≪感想文≫『王様戦隊キングオージャー』

 

投稿者:ダグドラえもんさん

 

『王様戦隊キングオージャー』も大団円の最終回を迎えてから早二か月近く、今度は『キングオージャーVSドンブラザーズ』と『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の二本立てVS戦隊映画も公開が4月26日に近付いて来ましたね(^^ゞ。

 

『王様戦隊キングオージャー』

テレ朝公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/king-ohger/

東映公式サイト:https://www.toei.co.jp/entertainment/tv/king-ohger/detail/index.html

 

ソコで、前々からちょっと思った事なんですが…この『キングオージャー』、舞台が異世界の6人の王様達の物語なだけあって、本編中の様々な国同士の問題や死生観等について、ゴー宣読者的にもめっちゃ刺さる事が多いと思うのは私だけでしょうか?

 

例えば、主人公であるシュゴッダムの王様のギラ(クワガタオージャー)が、実はシュゴッダムの王族から敵のラスボスの遺伝子を混入されて誕生した…と言う衝撃的な事実が発覚したけど、大事なのは血統ではなく王様としての国民を守るエートス(魂)と言う事で、最終的にはシュゴッダムの国民達もギラを支持し応援した…と言う事があったり、

 

また、医療の国イシャバーナの女王のヒメノ・ラン(カマキリオージャー)と狭間の国バグナラクの王様のジェラミー・ブラシエリ(スパイダークモノス)が、それぞれ「不老不死とはそんなに良いものか?」「死があるからこそ、人間は美しいもの」と言う、正にコロナのアホ騒ぎでの生命至上主義に対する、死生観を見つめ直す事…と言う事があったり、

 

更には、ラスボスとの最終決戦で、キングオージャーの6人とそれぞれの6つの王国の兵士達や国民達全員が一丸となって立ち向かい、そして最終的にはEUみたいなグローバルな超国家を目指すかと思いきや…ほぼ秒で瓦解し、結局はグローバリゼーションは否定されて、ナショナリズムによるそれぞれの国同士の文化や考えが尊重された交流や外交等で続く事になる…と言う最終回になったりな感じで、

 

他にも書きたい事は山々ありますけど、ココまで現代日本の問題にも通ずるテーマを描き切った戦隊はなかなか無いのでは…と、私は思いますし、もしかしたら『キングオージャー』の制作スタッフにゴー宣シリーズを読んでいる方もいるのでは…??と推察せざるを得なかったりもします。

 

今回はちょい長文失礼いたしましたm(__)m。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント) 

 

戦隊モノは、私の属性とは違うのですが、きっと分かる人には熱く分かるのでしょうね(`・ω・´)ゞ

 

ただ素人ながらの感想ですが、その最終回ならとても良い作品だと思いました☆

 

だって一昔前なら、国王同士が手をつないで輪になって「一つの大きな国家」が建設される、というストーリーがありがちだった気がします。

 

「グローバリズムよりインターナショナル」という価値観は健全だと思いました。

 

 

個人的には熱く語るドラえもんさんが面白かったです(笑) 


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コメント: 9
  • #9

    パワーホール (日曜日, 05 5月 2024 20:09)

    あしたのジョージさん
    そうジェットマンです。

  • #8

    あしたのジョージ (土曜日, 04 5月 2024 23:38)

    #6パワーホールさんへ
    トレンディドラマを意識した戦隊モノの作品とは、鳥人戦隊ジェットマンの事でしょうか。
    私は見たことないですが。

  • #7

    マツダイ (土曜日, 04 5月 2024 23:04)

    個人的な感想なんですが、特にキングオージャーが良いと思ったところは、歴史を、今を築いてきた死者をないがしろにしていないところなんですよね。ファンタジー的な世界観だから出来たとも言えるのですが、ハーカバーカという死者の国を現実と地続きの世界として設定したことで代々の王が、国民が繋いできた思いを受け継いで、最後には一丸となって身勝手な支配者からの独立を果たすという。戦後歴史が断絶してしまった今の日本人のように、国を守るために愛する家族を守るために散ったひょんと死んだ兵隊さんによそよそしくすることなく、歴史を受け入れて死者の思いとともに前に進んでいく物語でした。ゴー宣読者とこの国の国防に関わる仕事をしている人たちには特に観て欲しいですね。

  • #6

    パワーホール (土曜日, 04 5月 2024 22:24)

    私も数話ですが拝見しインターネットの記事を見た限り戦隊物初の架空の世界が舞台であり政治劇でもある作品ですよね。かなり昔には井上敏樹脚本でトレンディドラマを意識した作品もあったと思います。
    コロナ騒動にも触れられていますが、仮面ライダーエグゼイドでもウイルスとの共存やウイルス進化論について描かれていました。
    テレ朝もモーニングショーよりキングオージャーやエグゼイドのような作品を世に送り出すべきです。

  • #5

    ダグドラえもん (土曜日, 04 5月 2024 18:46)

    カレーさん、ご採用&コメント本当にありがとうございます~m(__)m。
    どうも、熱く語りまくりな私ッス(^^ゞ。
    そして、皆様方のコメントもありがとうございます♪私の投稿が切っ掛けで、少しでも『キングオージャー』から学べる方々が増えます様に…との願いも込めたりもします♪

  • #4

    マツダイ (土曜日, 04 5月 2024 17:50)

    アラフィフのおっさんですが、キングオージャーはアラフォーの友人に勧められて毎週視聴しておりました。スーパー戦隊のフォーマットで大河ドラマをやったのはこれが初めてじゃないかと。国家と国民のこと、王様と国民との関係性などエンタメしつつも結構重いテーマにも踏み込んでいた良い作品だと思います。個人的にはスーパー戦隊は子供が楽しむものという思い込みは捨てて大人の方も是非一度観てほしいですね。子供向けに笑いを取りにいっているようなシーンもありますが、総じて全話、捨て回無く、とても面白いですよ。

  • #3

    あしたのジョージ (土曜日, 04 5月 2024 13:46)

    #2のコメントに映画と書いてしまいましたが、毎週やっていた放送の事でしたね。
    失礼しました。m(_ _)m

  • #2

    あしたのジョージ (土曜日, 04 5月 2024 11:52)

    戦隊モノの事は最初のゴレンジャーあたりで止まってしまっているので余りわかりませんが、言いたいことはわかります。
    内容はすごくいい映画なのかもしれませんね。
    ダグドラえもんさんの熱い気持ちが感じられました。

  • #1

    佐々木 (土曜日, 04 5月 2024 11:15)

    ゴー宣で言われ続けた意見がてんこ盛りですね。
    この番組を見た子供たちが成長して、
    新たなゴー宣ファンになってくれることを
    願うばかりです。