「虎に翼」寅子怒りの演説『男か女かでふるいにかけられない社会になることを私は心から願います』

 

投稿者:ひとかけらさん

 

「虎に翼」寅子怒りの演説、祝賀会しらけるもネット喝采

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/05/10/kiji/20240502s00041000526000c.html

 

今日のNHKドラマ虎に翼の感想です。

司法試験に女性3人が合格して祝賀ムードになるところが寅子の怒りの演説が炸裂しました。以下抜粋です。

 

私たち怒ってるんです。

法改正がなされても、結局、女は不利なまま。

女は弁護士になれても裁判官や検事にはなれない。

男性と同じ試験を受けてるのにですよ。

男か女かでふるいにかけられない社会になることを私は心から願います。

いやみんなでしませんか?

 

 

男尊女卑的な考え方を持ってる人が聴いたら今回の寅子の演説は「女のくせに生意気だ」、「俺たち男が持ち上げているのだから乗っかれ」等の感想を持たれるかも知れません。

 

彼女の発言は大人げなく笑顔で言ってたら強烈な皮肉を与えられたかも知れないなと思います。

 

これから男尊女卑的な社会システムに追い詰められる可能性が有る虎に翼の女性陣には、強い心で戦って欲しいですね。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント) 

 

私も”納得”できる理由も無く「男か女かでふるいにかける社会」を変えたいと思います。

 

「みんなでしませんか?」という呼びかけも、共感します。

 


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コメント: 8
  • #8

    ねこ派 (月曜日, 13 5月 2024 13:43)

    「女は弁護士になれても裁判官や検事にはなれない」
    寅子の演説の一節ですが、これは、女性差別であると共に、弁護士を、裁判官や検事より、劣位に見ていますね。
    弁護士は女でもなれる。けれど、裁判官や検事は、男でないとなれない、ということで。 
    弁護士は在野の法曹。かたや、裁判官と検事は、国家公務員の法曹です。
    官尊民卑ですね。
    男尊女卑と官尊民卑が、重なっています。
    なので、寅子ら、司法試験合格者の女たちは、二重の差別を受けながら、ようやく法曹として生きるスタートラインに立ったわけです。
    男と比べると、めっちゃ不利です。
    男尊女卑は、国民への、明治からの西洋文化・キリスト教の多大なる影響と江戸後期からの少しずつの儒教の浸透により、恐らく明治以降、強まったものであり、いっぽう官尊民卑は、明治以前、幕藩体制時代からあったでしょうね。
    「官」の男性は、二重に女性を差別する。女性は、「官」の男性から、二重の差別を受ける。
    怒るのは、無理もありません。
    ただ当時は、本当のところ、どうだったのか?
    寅子のように、女性が怒るのは、普通だったのか?
    朝ドラは、何はともあれフィクションですから、このあたり、調査・確認が必要な気がします。

  • #7

    パワーホール (土曜日, 11 5月 2024 23:19)

    主人公のモデルである三淵さんはアメリカによる原爆投下を国際法違反と主張したそうです。大変立派な方だと思います。
    以前別のコメント欄でリカオンさんがマスクをいまだに着けている女性の方が自信がない感じがするとおっしゃっていましたが、女性が自信を持ち輝く社会にするためにも女性の脱マスクを進めていきたいですね。

  • #6

    ひとかけら (土曜日, 11 5月 2024 19:31)

    リカオンさん:#5

    見事な追い詰め方です。
    生活を人質に取られて上からの命令に従うしかないと考えてる日本人が男女を問わず多いと思います。誰でも楽して権力側に居たいのでしょうね。しかしながら、そんな心性の日本人ばかりでは最も大切な公を守れないので気合入れていきます。

  • #5

    リカオン (土曜日, 11 5月 2024 15:23)

    #4 ひとかけらさんのコメント「内心ビビっているのでは」を読んで思い出しました。

    飲み会の席で年配の同業者が、
    「今だから言うけど、自分が面接官をやっていた時上司から、女性は採用するなと言われてなんの抵抗も感じずに『はい分かりました』と機会的に落としていた。今考えると申し訳ない事をしていた」というので
    「なんですか〜!そう言う人達のせいで私達は就職で苦労したんですね〜(怒)」と私。
    「ごめんごめん(汗)。昔は良くてね。○○の依頼で少し作業しただけで結構な収入になってね〜」という○○の作業というのはたいして体力の必要もなく、その話している方も私より小柄な男性。
    「別に女性でも充分できる仕事じゃないですか〜!さてはそう言ううまい汁の既得権益を離したくなくて女性を排除してたんですね〜!」
    「ごめん〜ごめんよ〜(涙)」
    と飲み屋で大先輩を叱りつけてからかっていました。あまりしつこいのも可哀想だったので、ほどほどにしておきました。

  • #4

    ひとかけら (土曜日, 11 5月 2024 13:56)

    明治期から終戦に至るまで社会制度にも露骨な男尊女卑的な価値観が跋扈してたということでしょうね。
    そのような制度を維持しておけば男というだけで承認欲求が満たされ仕事も維持されて権力を握る事ができるなら人生安泰です。
    寅子の会見を見てて思ったのは男尊女卑的な価値観を持つ人間は内心ではビビっているのではないかと感じます。特に能力が無くて男尊女卑的な価値観に掴まろうとしてる人は世の中が変化して女性も尊重されるようになったら権力の座から引きずり降ろされる恐怖を持ってビクビクしてるのかも知れません。
    能力が有って強い女性と言えば夫婦の絆の蜜子ですね。
    虎に翼も夫婦の絆も今後楽しみです。

  • #3

    牛乳寒天 (土曜日, 11 5月 2024 07:05)

    信念こもったこのセリフ、私も皇室を彷彿しました。元気づけられましたし、ドラマにとどまらず現実に反映させたい!

  • #2

    あしたのジョージ (土曜日, 11 5月 2024 01:25)

    このシーンは、職場の昼休みに再放送で観ましたが良かったですね!  
    よく言ったと思いました。
    今でも皇位継承問題では同じような状態だと思いました。

  • #1

    リカオン (土曜日, 11 5月 2024 00:31)

    この演説を聞いた時、まず愛子様の事が頭に浮かびました。

    そして次に自分の就活の時にあからさまに女は採用しないと言われた時の事を思い出しました。今ではその分野は半数が女性ですが。多くの先人の努力のお陰で、今があり、そして今なおある差別は自分達が改善して行かねば。