・適不適があり、その集合意識が職業の貴賤・差別を生んでいることは間違いありません。
「すべての職種・職階を平等視し、かつ女性が活躍できるように」という題目に反対する人はあまりいないでしょう。けれども実際の女性活躍議論においては、活躍に値する職種・職階とそうでない職種・職階との差別が前提となっているように思われます。
「このように職業差別が前提となっている社会認識のあり方そのものが男達の産物で、まさにそこも含めて撃滅せねば」と断じるのは簡単ですが、女性社会になったとて職業差別はなくならないのではないでしょうか。
趣味や嗜好に関して民衆の貴賤基準があるのと同様に、職業に関しても貴賤基準は存在します。しかしこれまた趣味・嗜好もそうなのですが、「その職業/趣味/嗜好に触れていない他人に、やりがいや醍醐味、哀楽など分からない」「それが社会に必要な場合もあり、また少なくとも他者に害悪はもたらしていない」などの共通点があります。これを踏まえると、内心で貴賤を分けるのは自由だけどそれを公言するのは非道徳的である場合が多いとするべきでしょう。
ただし、我々自身がそうした差別を止めよと大言する資格があるのかも疑わしいところです。先の趣味・嗜好もそうですが、よく知りもしないのに予断や偏見に基づき好き勝手に言いがちです。決めつけはよくないと良識派から聞かされても、「個人を名指ししていない」「価値の序列は当然」「コンプラ・悪平等的な言辞が豊かな表現感性を萎えさせる」などの反駁にも我々は一部共感してきたのではなかったでしょうか。
ひとまず職業差別論議を脇に置いても良いのであれば、≪女性が望むのが、世間的な貴職でも賤職でも共に認められるべきであり、性を理由に拒まれてはならない≫と、まとめ得るでしょうか。
その上で職業差別に関して自分は次のように考えます。
出身大学や旅行先や服装や血液型などなど当人なりに根拠があると思い込んでいる予断・偏見に基づく評価は少なくない、どころかそれがほぼすべてだったりします。それを自覚する以上、この判断は予断・偏見に基づいているかも知れないと断っておくこと、しかしその断りを入れれば済むわけでなく当該予断・偏見が正当なものか不断に点検すること、その上でなお他者に被差別感を抱かせる可能性があってでも表現する価値のある内容か顧みること、に配意するべきでしょう。
そうしておけば、「差別されて傷ついた」「差別じゃないけど嫌なら謝る」式の公論なき議論から脱却できるのではないでしょうか。
平井 智也 (土曜日, 04 5月 2024 20:20)
「トイレ清掃のパート募集」貼り紙の枕詞「女性活躍の時代!」、その枕詞にどのような意味が含まれているのか、どのように表題と枕詞が結びついているのか、深い意味があるのか・またはキャッチーに響くからそのフレーズを軽く拝借しただけのか・・・、「女性活躍とは何ぞや?」という思想のチャレンジに絡めた笹先生からの問題提起のひとつだと私は捉えました。
女性活躍を考える・・・これはかなり壮大であり難解なテーマですね。どのような結論に導かれるのか、とても興味があります。深い議論になるのは間違いないでしょう。
madoka (土曜日, 04 5月 2024 20:18)
#4牛乳寒天さん
わかります。わかります^_^
牛乳寒天 (土曜日, 04 5月 2024 20:02)
笹先生のブログからは差別的な印象は感じられませんでしたが、様々な職業を比較して落胆するような気持ちはとてもよくわかります。私も誰にでもできるようなパートの仕事をしているので、資格が必要なお仕事をしている方を目の当たりにすると怯みます。「仕事に貴賤なんかないよ」と思いつつも、その呪縛に囚われている自分もあります。
「女性活躍」という言葉自体、優れた選ばれし者にしか該当しないんじゃないかという引け目を勝手に感じてしまいます。日々頑張って生活していますが、自堕落で覚悟なく目先の事しかこなせてないので尚更です。モクレン先生のブログも拝見し、結局は自分自身の呪縛からいかに放たれるかが鍵になるのかな…モヤモヤは濃厚です。
せめて自分の仕事に自信を持ち、周りの方々の奮闘にも感謝しつつ健気に頑張り続けられるよう心がけます。
ゴー宣や男女問題から離れてしまいますが、マシンガンズ滝沢のゴミ清掃員の漫画から大きな励みを得ました。仕事の楽しみや学びを得る独自の目線が慧眼でした。
ひとかけら (土曜日, 04 5月 2024 16:14)
私は男性で障害者雇用で日常清掃の仕事して約10年になりますが、元上司が清掃に誇りを持って取り組む人だったので私も清掃という仕事に誇りを持ってます。
清掃は集中力が必要で設備が傷付くのでやってはいけない事も有るので大変てす。
ペーパータオルで鏡を拭いたり便座のプラスチックを拭くのも傷付けてしまいます。
中年男が清掃をしているだけで極少数ながら見下してくる輩がいますが大体男です。
職場の同僚は女性が多いですが私は尊敬してます。男性も女性も性別や職業に関わらず尊重される日本で有ってほしいです。
たけし (土曜日, 04 5月 2024 11:18)
「トイレ掃除のパート」の話は、決して笹師範のお考えの本質ではなく、もっと奥の深い見解をお持ちのはずで、26日に本質的なお話しをして下さると思います。僕は、現在、巷に溢れている「女性活躍」を、空疎な「標語」や「スローガン」としか捉えていませんが、カレーさんの言う通り、男尊女卑を根源とした「給与格差」のような問題は、本当に由々しき事だと思います。26日の議論を聞いて、仕事に活かしたいです!
あしたのジョージ (土曜日, 04 5月 2024 11:01)
私の前の職場の学校ではトイレ掃除に凄い誇りを持ってやっている年配の女性がいました。
その人の掃除は細かくて確かに凄かったと思いました。
私も今の学校で週2回トイレ掃除をしていますが、誇りを持ってやっているつもりです。
カレーさんの言われているように、納得している事は非常に大事だと思います。