≪思想≫ 母の日に欲しいものは「自分だけの時間」が最多

 

投稿者:ねこ派さん

 

毎日新聞の記事です。

 

母の日にほしいもの、最多は花ではなく…調査結果に表れた切実な願い

https://mainichi.jp/articles/20240502/k00/00m/040/267000c

 

母の日の望みは「自分だけの時間」 民間調査 育児負担重く

https://mainichi.jp/articles/20240508/ddm/012/040/067000c

 

 

私は、毎日新聞を購読しているのですが、目にしたのは、5月8日の朝刊に掲載されていたものでした。

 

「女性活躍推進法」なる法律まで施行されていて(平成27年に出来ていて、令和4年7月から改正法施行)、これまで以上に、女性に活躍する機会を与えるべし、というのが世間の風向きですが、しかし、女性が、仕事も家事も育児も、多方面でただ大忙しになるようでは、最悪、過労で参ってしまいます。

 

今は両親共働きが普通。母親も、働きに出る。

 

サラリーマンが8割以上で、それは職住分離が通常なので、子供を持つ母親の多くが、正規非正規、派遣か否かに関わらず、家の外に出て、勤務しているわけです。

 

そして家に帰ったら、炊事掃除洗濯等の家事も、幼い子供の世話といった育児も、結局、父親(夫)はあてにならず、大抵は母親(妻)がやらねばならないというのが現状です。

 

特に大変なのが、育児。

 

仕事を持つ母親は、毎日、てんてこ舞いでしょうね。

 

記事は、子供を持つ母親を対象に、ベビーシッターや家事代行サービスを運営する民間会社の行った、インターネットによるアンケート調査の集計結果を報じるものです。

 

世のお母さんが、母の日にプレゼントして欲しいのは、自分だけの時間が最多。

 

そりゃ、そうでしょう。納得です。

 

活躍活躍と求められ、それに応ずるあまり、さらに忙しくなって、自分の時間が削られ、ついに無くなってしまうのは、空しいし、悲しいでしょうに。

 

これは、一般国民の女性の話ですが、皇族の女性においても、ちゃんと自分の時間を確保してあげないと、いけないと思います。

 

公務公務が続くうえに、マスコミの好奇の目に晒されて、忙しさの中でプライバシーが保たれないようでは、心身ともに参ってしまいます。

 

基本的に、女性を大事にしない、母親を大事にしない女性活躍など、ありえません。

 

それから、現在の日本はどの分野も人手不足で、そこで女性を穴埋めの人材として、また駒として使いたいから、女性活躍が求めれれる、というのが本音なら、それは厳しく批判・検討するべきです。

 

使い捨てされるだけ、という危険性があるからです。

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント) 

 

その切実さ、メチャクチャ分かります!

 

育児中に一番欲しいモノは「自分だけの時間」です。

 

 

もちろん人それぞれ「向き不向き」はあるから、みんながそうとは言いません。

 

しかし、24時間、家にいて、たった一人で小さな子供にかかりっきりになるのは、精神的にかなりの負担になることを、私は経験から知っています。

 

 

世の中のお母さんのためになるなら、一日でも、半日でも、私がベビーシッターしてあげるけどなぁ。

 

そうは言っても、簡単に他人に預けられないですし、預けるべきでもありません。

 

 

 

「育児の負担軽減のため、地域ができること」を現在模索中です。

 

「偽善」や「上から目線」かもしれませんが、それが「公のためになる」と信じて。

 

 

 

 

 

 


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コメント: 10
  • #10

    madoka (火曜日, 14 5月 2024 22:49)

    めっちゃわかる。カーネーションいらないし、1人にして欲しい。。。^_^
    それでも、家に居た場合、思う存分、掃除洗濯ご飯用意に精を出す感じになるんですけどね。。。

  • #9

    和ナビィ (火曜日, 14 5月 2024 00:10)

    >世のお母さんが、母の日にプレゼントして欲しいのは、自分だけの時間が最多。------活躍活躍と求められ、それに応ずるあまり、さらに忙しくなって、自分の時間が削られ、ついに無くなってしまうのは、空しいし、悲しいでしょうに。(ねこ派さん)

    >「育児の負担軽減のため、地域ができること」を現在模索中です。(カレーさん)

    子育ての時期、実家の母に子供をしばらくみていてもらって(預かってもらって)、自分の時間・子連れではできないことをする時間をとっていました。頼み易かったし、安心して預けられました。
     母は「いいよ。私にお礼はいらない。お前が歳とったら次の代で(子育てしている世代に)お返ししてあげな。そういうもんだよ。」と言っていました。
     ご投稿のように「子育てしているお母さんの切実な願い・必要な時間や余裕」のためにお役に立つのはかつてそういう時期を助けてもらってきた(まだ元気な?!)バァバの世代かもしれません。身近に気楽に子供の世話を頼める人がいたらどんなに助かることでしょう。誰だって自分だけで完結なんかできようはずがありません。無理がかかりすぎます。
     「おかん、あの時はありがとう。おかんが言ってた時が来たんだね。それにしても子どもっておもしろいね、あの頃よりかわいいなって感じているような気がする。孫も近所の子供達も。」

  • #8

    あまつち (月曜日, 13 5月 2024 22:32)

    僕も始めて叔父になる時に、出産経験のある友人達に「出産して何が一番欲しい?」って聞いたら例外なく「自分の時間」と言われました。それから甥や姪に慣れて貰う為に(勿論可愛いからもあるのですが)親がいなくてもある程度はどうにかなるように、なるべく会って遊ぶ時間を作った覚えがありますね。まぁ親がいないとどうにもならん事もあったんですが。けど家が遠いとなかなか難しい所がありますね。

  • #7

    和ナビィ (月曜日, 13 5月 2024 22:09)

    田舎のバァバの午後です
    今年1年生になった孫娘の下校時間は2時半 2年生の孫も大体同じくらい
    3時過ぎる頃には家の裏の道を帰っていく子供達の声が聞こえてきます
    帰宅途中にトイレ借りに寄る子もいます、我慢して歩いて来た様子;
    しばらくすると相次いで孫達が「だだいまあー!」 
    「おかえりー 」 家は急に華やぎます

    ランドセル下ろして一休み
    今日のおやつはジャーマンポテト お皿にてんこ盛り (材料は大抵ご近所からの頂きもの)
    しばらくするとピンポーン♪ またピンポーン♪
    今日は誰かな・・・近所の子が何人か連れだって遊びに来ることも
    おやつ食べたりお茶飲んだりお喋りしたり
    (子供達の話の面白いこと。よく見て・感じ取って日々生きている・・)
    「緑のお茶々」(たけし社長・たまつゆ堂の水出し茶が子供達も好きでこう呼ぶ♪)はセルフサービス

    絵を描いたり 楽器弾いたり マンガ読んだり 秘密基地(押し入れ明け渡し;)で遊んだり
    外遊びは サッカー おにごっこ 自転車 リップスティック(捻るようにこげるスケボー)
    ブランコ 鉄棒 雲梯 穴掘り?! ・・・日が暮れる頃までまで子供の声が聞こえています
    お隣の方がご自宅前の畑を開放して 遊具まで作って下さり 
    子供達がそこでどう遊ぼうと地面に穴を掘ろうと自由にさせて下さるおかげです

    暗くなる頃には皆バイバイ 孫達も仕事を終えた親が迎えに来てお家に帰っていきます

  • #6

    しおちゃん (月曜日, 13 5月 2024 14:12)

    この記事読んで率直に父親(夫)だって自分の時間が欲しい!…って思うのは、手前味噌ですが、もしかしたらある程度は家事に協力できてる方なのかなって^^;

    小学生くらいまでは子どもが寝るまでゆっくりと自分の時間なんか取れないし、添い寝したら絶対朝までコースです( ´∀`)

  • #5

    ねこ派 (月曜日, 13 5月 2024 00:01)

    カレーせんべいさん曰く「ー24時間、家にいて、たった一人で小さな子供にかかりっきりになるー」ですが、昔は、そうじゃなかった。
    核家族ではなく、祖父母との同居が普通で、兄弟姉妹その他の親族が近くに住んでいて交流があり、近所との横のつながりもあり、サラリーマンは少数派で(NHKの朝ドラ『虎に翼』で、今、描かれているのは戦前の昭和の日本ですが、その頃、サラリーマンは就労者の20%に満たなかったのではないか。なので主人公の家庭は、父が銀行員だからサラリーマン家庭、従って当時では少数派でしょう。言われているのが、昭和の戦後にサラリーマンは増加するのですが、その増加のペースは昭和30年代には30%越え、昭和40年代には40%越え、という年代と比例するもので、平成に入って遂に80%越えに至ってしまった、と)、しかるに祖父母も兄弟姉妹その他の親族も近所も自営業者ばかりで職住近接、だから仕事と共に子育てをやっていた。
    それが普通だった。
    つまりは、共同体が機能していて、その中で母親は孤立せず、子育てをしていた。
    子供は、学校のみならず、家族・親族共同体、地域共同体の中で学んでいた。特に親や親族を見て学び、小さい頃から親の仕事を手伝い、そのまま親の職業を継ぐというのが大抵だった。
    戦後は、その束縛から、親の職業を継がなければという束縛から、子供はすっかり自由になったが、従前からの共同体はというと、全く薄っぺらいものになってしまった。
    その反面、世のお母さんの負担は、全然、減らない。
    さあ、どうするか。
    さしあたり、共同体の再構築に向けて、ゴー宣DOJOでの議論に期待しよう。

  • #4

    リカオン (日曜日, 12 5月 2024 20:54)

    子どもが幼い時、母の日や自分の誕生日の時は、家族にお願いして子どもの面倒を見てもらい、美容院に行ったり、映画を見に行ったり、買い物したりと自分の時間を作ってリフレッシュしていました。

  • #3

    古也 (日曜日, 12 5月 2024 19:14)

    お母さん方に感謝ですm(_ _)m。

  • #2

    パワーホール (日曜日, 12 5月 2024 18:53)

    女性が仕事や育児だけでなく自分の時間も持てるような仕組みが必要ですね。現在一人暮らしですので家事を自分でこなしていますが、将来結婚した際に家事の経験が役に立てればと思います。

  • #1

    おおみや (日曜日, 12 5月 2024 14:00)

    ・父の日には「某回転すし店では、お持ち帰り寿司が他の日を抑えて年間で一番多くなる」と聞いた事があります。
    ・今日は駅でも電車でもベビーカーが多かったです。幸せそうにあやすお母さんも。大ターミナルで人との接触を避けるだけでも大変な感じですが、普段の大変さを忘れるつかの間の時間としてせめてもの外食という人も多いのかな?と思って見ていました。